年下上司の愛が重すぎる!

文字の大きさ
41 / 60

38話

しおりを挟む
本能に....?
佐原の囁きが、悪魔の囁きのような甘美なものに聞こえてくる。
このまま、何も考えず快楽に委ねればどんなに楽か。

「んっ!ぁ、待て、やっぱり...ひぅっ!」

一瞬それでもいいか、と思いかけたが、再び後孔に指を当てがわれ、意識を引き戻された。
や、やっぱ無理!こんなの恥ずかしすぎるだろ...!

「往生際が悪いですよ、姫崎さん。潔く諦めてください」

「な、んで俺がっ...!んっ...」

「俺は諦めないからです」

どんな暴論だ。ふざけんなこの野郎。
蹴り飛ばしてやろうかと思ったが、その前に入れられた指がナカで蠢き、それどころではなくなってしまった。

「ぁっ!や、ぁっ!そこ、やだって...!んんっ!」

「いい、ですよね?ここ触る度にすごい締め付けて。反応もすごい可愛いです」

「なっ、んっ...!やっ、んっ、広げる、なっ...!」

いつの間にか増やされていた指が、穴を広げるようにばらばらに動く。

「広げないと俺の挿入らないでしょう?今日は全部挿れたいんで」

「んっ!?ぁ、む、無理っ...!ひっ!ぁ...っ、んんっ...!」

"全部"という言葉に耳を疑った。
あの時、あんなに苦しかったのにまだ全部入っていなかったという事実と、全部入れられたら今度こそ内臓が出てしまうんじゃないかという恐怖で思わず逃げ腰になる。

「大丈夫です。絶対痛くしないので。信じてください」

「そっ...ぅ、んっ...!ふ、ぁ...っ、んんっ...!」

そういう問題じゃない!と一蹴してやりたかったのに、圧迫感が増したせいで言葉にできず、代わりに聞きたくもない自分の鼻にかかったような声が漏れてしまう。
奥歯を噛み締めても、肉壁を擦り上げられる度に生まれる快感とともに込み上げてくる声を、我慢することができなかった。

「指、何本入ってるかわかりますか?」

「んぅっ!?ぁ、やめ...っ、わかんなっ...!んんっ...!」

ぐちゅぐちゅという音が聞こえるほどナカに埋められていた指がばらばらに動き、思考までかき混ぜられているような感覚に陥る。

「三本ですよ。...これなら俺のも全部挿入りそうですね...」

「んっ....?」

後半は独り言のように呟かれ、鈍った思考では理解できなかったが、指を引き抜かれてほっと息を吐く。
すると、佐原はおもむろに服を脱ぎ、ズボンにも手をかけた。

その様子をぼんやりと眺めていると、不意にこちらを見た佐原と目が合った。

「逃げないんですね?」

「っ!?」

嬉しそうに呟かれた言葉に、目を見開いた。

そうじゃん...!なんで逃げなかったんだよ、俺....!
これじゃあまるで次何されるか期待してるみたいじゃねえか...!

「...もし逃げるなら、今日は諦めようと思ってましたけど、遠慮はいらなさそうですね?」

「や...、ま、まて...」

意味のない事だとはわかっていても、近づいてくる佐原の肩を押す。
熱が増していく視線に耐えきれず下を向いた時、とんでもないものが目に入ってしまった。

「お、おま...、それ....」

「恥ずかしいんであんまり見ないでください...」

お前がそれを言うか!人のは散々見ておいて!
理不尽な発言にも異議を唱えたかったが、それよりもその大きさに驚いて何も言えずに口をぱくぱくと開閉させることしかできない。

いや....、....で、でかすぎだろ...!
他の奴のなんて見たことはないが、自分のものよりも一回りは大きくないか...?
あの時はそれどころではなかったのではっきりとは見ていなかったが、顔に似合わず凶悪なものを持っている。

そんな凶器じみたものを当てがわれ、慌てて止めた。

「ひぅっ!ぁ、ま、待てっ...!無理だろっ...!物理的に無理っ...!」

「大丈夫ですよ。一度挿入ったでしょう?今回はもっと解しましたし、痛くないですから」

「う、ぁ...、む、り....っ、っん、ぅ...」

ず、ず、とゆっくり押し入ってくる感覚に、気づかぬうちに佐原の肩に爪を立てていた。

「っ、姫崎さんっ....、腕、首に回してください.....」

肩に置いていた手を首の方へと誘導され、それに素直に従い、首に腕を絡めた。
何かに縋りたい気持ちになっていたとはいえ、その所為で密着度が増してしまい、両方からの熱で溶けてしまいそうだ。

「ん、ぅ、ぁ...、む、り...。も...ぬ、け.....っ」

「....っ大丈夫です。....怖くないですから、ちゃんと呼吸してください....っ」

少し苦しげな声が耳元で響き、背筋がぞくりと震える。
子供をあやすような言い方に腹が立ったが、不覚にも頭を撫でられると力が抜けた。
加えて力強く抱きしめられ、なんだか安心感のようなものまで生まれている。
この状態で安心感というのも変な話ではあるが、その表現が一番近い気がするのだ。....まぁ、そう感じたのも一瞬の事ではあったが。

「ひぅっ!ぅ、ん...あっ...、ば..か...!んんっ...、んっ、あっ...!」

「っは...、ん...、もう、少しなんで....っ」

俺の力が抜けたことで入りやすくなったのか、圧迫感が更に増した。
身体を割り開かれるような感覚から逃れたくて、必死にしがみつきながら必死に訴えるが、止まるどころかどんどん奥へと入ってくる。

どこまで入ってくるんだ、こいつは。
既にかなり苦しいのに、まだ止まってくれない。
しかも、苦しいそれだけではないのだ。あの膨らみを押し潰すように進んでいくので、動かれるだけでも快感が走る。

「ふっ....は...、全部、挿入りましたよ....っ」

「ん...は.....っさ、はら....、ん...、くる..し....っ」

「っ!...姫崎さんっ....、あんまり煽らないでくださいっ...」

お互いの顔が見えるくらい身体を離してなんとか伝えると、訳のわからない事を言われた。
今のどこに煽る要素があったのか。馬鹿な事を言ってないで早く抜け。

「ふーっ...、姫崎さん....、大丈夫ですか...?」

「んっ....、な...わけ....っ、はっ....」

大丈夫な訳ないだろ、苦しいって言ってんのに。
言いたい事の半分も言えず、圧迫感に耐える事しかできない。
大丈夫じゃない、と言ったにも関わらず、佐原は嬉しそうに笑いやがった。

「はぁ....、姫崎さんのナカ、すごい....。わかりますか....?俺の、ここまで挿入ってるの.....」

「ひぅっ!や、おす..なっ...!んんっ...」

ぐ、とお腹を押され、ただでさえ圧迫されていたのに、押されたことによって中にある佐原の存在を更に感じとってしまう。
ゴリゴリと肉壁が擦れる感覚は、何とも言えない気持ちよさがある。

熱い、苦しい、気持ちいい。

頭が馬鹿になったのかと思うほど、それしか考えられない。

「っ姫崎、さん...。顔、隠さないでください....。....動き、ますよ....っ」

「あぅっ!あ、やめっ...!んんっ...、あっ、んぅっ...!」

「可愛い....。...姫崎さん、好きです....っ」

「んんっ、う....、あっ...!んっ...く...っ」

顔を隠していた手をとられ、指先や手の甲、手のひらにまでキスを落としていく。
だが、同時に腰をゆっくり動かされ、気障きざだとか思う暇もなくなってしまった。

抜き差しされる度に中が擦れ、ぞわぞわとした快感が迫り上がってくる。
幸いまだゆっくりとした動きだが、快感が少ないわけでもなく、俺の陰茎は透明な液体を零しながら勃ち上がっていた。

「っ....姫崎さんのナカ、すごい気持ち良くてずっといたいくらいです....」

「んっ...、あ...、ばか....っ、ふ...んんっ...」

「っん...、抜くとき、すごいしがみついてきますね...っ、挿れるときより、抜くときの方が好きですか....?」

「んぁ、わ、かんなっ...!んんっ...!はっ、んっ...」

「じゃあゆっくりやってみるんで、どっちがいいか教えてください」

「は...?んんっ、ぁ、んっ...!」

訳のわからない言葉とともにゆっくりと、ぎりぎりまで陰茎を抜かれたかと思えば、今度はゆっくりと奥へと埋められる。

「っ....、わかりましたか...?」

「んんっ....、ぁっ、それ...っ、やっ...、んぅっ...」

そんな事わかるわけもなく、ただ首を横に振った。
わかるのは、どちらも気持ちいい、ということだけ。
そんな事口が裂けても言えないので、結果首を振る他なかった。

嫌だと言ったのも本当で、あまりにゆっくり動かれると陰茎の形がはっきりとわかってしまい、その上焦らされているかのような感覚になるからだ。

「...そうですか?っ...俺は抜くときの方が好きかなって思ったんですけど。だってほら..抜かないでって絡みついてくる」

「んっ....は、ぁ...やめ....んんっ....」

再び陰茎をゆっくりと引き抜かれる。
甘い疼きとともに、なぜか切なくなるような気持ちになるのはなんでだろう。

「姫崎さん可愛い....。っは...、もっと声、聞かせてください...」

「ひぅっ!?あっ、はやっ...!んぁっ!やだっ...!」

先程から耳が腐りそうな言葉ばかり並べながら、突然腰の動きを速められた。
浅いところから、膨らみの部分を突き上げるようにして最奥を穿たれる。
刺激が強くなったことで堪えきれなくなった声と、結合部からの卑猥な音が部屋に響き、耳を塞ぎたくなった。
だが、佐原に指を絡められていて、それもできない。まあ、できたとしても自分の声が強調されるだけなのだが。

「さすがに、素面だと後ろだけではイけませんかね....」

「ぁあっ!?あっ...!りょうほ、ぅんっ...!ひぁっ...!や、めっ...!」

「ぅ..わ...っ、めちゃくちゃ締まりますねっ...!」

腰の動きを止めぬまま、手で陰茎を包まれた。
細長い、自分とは違う指が上下に動く。たったそれだけで、昂った熱は爆発しそうだった。
腰がびくりと跳ね、溢れた先走りがお腹に垂れる。

「はっ...、声も可愛い....っ。...もう、イきそうですか...?っ、ナカ、すごいビクビクしてますよ....っ!」

「あっ!はなっ...!ひっ、ぁあっ!も、イく、からっ...!」

「はぁっ、ぅ、俺も...っ!一緒に、イきましょう...?」

「やだ、あっ!んぁっ!む、りっ...!ひぅ!や、あぁっ!!」

荒い息を吐きながら身体のぶつかる音が響くほど激しく腰を打ちつけ、陰茎を這っていた指はカリ首から鈴口までを強めに扱く。
正直、どちらの刺激で達したのかわからないほどどちらも気持ちよく、三度目の射精はわずかに吐き出されただけだった。
そして、殆ど同時に中に熱いものが注ぎ込まれる。

「っ、ちょ...締めすぎですって....!」

「っあ、しらなっ...!も、ぬけっ....!はっ....」

熱いものが注ぎ込まれるという慣れない感覚に、シーツを握りしめながら必死に快感が過ぎ去るのを待つ。
自分が締めつけている感覚など当然ない。
だが、余韻が長く、身体の震えが止まらないのも事実で、無意識に締めつけていたようだ。

佐原の陰茎がビクビクと脈打っているのも、硬さを取り戻しつつあるのも感じ取ってしまい、焦って佐原の腹を足で押す。
これ以上は、まずい。
力の抜けた足ではびくともしなかったが、意外にも素直に腰を引いた。

ずる、と引き抜かれる感覚ですら気持ちがいい。
閉じきらなかった口から何かが溢れ、それが佐原のものだと気づくと羞恥で顔が熱くなった。

「.....っは...、姫崎さんの照れ顔貴重ですね....」

「はっ...、う、るさいっ...!さわ、るなっ....!」

頬に伸びてきた手を払いながら腕で顔を覆う。
余韻が抜けてくると、急に睡魔が襲ってきた。
こんな状態で寝るわけにはいかないと思いつつも、身体は怠くて動けそうにないし、瞼も勝手に下りてくる。

「寝ていいですよ。後は俺が綺麗にしておくので」

耳元でそう囁かれ、俺は抗うのをやめた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

売れ残りオメガの従僕なる日々

灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才) ※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!  ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。  無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。

新年に余り物でおせちを作ったら、冷酷と噂の騎士団長様に「運命の番」だと求婚されました

水凪しおん
BL
料理人だった俺が転生したのは、男性オメガというだけで家族に虐げられる不遇の青年カイ。 新年くらいはと前世の記憶を頼りに作ったのは、この世界にはない『おせち料理』だった。 それを偶然口にしたのは、氷のように冷酷と噂される最強の騎士団長リアム。 「お前は俺の運命の番だ」 彼の屋敷に保護され、俺の作る料理が彼の心を溶かしていく。 不器用で、だけどまっすぐな愛情を注いでくれる彼と、美味しい料理で紡ぐ、甘くて温かい異世界スローライフ。

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。 ----------------------------------------- 0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

【完結】火を吐く土の国の王子は、塔から来た調査官に灼熱の愛をそそぐ

月田朋
BL
「トウヤ様、長旅お疲れのことでしょう。首尾よくなによりでございます。――とはいえ油断なされるな。決してお声を発してはなりませんぞ!」」 塔からはるばる火吐国(ひはきこく)にやってきた銀髪の美貌の調査官トウヤは、副官のザミドからの小言を背に王宮をさまよう。 塔の加護のせいで無言を貫くトウヤが王宮の浴場に案内され出会ったのは、美しくも対照的な二人の王子だった。 太陽に称される金の髪をもつニト、月に称される漆黒の髪をもつヨミであった。 トウヤは、やがて王家の秘密へと足を踏み入れる。 灼熱の王子に愛され焦がされるのは、理性か欲か。 【ぶっきらぼう王子×銀髪美人調査官】

転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした

リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。  仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!  原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!  だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。 「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」  死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?  原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に! 見どころ ・転生 ・主従  ・推しである原作悪役に溺愛される ・前世の経験と知識を活かす ・政治的な駆け引きとバトル要素(少し) ・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程) ・黒猫もふもふ 番外編では。 ・もふもふ獣人化 ・切ない裏側 ・少年時代 などなど 最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。

イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした

天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです! 元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。 持ち主は、顔面国宝の一年生。 なんで俺の写真? なんでロック画? 問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。 頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ! ☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。

処理中です...