89 / 127
第3章 淫武御前トーナメントの章
35話 翔子VS魔凜♥(憑依淫魔との和姦)
しおりを挟む
35話 翔子VS魔凜♥(憑依淫魔との和姦)
淫武御前トーナメント第3回戦・かぜチームVS魔凜チーム戦は、あまりにも呆気ない幕切れとなった。
ナツキが圧勝してそのすぐ後、オネエこと翔子が、堕落した女の表情を一片として見せることも無く燃えカスさえ残さぬ業火で十兵衛を焼き払ったのだ。
それはナツキとマーラの戦いが霞んでしまうほど一瞬で、そして鮮烈だった。
試合結果に納得がいかない魔凜は、VIPルームで龍司に直談判していた。
「翔子に報復出来るチャンスだったのよ!!!? なんなのあの筋肉しか無い若造!! つかえないじゃない!! ふざけんじゃないわよ!!! 何百年この日を夢見てきたと思ってるの!? もうこんな機会ないかも知れないのよ!!」
「確かにそうだ。翔子が大会に出るなんざぁ、誰も考えてなかった。――で、百年夢見たチャンスを自らふいにしたってか? あげく父親に弓引くってか?」
「っうぅ……」
「安牌切って勝てると思ったのか? 少なくともマーラの奴は命を張った。まぁーどっちも負けたけどなぁ。命張ったぶん翔子を手懐けたけどなぁ」
「何が言いたいのかしら……?」
「分かんないのー? 龍司様は命賭けろって言ってるんだよー? 高みの見物決め込んでいないで、刺し違いになってでも翔子を堕とせって言ってるの」
パチッ、パチッ、と龍司の爪を切っている従者と思っていた少年に、魔凜は言われたのだ。
「……マモン。あたしに指図するなんてずいぶん出世したわね、マーラ以下のクソガキの分際で」
「そうだねおばさん」
「淫魔の事情も知らなかったくせに! 誰が親かすら知らなかった分際で!」
「知らなかったくせして、今じゃマモンは淫魔の頂点に一番近くなっちまったんだよなぁ。しまいにゃ翔子を堕としちまった。淫魔が誰1人として成せなかった偉業だ」
意気投合している2人に、さらに気分を悪くさせられた魔凜は鼻で失笑した。
「ふん……、だいたい命を賭けろですって? もう試合は終わったのよ」
「それ言ったらボクも一回戦で負けたんだよねー。バケモノみたいに強い奴にぼこられて」
「ざまーないわね! 立派な淫魔の頂点ね!」
声高に罵る魔凜に、マモンは表情を変えること無く、一切動じること無く続けた。
「――でもそのあと翔子さんを好き放題に扱った。どう? 一緒に堕とさない? お互いにとって良い考えがあるんだけど?」
見た目は子どものまま、だというのに、その少年に魔凜は気圧されていた。
「なんであんたみたいな子どもと……」
「目的達成の邪魔になるなら、自尊心は捨てたほうがいいよ」
つい先日まで眼中にもなかった少年マモン。翔子を超えて大きくなったのか、魔凜はその迫力に身震いしてしまった。
小言を返せないくらいに。
「ある密約のお陰で、翔子さんはマーラの言いなりなんだ。これって魔凜の能力と相性が良すぎない? 魔凜の”憑依能力”と」
マーラ、十兵衛を従える魔凜は、己より格下の淫魔の身体に入り込んで、自身の身体として扱う能力を持っていた。そう、翔子と密約を結んで、好き放題に出来る権利を持ったマーラの身体にも入り込めるのだ。
「……フフッ…………アハハハハッ!!」
マモンから悪巧みを聞かされて、魔凜は静かな笑いを高笑いへと変えた。
「マーラに憑依して翔子さんを完全に堕としてよ」
「……その話し、乗るわ」
*****
三回戦を勝利で終えた翔子達ではあったが、魔凜チームとの戦いはまだ終わっていなかった。
勝者の権限。敗北チームへの罰ゲーム。
翔子は勝利したにもかかわらず、勝ちを譲られた理由が分からなかった。
その気持ちの悪さを残したままでは淫魔に罰を与えられなかったのである。
その緩んだ心を淫魔につけ込まれていた。
「な、に突然っ……んっ、あ、んぁ……」
勝利を譲られた真意を問いただそうと、マーラの控え室を訪れた翔子であったが、部屋の中へと引っ張り込まれて、猛獣の如き勢いで襲われたのだ。
それも、マーラの身体を乗っ取った魔凜に襲われてしまったのだ。相手が魔凜であることにさえ気付けぬままに、翔子は身体を弄られていた。
「んっ、あっ、はぁ……はぁ……」
「翔子くん。命令すれば無理やりにでも出来るんだ。口の利き方には気を付けようね」
「んっ、ぷはぁ、っ、はぁ…………分かったけど、一つだけ、教えてっな、なんでオーダーをっ、わざと負けるオーダーに…………したの?」
「命令ではなく心の底から好意を抱いてもらうために、ポイント稼ぎをしたんだよ」
――ストレートを通り超えている。口にするべきじゃないわ。大体こういうことを口にするタイプだったかしら。
人が変わったようなマーラに戸惑いながらも、翔子はキスを受け入れ愛撫を受け止めていた。
翔子はマモンに犯された後、何度も何度もマーラに抱かれた。
次の試合もほったらかしにして、翔子は淫魔に溺れ続けたのだ。
淫魔の中でもゲスに位置する姑息なマモンに汚された身体を、マーラに清めてもらいたかったのだ。
「ふ、うっ、あ……あぁ……んふっ……」
空気中に漂い始めた媚香に、吐息が乱される。1度体内に入れられた成分だけあって、馴染むのも、そして発情を思い出すのも早かった。それに肉体を武器にしたパワータイプに見えて、マーラは器用さも持ち合わせている。
抱かれに来たつもりなんて無かった。
にもかかわらず、身体はすっかり内から迸る肉欲に支配され始めている。
ブラウスは汗を吸い込んで酸味が混じってしまい、恥じらいを強めてくる。
下着を透かすほどに汗で湿ったブラウスを、ブチブチブチッ!
抵抗していないにもかかわらず、鼻息荒らげてボタンを飛ばされた。
まるで興奮を見せつけて感化させようとするかのような粗暴さで。
「っ…………あ、あはぁ♥」
感化されたつもりはない。それなのに、ストッキングを破られショーツに吸い付かれると甘えた声が漏れた。
ショーツに陰唇を浮かび上がらせるように、尖った舌先を使って鋭利に舐められて、それだけで緩やかな快感を覚えてしまう。
れろっ……れろっ……れろっ……、と上着への暴力を見せつけられた直後の、女子のような優しい舌使い。翔子は必要以上に優しさを覚えてしまっていた。
突然理知的になった愛撫に、自分だけが興奮の坩堝に取り残されてしまったような気分にさせられる。
冷静な愛撫が、己だけが発情していると強く思い込ませてくる。
「あっ、あ、あ、っふあ……あっ」
ショーツにはっきりと浮かび上がってしまった陰唇を、舌の穂先でなぞり書きされてムズムズとした疼熱が下腹全体に広がっていく。
糸引く愛液で舌の動きが早まっていく。
上るときはざらつきで、下りるときはねっとりと、ねろー……っ、ねろー……っ、と一定間隔に繰り返される。
「あっ、あ♥ っふ!? あ♥ あぁ、だ、だめよっ、だめよそれっ、あっ!」
舌の動きが一定なのに対して、翔子の身体は不安定に揺れ、愛撫がさらに苛烈になっていくと、下半身がつま先立ちでブリッヂまで始めていた。
不安定になればなるほどマーラに支えてもらっている時間が長くなり、ますます身体を委ねてしまう。
(や、やっぱり、やっぱりマーラのほうがっ、…………いい、わっ……)
初めて淫魔に犯された時、――マモンに犯された時、誰とのセックスよりも感じてしまった。
そのあとに求め合ったマーラとの情交よりもよっぽど感じてしまったのだ。
しかしそれは墓場まで持っていくつもりの話だった。
それが凄くショックだったが、今は違うと断言できる。
――マーラのほうがいいと断言できる。
膝を肩に掛けられてチュパチュパ吸われて、直接舐めて欲しくて堪らなくなっていた。巨根を捩じ込んで欲しくて堪らなくなっていた。
「も、もうっ……もうっ……」
ください、そう懇願を口にするところでジリリリリンッ、ジリリリリンッ―― 突然ベルが鳴った。
「はぁ……」
股の間に顔を埋めたまま、マーラはため息を吐いた。
「すっかり忘れていたよ。――試合で起こした謀反の後始末をしないといけなかったんだ。まさか翔子くんが来てくれるなんて思ってもいなかったからね」
翔子をベッドに横たえて突然着替えを始めるマーラに、翔子もため息をついた。
「ここまで来て途中でいなくなる男なんているのかしら? ましてや性欲魔人の淫魔なのにねぇ……」
嫌味の一つも吐いてしまう。
「仕方ないだろう? 事が事なんだ」
それを言われると黙らざるを得ない。
マーラのお陰で3回戦を突破出来た。
呼び出した相手は兄・龍司だろうか?
――分からないわね。
「待っていてくれるかな? 翔子くんの試合までには戻れると思うんだが」
「命令すれば良いのに。密約があるでしょ? 一生反故に出来ない約束が」
「そうだった。じゃあ、ワタシが戻るまでこの部屋で待っていてくれ。決して暴れたりするんじゃないぞ」
「暴れるって……。どんな女よ……」
ニヤッ、と口角を上げてマーラの肉体を乗っ取った魔凜が部屋を後にするのであった。
翔子は気付けなかったが、マーラの頭の中ではマーラと魔凜の2人が口論を繰り返していた。
『何を企んでいる!! 怒りならワタシにぶつければ良いだろう!!』
『そんな生ぬるいことで済ませるわけないでしょ? 女の本性暴いてあげる。あんたの目の前でね』
『なんだと……』
『部屋の中は催眠催淫の花粉が舞っているわねぇ、あなたが撒いたと思って不用心に吸い込み続けた毒の粉が未だにねぇ……』
『毒の粉だとっ!? あの臭いの正体はなんだ!?』
『魔界のラフレシア。花言葉は夢現。超凶悪な催淫花粉よ。ベッドの下に召喚したままだから、翔子は吸い続けるわねぇ……。あなたに待っていろって言われたせいで律儀にも吸い続けるわね。――明日にでもなれば超ド淫乱、超ド変態女の出来上がりね!!!!!』
『貴様!!!』
『ふふふっ――、喘ぎ声が聞こえてきたわねぇ……。この壁を隔てた向こうでオナニーしてるわよあの子。待ってろって言ったのにねぇ――もしかしたらもう始まっているのかも知れないけれど』
『なに!? なにが始まっている!?』
『翔子と相性の良い男の子にバトンタッチすることになってるのよ――流石にまだ始めていないかしらね。揉めているような様子もないし』
『ま、さか……』
『そのまさかよ!!! あなたにじっとしてろって言われた約束と、マモンを欲する肉欲とで板挟みにして翔子を完全にぶっ壊してあげるわ!!』
「キサマーーーーーーー!!!!!!!」
翔子を狂わせ破壊するための責めが、元凶マモンによって再開するのであった。
淫武御前トーナメント第3回戦・かぜチームVS魔凜チーム戦は、あまりにも呆気ない幕切れとなった。
ナツキが圧勝してそのすぐ後、オネエこと翔子が、堕落した女の表情を一片として見せることも無く燃えカスさえ残さぬ業火で十兵衛を焼き払ったのだ。
それはナツキとマーラの戦いが霞んでしまうほど一瞬で、そして鮮烈だった。
試合結果に納得がいかない魔凜は、VIPルームで龍司に直談判していた。
「翔子に報復出来るチャンスだったのよ!!!? なんなのあの筋肉しか無い若造!! つかえないじゃない!! ふざけんじゃないわよ!!! 何百年この日を夢見てきたと思ってるの!? もうこんな機会ないかも知れないのよ!!」
「確かにそうだ。翔子が大会に出るなんざぁ、誰も考えてなかった。――で、百年夢見たチャンスを自らふいにしたってか? あげく父親に弓引くってか?」
「っうぅ……」
「安牌切って勝てると思ったのか? 少なくともマーラの奴は命を張った。まぁーどっちも負けたけどなぁ。命張ったぶん翔子を手懐けたけどなぁ」
「何が言いたいのかしら……?」
「分かんないのー? 龍司様は命賭けろって言ってるんだよー? 高みの見物決め込んでいないで、刺し違いになってでも翔子を堕とせって言ってるの」
パチッ、パチッ、と龍司の爪を切っている従者と思っていた少年に、魔凜は言われたのだ。
「……マモン。あたしに指図するなんてずいぶん出世したわね、マーラ以下のクソガキの分際で」
「そうだねおばさん」
「淫魔の事情も知らなかったくせに! 誰が親かすら知らなかった分際で!」
「知らなかったくせして、今じゃマモンは淫魔の頂点に一番近くなっちまったんだよなぁ。しまいにゃ翔子を堕としちまった。淫魔が誰1人として成せなかった偉業だ」
意気投合している2人に、さらに気分を悪くさせられた魔凜は鼻で失笑した。
「ふん……、だいたい命を賭けろですって? もう試合は終わったのよ」
「それ言ったらボクも一回戦で負けたんだよねー。バケモノみたいに強い奴にぼこられて」
「ざまーないわね! 立派な淫魔の頂点ね!」
声高に罵る魔凜に、マモンは表情を変えること無く、一切動じること無く続けた。
「――でもそのあと翔子さんを好き放題に扱った。どう? 一緒に堕とさない? お互いにとって良い考えがあるんだけど?」
見た目は子どものまま、だというのに、その少年に魔凜は気圧されていた。
「なんであんたみたいな子どもと……」
「目的達成の邪魔になるなら、自尊心は捨てたほうがいいよ」
つい先日まで眼中にもなかった少年マモン。翔子を超えて大きくなったのか、魔凜はその迫力に身震いしてしまった。
小言を返せないくらいに。
「ある密約のお陰で、翔子さんはマーラの言いなりなんだ。これって魔凜の能力と相性が良すぎない? 魔凜の”憑依能力”と」
マーラ、十兵衛を従える魔凜は、己より格下の淫魔の身体に入り込んで、自身の身体として扱う能力を持っていた。そう、翔子と密約を結んで、好き放題に出来る権利を持ったマーラの身体にも入り込めるのだ。
「……フフッ…………アハハハハッ!!」
マモンから悪巧みを聞かされて、魔凜は静かな笑いを高笑いへと変えた。
「マーラに憑依して翔子さんを完全に堕としてよ」
「……その話し、乗るわ」
*****
三回戦を勝利で終えた翔子達ではあったが、魔凜チームとの戦いはまだ終わっていなかった。
勝者の権限。敗北チームへの罰ゲーム。
翔子は勝利したにもかかわらず、勝ちを譲られた理由が分からなかった。
その気持ちの悪さを残したままでは淫魔に罰を与えられなかったのである。
その緩んだ心を淫魔につけ込まれていた。
「な、に突然っ……んっ、あ、んぁ……」
勝利を譲られた真意を問いただそうと、マーラの控え室を訪れた翔子であったが、部屋の中へと引っ張り込まれて、猛獣の如き勢いで襲われたのだ。
それも、マーラの身体を乗っ取った魔凜に襲われてしまったのだ。相手が魔凜であることにさえ気付けぬままに、翔子は身体を弄られていた。
「んっ、あっ、はぁ……はぁ……」
「翔子くん。命令すれば無理やりにでも出来るんだ。口の利き方には気を付けようね」
「んっ、ぷはぁ、っ、はぁ…………分かったけど、一つだけ、教えてっな、なんでオーダーをっ、わざと負けるオーダーに…………したの?」
「命令ではなく心の底から好意を抱いてもらうために、ポイント稼ぎをしたんだよ」
――ストレートを通り超えている。口にするべきじゃないわ。大体こういうことを口にするタイプだったかしら。
人が変わったようなマーラに戸惑いながらも、翔子はキスを受け入れ愛撫を受け止めていた。
翔子はマモンに犯された後、何度も何度もマーラに抱かれた。
次の試合もほったらかしにして、翔子は淫魔に溺れ続けたのだ。
淫魔の中でもゲスに位置する姑息なマモンに汚された身体を、マーラに清めてもらいたかったのだ。
「ふ、うっ、あ……あぁ……んふっ……」
空気中に漂い始めた媚香に、吐息が乱される。1度体内に入れられた成分だけあって、馴染むのも、そして発情を思い出すのも早かった。それに肉体を武器にしたパワータイプに見えて、マーラは器用さも持ち合わせている。
抱かれに来たつもりなんて無かった。
にもかかわらず、身体はすっかり内から迸る肉欲に支配され始めている。
ブラウスは汗を吸い込んで酸味が混じってしまい、恥じらいを強めてくる。
下着を透かすほどに汗で湿ったブラウスを、ブチブチブチッ!
抵抗していないにもかかわらず、鼻息荒らげてボタンを飛ばされた。
まるで興奮を見せつけて感化させようとするかのような粗暴さで。
「っ…………あ、あはぁ♥」
感化されたつもりはない。それなのに、ストッキングを破られショーツに吸い付かれると甘えた声が漏れた。
ショーツに陰唇を浮かび上がらせるように、尖った舌先を使って鋭利に舐められて、それだけで緩やかな快感を覚えてしまう。
れろっ……れろっ……れろっ……、と上着への暴力を見せつけられた直後の、女子のような優しい舌使い。翔子は必要以上に優しさを覚えてしまっていた。
突然理知的になった愛撫に、自分だけが興奮の坩堝に取り残されてしまったような気分にさせられる。
冷静な愛撫が、己だけが発情していると強く思い込ませてくる。
「あっ、あ、あ、っふあ……あっ」
ショーツにはっきりと浮かび上がってしまった陰唇を、舌の穂先でなぞり書きされてムズムズとした疼熱が下腹全体に広がっていく。
糸引く愛液で舌の動きが早まっていく。
上るときはざらつきで、下りるときはねっとりと、ねろー……っ、ねろー……っ、と一定間隔に繰り返される。
「あっ、あ♥ っふ!? あ♥ あぁ、だ、だめよっ、だめよそれっ、あっ!」
舌の動きが一定なのに対して、翔子の身体は不安定に揺れ、愛撫がさらに苛烈になっていくと、下半身がつま先立ちでブリッヂまで始めていた。
不安定になればなるほどマーラに支えてもらっている時間が長くなり、ますます身体を委ねてしまう。
(や、やっぱり、やっぱりマーラのほうがっ、…………いい、わっ……)
初めて淫魔に犯された時、――マモンに犯された時、誰とのセックスよりも感じてしまった。
そのあとに求め合ったマーラとの情交よりもよっぽど感じてしまったのだ。
しかしそれは墓場まで持っていくつもりの話だった。
それが凄くショックだったが、今は違うと断言できる。
――マーラのほうがいいと断言できる。
膝を肩に掛けられてチュパチュパ吸われて、直接舐めて欲しくて堪らなくなっていた。巨根を捩じ込んで欲しくて堪らなくなっていた。
「も、もうっ……もうっ……」
ください、そう懇願を口にするところでジリリリリンッ、ジリリリリンッ―― 突然ベルが鳴った。
「はぁ……」
股の間に顔を埋めたまま、マーラはため息を吐いた。
「すっかり忘れていたよ。――試合で起こした謀反の後始末をしないといけなかったんだ。まさか翔子くんが来てくれるなんて思ってもいなかったからね」
翔子をベッドに横たえて突然着替えを始めるマーラに、翔子もため息をついた。
「ここまで来て途中でいなくなる男なんているのかしら? ましてや性欲魔人の淫魔なのにねぇ……」
嫌味の一つも吐いてしまう。
「仕方ないだろう? 事が事なんだ」
それを言われると黙らざるを得ない。
マーラのお陰で3回戦を突破出来た。
呼び出した相手は兄・龍司だろうか?
――分からないわね。
「待っていてくれるかな? 翔子くんの試合までには戻れると思うんだが」
「命令すれば良いのに。密約があるでしょ? 一生反故に出来ない約束が」
「そうだった。じゃあ、ワタシが戻るまでこの部屋で待っていてくれ。決して暴れたりするんじゃないぞ」
「暴れるって……。どんな女よ……」
ニヤッ、と口角を上げてマーラの肉体を乗っ取った魔凜が部屋を後にするのであった。
翔子は気付けなかったが、マーラの頭の中ではマーラと魔凜の2人が口論を繰り返していた。
『何を企んでいる!! 怒りならワタシにぶつければ良いだろう!!』
『そんな生ぬるいことで済ませるわけないでしょ? 女の本性暴いてあげる。あんたの目の前でね』
『なんだと……』
『部屋の中は催眠催淫の花粉が舞っているわねぇ、あなたが撒いたと思って不用心に吸い込み続けた毒の粉が未だにねぇ……』
『毒の粉だとっ!? あの臭いの正体はなんだ!?』
『魔界のラフレシア。花言葉は夢現。超凶悪な催淫花粉よ。ベッドの下に召喚したままだから、翔子は吸い続けるわねぇ……。あなたに待っていろって言われたせいで律儀にも吸い続けるわね。――明日にでもなれば超ド淫乱、超ド変態女の出来上がりね!!!!!』
『貴様!!!』
『ふふふっ――、喘ぎ声が聞こえてきたわねぇ……。この壁を隔てた向こうでオナニーしてるわよあの子。待ってろって言ったのにねぇ――もしかしたらもう始まっているのかも知れないけれど』
『なに!? なにが始まっている!?』
『翔子と相性の良い男の子にバトンタッチすることになってるのよ――流石にまだ始めていないかしらね。揉めているような様子もないし』
『ま、さか……』
『そのまさかよ!!! あなたにじっとしてろって言われた約束と、マモンを欲する肉欲とで板挟みにして翔子を完全にぶっ壊してあげるわ!!』
「キサマーーーーーーー!!!!!!!」
翔子を狂わせ破壊するための責めが、元凶マモンによって再開するのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる