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第3章 淫武御前トーナメントの章
5話 公衆面前オナニー♥
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5話 公衆面前オナニー♥
ビリィイイイイイイイイッッ!!
急になんだっ――!?
残り一体となった機械男から急接近され、ナツキはセーラー服を襟袖から破かれてしまう。すぐさまバックステップして距離を取るものの、冷や汗で背筋が震えた。
油断した訳ではない。
だからといって、今まで手を抜かれていたような様子はなかった。
突然機械男の身体能力が飛躍した。
そんな感覚を受けた。
(データーを取られたのか。――それもこんな予想さえしていない形で)
忍術、格闘術に加えて淫術。それら三つの能力を合算して弾き出されたような、不自然極まりないスピード。フォームをそのままに動く速度だけが機械的に飛躍したせいで、なおのことスピードを感じさせられた。
「どういう原理? データーを盗んでの予測っていうのが、私の仲間の見立てなんだけど明らかに違うよね?」
「小金井博士によって骨格は完成していた。しかし実践としての強靱な戦士の行動パターン、ムーブを持ち合わせてはいなかった。しかしそれらもお前達と実践を重ねることで吸収を続けている。それらの管理は全て小金井博士の持つデータバンクによって行われる。結果、ワタシは何度破壊されようともワタシたちである。ワタシたちは何度破壊されようともワタシである。ワンフォーオール、オールフォーワン」
なんだこいつ急に……。
「日本語と英語に別々な人の翻訳を使ったような不自然な訛りがあるんだけ、――――っ!?」
ツッコミを入れている最中、急接近され、ナツキは咄嗟に居合いを放つ。
ガキィイイイインッ!
鼓膜を劈く音と同時に、捉えた機械の腕が宙を舞った。
2人の身体が交錯し終えるタイミングで、――バァハンッ!
切断した腕が爆発する。が、相手は機械、致命傷にはならない。
すぐさま振り向いたナツキが上半身と下半身を両断した。
バゴオオオオオオオオンッ!!
瞬きしようものなら見逃す。
瞬きしなかったとしても観客の大半が見逃してしまう一瞬の抜刀術だった。
(ロボは壊せたっ……、はぁ……)
大破を確認するも、疲労感からナツキはコンクリートタイルに打ちつけんばかりに膝を付く。
「っく……、はぁ…………はぁ……」
息つく間もない攻防の終焉に、ドーム状の観客席が小さくどよめく。
ざわざわ……ざわざわ……と観客のぼやきがナツキ自身の呼吸音よりも大きくなっていき――
「結局ダメかよオィイイイイ!!!!」「わざわざ葉月の娘が犯されるって聞いてJブロックの予選見に来たんだぞ!!」「金返せワリャァアアアアアア!!」「オカセオエエエエエイイイイイ!!」
一斉に観客が喚き出した。
どうやらレイプショーがご所望だったようだ。500以上あるチームが各々、別々な会場に別れて予選を行っている癖して、このJブロックに観客が集まるわけだ。
観客の悲鳴とも取れる罵声に囲われる中、無傷にしか見えないナツキが、刀を杖にして立ち上がろうとする。
「あ、はぁ……は、ぁ……だ、めっ…………かっ……」
しかし、ナツキは立ち上がれなかった。
甘く、それでいて痺れるような愉悦に犯されていたのだ。
――はぁ、…………はぁ、……どの、タイミングだっ。
すれ違いざまだろうか。
腕を丸々奪いはしたものの、バイブを膣内に捩じ込まれていた。
ビーーーーーーーーーーンッ、と電気シェイバーのように高い音が身体の中心で鳴り響いている。その高音域は強烈なまでの細かい振動を意味していて、膝にまで痺れが伝ってくる。
まだ入れられたばかり、しかし感覚が鈍くなるほど細かく震えられて、膝の皿を中から擽られているようなむずむずとした痒さに襲われていた。直接バイブと触れ合う膣肉に至っては、超振動によって愛液が誘い出されてしまう。
(なんて、、、厄介な置き土産をっ……)
身体能力が逆転されていたにもかかわらず、仕留めることが出来たのは幸いだった。
しかし戦い終えたはいいが、ビーーーーンッ、と隙間なしに響く超振動が、コートから出させてくれない。
このままでは大恥をかくと思い、まずは元凶であるバイブを抜こうと股の間へと指先を向かわせた。指先にまで痺れが伝っていて、ヒクン、ヒクンと電気を流されたような痙攣に苛まれている。
なんだ、これっ、はっ……。
追い打つような事態にナツキは目を丸くさせる。
バイブには柄の部分が無く、膣の中に丁度収まってしまっていたのだ。
コルクが丸々嵌まったワインボトルのように抜くに抜けなかったのだ。
「くぅうっ、はぁ、…………はぁ…………、掴めな、ぃ……っ…………うっ」
ひそ、ひそ、と小さなざわつきがうるさく焦燥感を募らせてくる。
気にしないようにして、バイブを引き抜くことを優先させた。
「オナニーしてね?」
その声を境にして、ひそひそ声がざわざわ声に変わった。
――無視だ。見られている訳じゃない。オナニーしている訳でも無い。
思いつつも異物を抜く作業が、スカートに隠れているか、――観客席から見えていないかを確認する。いくら性に奔放的なところがあるとはいえ露出狂では無い。
大丈夫、見られていない。
しかし、抜けない。
抵抗続けるあいだも、細かい振動は強くなり続ける。
膣肉全体が細かい震えを押し返そうとして、ひくんっ、ひくんっ、とバイブを締め付け始めていた。その締め付け運動が、子宮の動きを活発にさせて、愛液を滲み出させてくる。
収縮に合わせて生じる甘い痺れに、バイブを掴むことさえ忘れそうになる。
そんな中で叫ばれた。
「おい!! マジでオナニーしてやがる! スクリーン見てみろよ!」
「え!?」
1人のギャラリーの声に、ナツキとその他ギャラリーの声がハモった。
な、なにあれ?
大き過ぎてスクリーンであると気付けなかった巨大なバックスクリーン。
試合コートを囲う四面の観客席。そのうちの一面を大胆に使った巨大スクリーンにナツキのオナニー姿がばっちり映し出されていたのだ。
「…………ど、どういうこと……っ……」
舞台のタイルの隙間に小型カメラが敷き詰められているのか、ナツキのドアップは下からのアングルだった。
女の子座りの体勢で開かれた股の間では、愛液でびちょ濡れのショーツにバイブの影が映っている。
それ以上に目を疑うのは、抜こうとしていると思っていた指が、あろうことかクリトリスを撫でていたのだ。
目だけではなく自分自身を疑ってしまう。
慌てて指を止めるも、まるでバイブが意思を持っているかのように、ぐにゆりいいいっ……、とねっとり旋回を始めたのだ。
「うぅ、はぁあっ…………あ、う…………うっ……ぅ……あっ」
ゆっくりソフトクリームが作られていくようにうねると同時に、膣壁を痺れさせていた振動がピタリ止まった。
あぅう…………うっ、あぁ、……あ……。
痺れによってどれだけ疼きと渇きがごまかされていたのかを知らされた。
止められた途端、腰がヒクヒク前後するくらいの、いても立ってもいられない疼きに襲われてしまったのだ。
それを慰めるかのように始まるねっとりとしたピストン運動。
ヌチャッ……、ヌチャッ……、と女慣れした男が膣の中を愉しむような動きを始めたのだ。
ここまでくるとバイブが意思を持っているとしか思えない。ただの玩具とは思えない。このバイブに、機械男の全てが詰まっているとしか思えなかった。
「っ、あっ、あ、あっ……あ、うっ」
そもそも居合抜きで倒せる相手の筈が無かった。
房術で戦ったのがミスだった。他に倒す術が無かったとしてもだ……。
……か、完全にっ、や、やられたっ……、――う、あっ♥
脳裏に敗北の2文字が過ったところで、疼きが強まった。
流される……。
理性が誘惑を押し返そうとするがヴィイイイイイイイインッッ……――
見計らったようにバイブが振動を強めて、子宮を裏側から震え上がらせて、理性が押し流されてしまった。
さらに深い挿入を望んでしまったナツキは、秘孔の周囲で遊泳していた指先で、膣に埋まったままのバイブの底を、グチュ……と押し込んでしまう。
「んっ、あぁ♥ すっ、…………ごっ…………♥」
屈服を示すようにバイブの刺さった尻を高く掲げる。
被虐心が新たな快感を生んで、さらなる羞恥を浴びるために股を広げてしまう。
ジュプジュプ、ジュプジュプ、うねりながらのピストンで焦らすように嬲られる。
「あっ、あ、あうっ、あ、あ、あんっ、…………うっ、あ……」
執拗でありつつも逝かせようともしない動きに苦しくなって、ナツキはコテン、と仰向いて言い逃れしようのない手淫を始めてしまう。襟元破れて開けたチャイナ服を、ピリッと更に大きく裂いて、露わにした片方の乳を揉み捏ねる。
「あ、あっい、いいっ、いっ、いいいいっ、いぃいいっ♥」
敏感突起はやっぱり気持ちよくて、1度は我慢したクリトリスへの愛撫も再開してしまう。罵る声や、嘲る声を四方八方からぶつけられるも、その野次ですら気持ちよくてオナニーを止められない。
「いっ、いくっ、……いくっ…………み、見られながらっ、たくさんの人に見られながらイクゥウウウウウウウウウウウッ!!!!」
*****
「はぁ……っ、はぁ、はぁ――――っはぁ……」
「ド変態忍者だぜ」「あぁ、……オナニー狂いのスケベくノ一だ」
淫魔なのか、忍びなのか、人間なのかさえ分からない観客の声を聞きながら、何度も手淫で果てた。凄く遠くにあっても目の中を刺すように眩しい照明を、深い余韻に浸ってぼーっと眺めていた。
(はぁ…………はぁ…………、はぁ……、やっちゃった…………、はぁ……)
――続いて風チームVS工学チームDの試合を行います。
な、にっ……?
まるでタイマー通りに動く機械がアナウンスしたように、ナツキがコートで横たわったままであることを無視したコールが流れた。
「お、……おまえはっ……」
気が動転している中、予想だにしていなかった男がコートに上がってきて、ナツキは疑問をぶつけつつ、どうにかこうにか気怠い身体を起こした。
「補欠としてぇワシがぁ直々に相手してやろうと思ってナァア……宣告通りィになはぁあ」
予選ブロック最終試合、決勝トーナメント進出を賭けた戦いは、ナツキと工学チームオーナー小金井の一騎打ちとなるのであった。
ビリィイイイイイイイイッッ!!
急になんだっ――!?
残り一体となった機械男から急接近され、ナツキはセーラー服を襟袖から破かれてしまう。すぐさまバックステップして距離を取るものの、冷や汗で背筋が震えた。
油断した訳ではない。
だからといって、今まで手を抜かれていたような様子はなかった。
突然機械男の身体能力が飛躍した。
そんな感覚を受けた。
(データーを取られたのか。――それもこんな予想さえしていない形で)
忍術、格闘術に加えて淫術。それら三つの能力を合算して弾き出されたような、不自然極まりないスピード。フォームをそのままに動く速度だけが機械的に飛躍したせいで、なおのことスピードを感じさせられた。
「どういう原理? データーを盗んでの予測っていうのが、私の仲間の見立てなんだけど明らかに違うよね?」
「小金井博士によって骨格は完成していた。しかし実践としての強靱な戦士の行動パターン、ムーブを持ち合わせてはいなかった。しかしそれらもお前達と実践を重ねることで吸収を続けている。それらの管理は全て小金井博士の持つデータバンクによって行われる。結果、ワタシは何度破壊されようともワタシたちである。ワタシたちは何度破壊されようともワタシである。ワンフォーオール、オールフォーワン」
なんだこいつ急に……。
「日本語と英語に別々な人の翻訳を使ったような不自然な訛りがあるんだけ、――――っ!?」
ツッコミを入れている最中、急接近され、ナツキは咄嗟に居合いを放つ。
ガキィイイイインッ!
鼓膜を劈く音と同時に、捉えた機械の腕が宙を舞った。
2人の身体が交錯し終えるタイミングで、――バァハンッ!
切断した腕が爆発する。が、相手は機械、致命傷にはならない。
すぐさま振り向いたナツキが上半身と下半身を両断した。
バゴオオオオオオオオンッ!!
瞬きしようものなら見逃す。
瞬きしなかったとしても観客の大半が見逃してしまう一瞬の抜刀術だった。
(ロボは壊せたっ……、はぁ……)
大破を確認するも、疲労感からナツキはコンクリートタイルに打ちつけんばかりに膝を付く。
「っく……、はぁ…………はぁ……」
息つく間もない攻防の終焉に、ドーム状の観客席が小さくどよめく。
ざわざわ……ざわざわ……と観客のぼやきがナツキ自身の呼吸音よりも大きくなっていき――
「結局ダメかよオィイイイイ!!!!」「わざわざ葉月の娘が犯されるって聞いてJブロックの予選見に来たんだぞ!!」「金返せワリャァアアアアアア!!」「オカセオエエエエエイイイイイ!!」
一斉に観客が喚き出した。
どうやらレイプショーがご所望だったようだ。500以上あるチームが各々、別々な会場に別れて予選を行っている癖して、このJブロックに観客が集まるわけだ。
観客の悲鳴とも取れる罵声に囲われる中、無傷にしか見えないナツキが、刀を杖にして立ち上がろうとする。
「あ、はぁ……は、ぁ……だ、めっ…………かっ……」
しかし、ナツキは立ち上がれなかった。
甘く、それでいて痺れるような愉悦に犯されていたのだ。
――はぁ、…………はぁ、……どの、タイミングだっ。
すれ違いざまだろうか。
腕を丸々奪いはしたものの、バイブを膣内に捩じ込まれていた。
ビーーーーーーーーーーンッ、と電気シェイバーのように高い音が身体の中心で鳴り響いている。その高音域は強烈なまでの細かい振動を意味していて、膝にまで痺れが伝ってくる。
まだ入れられたばかり、しかし感覚が鈍くなるほど細かく震えられて、膝の皿を中から擽られているようなむずむずとした痒さに襲われていた。直接バイブと触れ合う膣肉に至っては、超振動によって愛液が誘い出されてしまう。
(なんて、、、厄介な置き土産をっ……)
身体能力が逆転されていたにもかかわらず、仕留めることが出来たのは幸いだった。
しかし戦い終えたはいいが、ビーーーーンッ、と隙間なしに響く超振動が、コートから出させてくれない。
このままでは大恥をかくと思い、まずは元凶であるバイブを抜こうと股の間へと指先を向かわせた。指先にまで痺れが伝っていて、ヒクン、ヒクンと電気を流されたような痙攣に苛まれている。
なんだ、これっ、はっ……。
追い打つような事態にナツキは目を丸くさせる。
バイブには柄の部分が無く、膣の中に丁度収まってしまっていたのだ。
コルクが丸々嵌まったワインボトルのように抜くに抜けなかったのだ。
「くぅうっ、はぁ、…………はぁ…………、掴めな、ぃ……っ…………うっ」
ひそ、ひそ、と小さなざわつきがうるさく焦燥感を募らせてくる。
気にしないようにして、バイブを引き抜くことを優先させた。
「オナニーしてね?」
その声を境にして、ひそひそ声がざわざわ声に変わった。
――無視だ。見られている訳じゃない。オナニーしている訳でも無い。
思いつつも異物を抜く作業が、スカートに隠れているか、――観客席から見えていないかを確認する。いくら性に奔放的なところがあるとはいえ露出狂では無い。
大丈夫、見られていない。
しかし、抜けない。
抵抗続けるあいだも、細かい振動は強くなり続ける。
膣肉全体が細かい震えを押し返そうとして、ひくんっ、ひくんっ、とバイブを締め付け始めていた。その締め付け運動が、子宮の動きを活発にさせて、愛液を滲み出させてくる。
収縮に合わせて生じる甘い痺れに、バイブを掴むことさえ忘れそうになる。
そんな中で叫ばれた。
「おい!! マジでオナニーしてやがる! スクリーン見てみろよ!」
「え!?」
1人のギャラリーの声に、ナツキとその他ギャラリーの声がハモった。
な、なにあれ?
大き過ぎてスクリーンであると気付けなかった巨大なバックスクリーン。
試合コートを囲う四面の観客席。そのうちの一面を大胆に使った巨大スクリーンにナツキのオナニー姿がばっちり映し出されていたのだ。
「…………ど、どういうこと……っ……」
舞台のタイルの隙間に小型カメラが敷き詰められているのか、ナツキのドアップは下からのアングルだった。
女の子座りの体勢で開かれた股の間では、愛液でびちょ濡れのショーツにバイブの影が映っている。
それ以上に目を疑うのは、抜こうとしていると思っていた指が、あろうことかクリトリスを撫でていたのだ。
目だけではなく自分自身を疑ってしまう。
慌てて指を止めるも、まるでバイブが意思を持っているかのように、ぐにゆりいいいっ……、とねっとり旋回を始めたのだ。
「うぅ、はぁあっ…………あ、う…………うっ……ぅ……あっ」
ゆっくりソフトクリームが作られていくようにうねると同時に、膣壁を痺れさせていた振動がピタリ止まった。
あぅう…………うっ、あぁ、……あ……。
痺れによってどれだけ疼きと渇きがごまかされていたのかを知らされた。
止められた途端、腰がヒクヒク前後するくらいの、いても立ってもいられない疼きに襲われてしまったのだ。
それを慰めるかのように始まるねっとりとしたピストン運動。
ヌチャッ……、ヌチャッ……、と女慣れした男が膣の中を愉しむような動きを始めたのだ。
ここまでくるとバイブが意思を持っているとしか思えない。ただの玩具とは思えない。このバイブに、機械男の全てが詰まっているとしか思えなかった。
「っ、あっ、あ、あっ……あ、うっ」
そもそも居合抜きで倒せる相手の筈が無かった。
房術で戦ったのがミスだった。他に倒す術が無かったとしてもだ……。
……か、完全にっ、や、やられたっ……、――う、あっ♥
脳裏に敗北の2文字が過ったところで、疼きが強まった。
流される……。
理性が誘惑を押し返そうとするがヴィイイイイイイイインッッ……――
見計らったようにバイブが振動を強めて、子宮を裏側から震え上がらせて、理性が押し流されてしまった。
さらに深い挿入を望んでしまったナツキは、秘孔の周囲で遊泳していた指先で、膣に埋まったままのバイブの底を、グチュ……と押し込んでしまう。
「んっ、あぁ♥ すっ、…………ごっ…………♥」
屈服を示すようにバイブの刺さった尻を高く掲げる。
被虐心が新たな快感を生んで、さらなる羞恥を浴びるために股を広げてしまう。
ジュプジュプ、ジュプジュプ、うねりながらのピストンで焦らすように嬲られる。
「あっ、あ、あうっ、あ、あ、あんっ、…………うっ、あ……」
執拗でありつつも逝かせようともしない動きに苦しくなって、ナツキはコテン、と仰向いて言い逃れしようのない手淫を始めてしまう。襟元破れて開けたチャイナ服を、ピリッと更に大きく裂いて、露わにした片方の乳を揉み捏ねる。
「あ、あっい、いいっ、いっ、いいいいっ、いぃいいっ♥」
敏感突起はやっぱり気持ちよくて、1度は我慢したクリトリスへの愛撫も再開してしまう。罵る声や、嘲る声を四方八方からぶつけられるも、その野次ですら気持ちよくてオナニーを止められない。
「いっ、いくっ、……いくっ…………み、見られながらっ、たくさんの人に見られながらイクゥウウウウウウウウウウウッ!!!!」
*****
「はぁ……っ、はぁ、はぁ――――っはぁ……」
「ド変態忍者だぜ」「あぁ、……オナニー狂いのスケベくノ一だ」
淫魔なのか、忍びなのか、人間なのかさえ分からない観客の声を聞きながら、何度も手淫で果てた。凄く遠くにあっても目の中を刺すように眩しい照明を、深い余韻に浸ってぼーっと眺めていた。
(はぁ…………はぁ…………、はぁ……、やっちゃった…………、はぁ……)
――続いて風チームVS工学チームDの試合を行います。
な、にっ……?
まるでタイマー通りに動く機械がアナウンスしたように、ナツキがコートで横たわったままであることを無視したコールが流れた。
「お、……おまえはっ……」
気が動転している中、予想だにしていなかった男がコートに上がってきて、ナツキは疑問をぶつけつつ、どうにかこうにか気怠い身体を起こした。
「補欠としてぇワシがぁ直々に相手してやろうと思ってナァア……宣告通りィになはぁあ」
予選ブロック最終試合、決勝トーナメント進出を賭けた戦いは、ナツキと工学チームオーナー小金井の一騎打ちとなるのであった。
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