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怖い一面を持つ夢の魂
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「おまえか、俺の娘を誑かしている奴は」
「いやいや、誑かしているだなんて滅相もない」
三毛猫が目をギョロつかせたと思うと襟首を掴み睨みつけてきた。大きな顔が数センチのところまで近づく。驚きとともに息苦しくなっていく。
「お父様、違います。勘違いです。手を放してください。賢が死んでしまいます」
「んっ、勘違い。そうなのか」
息が、息が。ああ、ダメだ。気道が塞がれていく。頭が朦朧としてきた。早くその手を放してくれ。頼むから。心の中で懇願していたら目の前に何か跳び込んで来た。
パンだ。
危機を感じて助けに来てくれたのか。そう思ったのだが三毛猫の手であっけなく払われてしまった。人と同じ大きさの猫と普通の大きさの猫のパンでは相手にならないか。
「おい、己家。そいつの顔が真っ青になっちまったぞ。親王ともあろう者が人殺しではしめしがつかぬ。早く放してやれ」
己家親王は「すまぬ」とだけ口にすると手の力を緩まった。
酸素が待っていましたとばかりに肺に入り込み血液が脳へと到達していく。助かった。
「もうお父様の馬鹿。賢が死んでしまったら私、一生お父様を怨むところでしたわ」
「怨むだと」
「そうですわ。もしかしたら賢を追って命を捨てていたかもしれませんわよ」
「なんてことを。やっぱりこやつ娘を誑かして」
またしても首に己家親王の手が伸びてくる。今度こそ死ぬ。そう思ったのだがその手は美月によって払われていた。
「だから、私の話を聞いて。賢は悪い人じゃないの。誑かしてなんていないの。私が勝手に。あの、その」
チラチラと美月がこっちを見てきては恥ずかしそうにする。なんだか口籠ってもいる。どうしたのだろう。
「仕方がないな。吾輩が代わりに言ってやる。美月は賢に惚れてしまったのだ」
「なに、惚れただと。やっぱり誑かしたのではないか」
「待て、待て。なんでそうなる。娘の純粋な気持ちをわかってやれ。というか苦しい思いをわかってやれ。人と猫族が添い遂げることができぬことを知っているだろう」
「うむ」
己家親王は玉三郎の言葉に黙り込んでしまった。
なんだかとんでもないことになっていないか。
美月は己家親王の娘なのだろう。ということはどういうことだ。美月の叔父が玉三郎で玉三郎の兄が己家親王だろう。モンドは美月の祖父か。王族ってことか。いずれ己家親王が王位継承するはず。そういうことか。そうなったらどうなる。
美月は王女になる。
待て、待て。気軽に話していい相手じゃない。
自分なんかが一緒にいていいのか。頂点にいる者と底辺にいる者。どう考えたってここにいていい存在じゃない。
ダメだ。ここは早いところ元の世界に戻らなきゃ。画家の夢は諦めよう。
んっ、そうなると百万円で購入したあの家に住むこともできなくなるのか。権利剥奪ってことになりかねない。どうしたらいい。
今まで通り仲良くしていたほうが賢明なのではないか。
己家親王に取り入って自分の地位を高めていけば、もしかしたら大金持ちになれるかもしれない。
違う、違う。そんなこと考えてどうする。そう思いつつも頭の中では豪遊している自分の姿が浮かんでいた。
うっ。
突然、ズキリと頭が疼く。胸の当たりも締め付けられて顔を歪めた。なんだ、なにが起きた。脂汗が額に浮かび垂れてくる。拭っても、拭っても垂れてきて目に汗が入り沁みた。そうかと思うとここは冷凍庫なのかというくらい寒気を感じた。
身体を小刻みに震わせて自分の腕で自分を抱きしめる。いったいどうしたというのだろう。
あっ、あんなところにパンがいる。ピクリとも動かないがあいつまさか死んでしまったんじゃ。そう思ったところで頭に鈍痛が。
もしかしたらここに来たのは間違いだったのかもしれない。ここで自分は死ぬのかもしれない。パンとともに。
「おい、賢。どうした。顔色が悪いぞ。唇も紫色になっているじゃないか。もしかしておまえ良からぬことを考えているな。そうなら早くその考えを捨てろ」
良からぬこと。己家親王に取り入って大金持ちになるってことが良からぬことだとしたら正解だ。
そう考えた瞬間、手足に痛みが走った。
「ダメ、賢。私の顔を見て」
美月の顔がすぐそばに。あれ、美月の顔があの可愛らしい女の子の顔に見える。それなのに頬に触れた美月の手の感触は肉球のそれであった。どういうことだ。自分は幻を見ているのか。
「美月、離れるのだ」
「お父様、ごめんなさい。今だけでも許して」
己家親王はそれ以上何も言わなかった。ただ困った顔をしているのが目の端に映る。
自分はどうしたらいいのだろう。なんでこんなことに。手足の先が痺れてきた。身体が凍りついてしまいそうだ。
「賢、私を見て。私の声を聞いて」
見ている。聞いている。美月、どうすればいい。
ああ、身体が動かない。もしかしてすでに凍りついてしまったというのか。すぐそこに三途の川が見えてきそうだ。
「み、美月」
「大丈夫、私が口にしたことを繰り返し言うの。言えなければ心の中で繰り返して」
美月の言葉になんとか頷く。
「賢はここに夢を叶えに来たの。わかるわよね。『ここへ夢を叶えるために来た。画家になるために来た。有名な画家になる』そう繰り返して。私の占いでは間違いなく賢は世界に羽ばたく画家になれる。だから大丈夫。思い出してあなたの夢を」
賢は美月の言葉を心の中で繰り返した。
頬に伝わる柔らかな肉球を感じながら「自分は夢を叶える。画家になる。世界に羽ばたく画家となる」との思いを強く抱いた。
耳元でパキンとの金属音が鳴った。その音がきっかけとなり連続して金属音が響き渡る。
あっ、あたたかなものが身体中を走り抜けていく。血が巡っていく。強張っていた身体が徐々に解けていく。気づけば寒気は感じなくなっていた。胸の奥で春の日差しのようなあたたかなものを感じた。
あれ、美月がもとの猫の顔に戻っている。
錯覚だったのだろうか。ずっと猫の顔だったのだろうか。そんなことはいい。美月に自分は救われたのだ。
「美月、ありがとう」
「ふふ、私は当たり前のことをしただけ。お礼なんていらない」
ふと美月の奥に目を向けると己家親王は優しい眼差しで美月のことをみつめていた。
それにしても今のはなんだったのだろう。
本当に良からぬことを考えたせいなのか。そうだとしてもなぜそうなったのだろう。
「賢、忠告しておく。胸に抱いた夢の魂に反することを考えるとここにはいられなくなるのだ。つまり死ぬことになる。気をつけろよ」
夢の魂に反すること。
なんだか怖い。賢は胸に手を当てて息を吐く。
自分はここへ画家の夢を叶えるために来た。そういうことだ。それ以外の道はない。もちろん、そうなることを望んでいる。もう二度と変な考えはしないことにしよう。
「あっ、それと法に触れるようなことをしようとしても同じように死の道に誘われることもある。肝に銘じておけよ」
法に触れる。
それってつまり。
思わず美月を見てしまう。
これこそ気をつけなくてはいけない。
んっ、なんだ。なんかおかしい。また凍り付くのか。違う。さっきとは違う。寒さは感じない。ただ少しばかり胸の奥が疼く。
なら、なんだ。何が起きている。
嘘だろう。手が、足が、身体が小さくなっていく。
「美月、これって。どうなっているんだ」
気づけば言葉が出てこなくなっていた。頭ではわかっているのにしゃべれない。
おかしい。何かが変だ。状況がつかめず混乱していく。
美月が自分を覗き込んでいる。玉三郎と己家親王が口をポカンとあけて同じように覗き込んでいる。パンも覗き込んできてペロリと頬を嘗めてきた。
パン、生きていたのか。よかった。
うっ、身体が軋む。眉間に皺を寄せて手を伸ばす。誰が助けてくれ。
いったい自分の身体に何が起きたのだろう。助かったんじゃないのか。
「いやいや、誑かしているだなんて滅相もない」
三毛猫が目をギョロつかせたと思うと襟首を掴み睨みつけてきた。大きな顔が数センチのところまで近づく。驚きとともに息苦しくなっていく。
「お父様、違います。勘違いです。手を放してください。賢が死んでしまいます」
「んっ、勘違い。そうなのか」
息が、息が。ああ、ダメだ。気道が塞がれていく。頭が朦朧としてきた。早くその手を放してくれ。頼むから。心の中で懇願していたら目の前に何か跳び込んで来た。
パンだ。
危機を感じて助けに来てくれたのか。そう思ったのだが三毛猫の手であっけなく払われてしまった。人と同じ大きさの猫と普通の大きさの猫のパンでは相手にならないか。
「おい、己家。そいつの顔が真っ青になっちまったぞ。親王ともあろう者が人殺しではしめしがつかぬ。早く放してやれ」
己家親王は「すまぬ」とだけ口にすると手の力を緩まった。
酸素が待っていましたとばかりに肺に入り込み血液が脳へと到達していく。助かった。
「もうお父様の馬鹿。賢が死んでしまったら私、一生お父様を怨むところでしたわ」
「怨むだと」
「そうですわ。もしかしたら賢を追って命を捨てていたかもしれませんわよ」
「なんてことを。やっぱりこやつ娘を誑かして」
またしても首に己家親王の手が伸びてくる。今度こそ死ぬ。そう思ったのだがその手は美月によって払われていた。
「だから、私の話を聞いて。賢は悪い人じゃないの。誑かしてなんていないの。私が勝手に。あの、その」
チラチラと美月がこっちを見てきては恥ずかしそうにする。なんだか口籠ってもいる。どうしたのだろう。
「仕方がないな。吾輩が代わりに言ってやる。美月は賢に惚れてしまったのだ」
「なに、惚れただと。やっぱり誑かしたのではないか」
「待て、待て。なんでそうなる。娘の純粋な気持ちをわかってやれ。というか苦しい思いをわかってやれ。人と猫族が添い遂げることができぬことを知っているだろう」
「うむ」
己家親王は玉三郎の言葉に黙り込んでしまった。
なんだかとんでもないことになっていないか。
美月は己家親王の娘なのだろう。ということはどういうことだ。美月の叔父が玉三郎で玉三郎の兄が己家親王だろう。モンドは美月の祖父か。王族ってことか。いずれ己家親王が王位継承するはず。そういうことか。そうなったらどうなる。
美月は王女になる。
待て、待て。気軽に話していい相手じゃない。
自分なんかが一緒にいていいのか。頂点にいる者と底辺にいる者。どう考えたってここにいていい存在じゃない。
ダメだ。ここは早いところ元の世界に戻らなきゃ。画家の夢は諦めよう。
んっ、そうなると百万円で購入したあの家に住むこともできなくなるのか。権利剥奪ってことになりかねない。どうしたらいい。
今まで通り仲良くしていたほうが賢明なのではないか。
己家親王に取り入って自分の地位を高めていけば、もしかしたら大金持ちになれるかもしれない。
違う、違う。そんなこと考えてどうする。そう思いつつも頭の中では豪遊している自分の姿が浮かんでいた。
うっ。
突然、ズキリと頭が疼く。胸の当たりも締め付けられて顔を歪めた。なんだ、なにが起きた。脂汗が額に浮かび垂れてくる。拭っても、拭っても垂れてきて目に汗が入り沁みた。そうかと思うとここは冷凍庫なのかというくらい寒気を感じた。
身体を小刻みに震わせて自分の腕で自分を抱きしめる。いったいどうしたというのだろう。
あっ、あんなところにパンがいる。ピクリとも動かないがあいつまさか死んでしまったんじゃ。そう思ったところで頭に鈍痛が。
もしかしたらここに来たのは間違いだったのかもしれない。ここで自分は死ぬのかもしれない。パンとともに。
「おい、賢。どうした。顔色が悪いぞ。唇も紫色になっているじゃないか。もしかしておまえ良からぬことを考えているな。そうなら早くその考えを捨てろ」
良からぬこと。己家親王に取り入って大金持ちになるってことが良からぬことだとしたら正解だ。
そう考えた瞬間、手足に痛みが走った。
「ダメ、賢。私の顔を見て」
美月の顔がすぐそばに。あれ、美月の顔があの可愛らしい女の子の顔に見える。それなのに頬に触れた美月の手の感触は肉球のそれであった。どういうことだ。自分は幻を見ているのか。
「美月、離れるのだ」
「お父様、ごめんなさい。今だけでも許して」
己家親王はそれ以上何も言わなかった。ただ困った顔をしているのが目の端に映る。
自分はどうしたらいいのだろう。なんでこんなことに。手足の先が痺れてきた。身体が凍りついてしまいそうだ。
「賢、私を見て。私の声を聞いて」
見ている。聞いている。美月、どうすればいい。
ああ、身体が動かない。もしかしてすでに凍りついてしまったというのか。すぐそこに三途の川が見えてきそうだ。
「み、美月」
「大丈夫、私が口にしたことを繰り返し言うの。言えなければ心の中で繰り返して」
美月の言葉になんとか頷く。
「賢はここに夢を叶えに来たの。わかるわよね。『ここへ夢を叶えるために来た。画家になるために来た。有名な画家になる』そう繰り返して。私の占いでは間違いなく賢は世界に羽ばたく画家になれる。だから大丈夫。思い出してあなたの夢を」
賢は美月の言葉を心の中で繰り返した。
頬に伝わる柔らかな肉球を感じながら「自分は夢を叶える。画家になる。世界に羽ばたく画家となる」との思いを強く抱いた。
耳元でパキンとの金属音が鳴った。その音がきっかけとなり連続して金属音が響き渡る。
あっ、あたたかなものが身体中を走り抜けていく。血が巡っていく。強張っていた身体が徐々に解けていく。気づけば寒気は感じなくなっていた。胸の奥で春の日差しのようなあたたかなものを感じた。
あれ、美月がもとの猫の顔に戻っている。
錯覚だったのだろうか。ずっと猫の顔だったのだろうか。そんなことはいい。美月に自分は救われたのだ。
「美月、ありがとう」
「ふふ、私は当たり前のことをしただけ。お礼なんていらない」
ふと美月の奥に目を向けると己家親王は優しい眼差しで美月のことをみつめていた。
それにしても今のはなんだったのだろう。
本当に良からぬことを考えたせいなのか。そうだとしてもなぜそうなったのだろう。
「賢、忠告しておく。胸に抱いた夢の魂に反することを考えるとここにはいられなくなるのだ。つまり死ぬことになる。気をつけろよ」
夢の魂に反すること。
なんだか怖い。賢は胸に手を当てて息を吐く。
自分はここへ画家の夢を叶えるために来た。そういうことだ。それ以外の道はない。もちろん、そうなることを望んでいる。もう二度と変な考えはしないことにしよう。
「あっ、それと法に触れるようなことをしようとしても同じように死の道に誘われることもある。肝に銘じておけよ」
法に触れる。
それってつまり。
思わず美月を見てしまう。
これこそ気をつけなくてはいけない。
んっ、なんだ。なんかおかしい。また凍り付くのか。違う。さっきとは違う。寒さは感じない。ただ少しばかり胸の奥が疼く。
なら、なんだ。何が起きている。
嘘だろう。手が、足が、身体が小さくなっていく。
「美月、これって。どうなっているんだ」
気づけば言葉が出てこなくなっていた。頭ではわかっているのにしゃべれない。
おかしい。何かが変だ。状況がつかめず混乱していく。
美月が自分を覗き込んでいる。玉三郎と己家親王が口をポカンとあけて同じように覗き込んでいる。パンも覗き込んできてペロリと頬を嘗めてきた。
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