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4章

50話 神龍族

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俺は猛スピードでハネカに攻撃を仕掛ける

すると、ハネカは手を伸ばしてブレスの準備をする

俺は先程のブレスを見たせいか、とっさに避けることに成功した

しかし、背中がマグマに触れてしまう

「熱っ…火炎弾!」

俺は熱いくて動けないため、魔法で追撃を防ごうとした

するとハネカは長剣を火炎弾に振って、火炎弾を真っ二つにした

そして、その反動による炎と風により、俺は自動的に追撃される

「メガトンパンチ!!」

炎と風をメガトンパンチで跳ね返した
その代わり、腕を少し負傷した

「跳ね返すとはやるわね!」

ハネカがその跳ね返した炎と風をブレスで相殺しようとする
見事にブレスで相殺された

「旋風脚!!」

ハネカが炎と風に気を取られている間に俺は跳んで攻撃を仕掛けた

「うっ!痛いわね!」

またハネカは腕を伸ばした

しかし、俺は絶対にさせないように
追撃を入れる

「飛び膝蹴り!!」

「きゃっ!」

「後ろ回し蹴り!!」

「…」

ついに、ハネカは倒れた

俺の蹴り技を3つ連続で食らったからな…それでも意識があるのは凄い

「さて…もう動けないだろ」

「えぇ…私の負けね」

ハネカは潔く負けを認めた
そして、ゆっくり目を瞑り

「さぁ、トドメを刺しなさい」

そして、俺がトドメを刺そうとした瞬間だった

「待つのじゃーー!」

レージがこっちに走ってくる

もう総力戦は終わったのか?

「どうしたんだよ?レージ」

「こやつはこれからの優秀な戦力になるはずじゃ。仲間に引き抜かんか?」

むっ…それは言えるな。実際これからも戦いは続く訳だし

「お主さえ良ければ入らんか?」

ハネカにレージは優しく聞く

「ふふ…完璧に我々の負けね…いいわ!入りましょう!」

こうして、ハネカが仲間に加わった
心強い仲間が増えたものだな

そして、戦いを終えた俺達は基地に戻った

すると、レージが俺を呼ぶ

「ちょっとこっちに」

「んっ?どうしたんだ?」

俺がそう聞くと、レージは真剣な顔で話す

「実はな神龍族っているじゃろ?そやつらはほんとに神の使いらしい」

何!?
神様が作った龍…

俺は神様と直々にあって、話したことがある
これから神龍族と敵対するとなると、神様に対する宣戦布告…

俺は転生してもらった恩がある訳だしな
どうするべきか
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