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2章 魔族大規模襲撃編

25話 イリアード王国①

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そして、俺達は船に着いた
船はとても豪華でたくさんの人が入れる大きさだ

みんなは嬉しそうな顔で船を見上げる

「ショウタ!すげぇぞ!こんな船、初めて見るぜ!」

ショウタは目をキラキラさせている

「だよな!俺も初めて見るぜ!」

そして船に入ると、たくさんの店があり。到着までの時間を有意義に過ごした

有意義に過ごすこと3時間

「まもなく、アリアード王国に到着します」

アナウンスが流れる

「そろそろ、ゆったりモードは解除しないとな」

アナウンスが流れて、5分後くらいに
イリアード王国の港に着く

そしてアナウンスが流れる

「ここからは各自、パーティーごとにイリアード王国を回ってください。パーティー同士、ピンチになったらお互いを助け合いましょう」

「みんな!とりあえず行くぜ!」

船から降りて、まずは最初に目に入った、街に向かうことにした

「ショウタさん!ここは私に任せてください!」

「ん?」

アカネが目を閉じ、耳を澄ます

「おそらく、街には500体ほどの魔族が居ます!大魔族は居ません!」

…1つの街で500体ほどか、そうなるとイリアード王国は魔族の数がめちゃくちゃ多いんじゃないか?

「それにしても、アカネさん。索敵能力に優れているんだな」

「わたし、昔から耳がいいんです!そこに魔法をプラスして索敵ができちゃいます!」

アカネがドヤッと言う顔になる

「なるほど。頼もしいな!これからは任せるよ」

「ショウタさんのためなら!」

アカネが腕をグッとする

そして、少し走り街に到着した

奥の方で、他のパーティーは交戦をしているようだ
俺達は他のところを攻めよう

すると、魔族が100体ほど飛んでくる

「ひっひっひ、愚かな人間よ!返り討ちにしてやるわい」

魔族はいつもそうだが、かなり好戦的だな

「みんな!いつも通りに魔法を連発して援護してくれ!」

俺は身体能力強化・極を使い、魔族の真ん中に突撃する

すると……

「俺も近距離戦がメインなんだ♪援護するよ」

アキラも一緒に突撃する
どうやら、アキラは剣での攻撃がメインだな

後ろからたくさんの魔法が飛び交う

「一応、魔力の温存も考えといてくれ!」

大魔族との交戦前に魔力が切れたら元も子もないからな

シャキンシャキン

アキラがとてつもなく速い、剣さばきで魔族を無双する

「これが…イリアード王国の勇者!」

俺の出る幕は無さそうだ…

と思っていると

「人間め!これでも喰らえ!凶暴化ァ!」

魔族全員が凶暴化する

「イリアード王国の魔族は一体一体の質が高いな!」

今まで見た、魔族で凶暴化できるのは一体だけ…それが20体も発動できるのか…

俺も援護し、アキラと一緒に魔族に攻撃する

「少し、腕が痛いな…凶暴化するとやはり、体も強くなるようだな」

たまに魔族の攻撃が当たり、少し顔に傷ができる

「さすがに強いな…こうなったら!旋風脚!」

身体能力強化のおかげで普段の数倍高く跳べ、蹴りを10体ほどにヒットさせることができた

そして俺が跳んだ隙に、魔法でトドメを刺した

「よっし…これで全滅だな」

周りを見渡すと、他のパーティーもしっかりと魔族を全滅させたようだ、この街はもう大丈夫だな

「それじゃ、どんどん行こうぜぇ!」

「あの、ショウタさん!」

「ん?」

ヒカリから声を掛けらる

「あの…傷がついているので、回復しますね」

ピカァンと俺の体が光る

そして、光が無くなると俺の体から痛みが消え、傷も無くなった

「おお!ありがとう!ヒカリ!」

「いえ、当たり前です!」

この調子で他の街に向おう!
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