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プチプチ小説~えぇ、遅れてはいませんが?~

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某日はタラコ唇さんの出勤日でありました。

タ(むーーー、遅いだな、、、今何時かは分からねぇが!もぉ来てもえぇんでは?)

いつもの時間のばすを待つも、なかなか現れず。
こころなしが他の乗客もソワソワしてきたような頃。
タラコ唇さんが業を煮やしてビグホにて時間を確認しようとしたまさに!その時。

タ(あ、ばす来ただよーーー)

現れたはピッカピカの車体。

ゾロゾロ、ゾロゾロ。(いつもより多めな乗客)

なんとなく「ボク、これから頑張ります!」風な運ちゃんと「なんでも分からんことはワシに聞けぇや」風なサブ運ちゃん。

運『車体の整備(?)で現在約15分遅れの運行になります。ご了承ください』

な、なぬぅーーーーー!?そんなに遅れてんのか!!!!!?

朝の5分はどれだけ貴重か分かってんのかぁぁぁ!?(大激怒タラコ)
タラコ、今日は!「あの道具」レッスンをひっさびさに執り行おうとしているのだよ?(※まだ許可を得ていない)

それなのに、レッスンのお時間を15分も!
オラから奪っただか!?

···············まぁ、えぇか。(切り替えの早いタラコ)

とりあえず、まずは仕事場で許可をいただかねばだ。
本日は絵手紙教室の日なので、タラコは本来内職お仕事♡なのですが···

ちょおおおおおっとだけ「あの道具」レッスンに費やしちゃえ✩


~との理由でいつもよりは遅れて出勤なタラコ~

タ『おはようございます☀︎』

皆『おはようございます』

取り急ぎ木工職員殿にお許しをいただくのです。

タ『失礼します!今日、絵手紙教室は何時からですか?(一応確認)』

木『確か10時半頃ですが、「あの道具」、使いますか?(ワクワク)←タラコ脳内効果音』

タ『ハイ!お願いします!!(荒い鼻息)』

許可、得ましたえーーーーー!?(バンザイバンザイ)


どがががががががっっっ!!!

タ(うーーーーーん、コレコレ♡(ぐふふ))

タラコ唇さん、時間も取れないし、本当のところ「あの道具」の針を傷めてしまうのが恐ろしくてこれまで利用を避けていたのですが、、、(付け替えが出来ないチキンタラコ)

やっぱ!自分の作りたいモノは作りたいよねーーー?



運良く「あの道具」の針を傷めることはございませんでした!(安堵)


(オマケ)

長『タラコ唇さん、また登校拒否かとおもいましたよーーー(笑)』

タ『そう思われるとは思いましたわーーー(アッハッハー)』
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