12 / 79
プチプチ小説~ふるさと探訪~
しおりを挟む
タ親子は市内駅に到着しました。
タ母『本当に行くんか?タラコ唇』
タ『えぇ、オラ!昔の地がどうなったのかこの目で見てみてぇだよ』
タ母『ほうか、で!行くんならそこまでの私のばす代、出してくれるんやろな?』
タ『え?えぇ···(オラモカネネェダヨ)』
そこから別のばすにお乗り換えして、ばすにユラユラ約30分。そうです、若干遠いのです。
運『次は~、〇〇団地前~~~』
タ『はいぃーーーっ!(ぴんぽーーーん♪)』
降車ボタン、押下。
きょぉろきょろ。きょぉろきょろ。
タ『あそこの銀行があったとこ、なんかプラモの店に変わってるだよ』
タ母『せやな』
てこてこ、てこてこ。
辺りをキョロキョロしながら徘徊なタ親子。→とても怪しい。
タ『あそこのマンション!懐かしいだな···:あんな色やったっけ?』
タ母『あそこは塗り替えしとったやん』
タ母『あそこにあった保育園、無くなったんかいのぉ?(寂)』
タ『あ!あそこにあるやん!?』
タ母『おぉ、本当や』
てこてこ、てこてこ。
ーそして辿り着いた場所ー
タ『変わってねぇなあ···強いて言うなら、植物が無いなぁ···(シンミリ)』
タ母『お隣さんは、まだ借り手が見つからんのやなぁ』
タ母親はこの地を時々訪れていたようであります。
タ『オラ!タケモトパン屋さん(※仮名)、行きてぇだよ(フンスカ)』
タ母『しゃあねぇな』
てこてこ、てこてこ。
タ『まだ営業はしとるみてぇだな、オラ、ハンバーガーが食らいてぇだよ』
タ母『おぉ、行ってこいや』
タ『うっす!(荒い鼻息)』
ーガラガラガラッー
タ(うーーーん···品揃えが、なんか寂しくなっただな···ん?)
大好物なメロンパンとタ母親の好物であるあんぱんをちょいすしてレジに直行。が、誰もおらーーーん!ので仕方なく、
タ『すぅ~い~ませ~~~ん!(まぁまぁ大きめなヴォイス)』
のそっ。
ノーヴォイスで現れたこの店の店主らしきおじさん。
タ『お願いします!』
おじさん···お歳を召されましたなぁ···
とりあえず、気になっていた要件を尋ねる事にしました。
タ『あのっ!ハンバーガーは無くなったんですか?』
すると店主は何ともいえぬ表情を浮かべておっしゃいました。
店『今は独りでこの店しよるけんのぉ···手が回らんのや』
あれ?そういや昔は奥さんがいらしたような···←
(※軽く10年位前です)
タ『そ、そうですか···』
あれから気がつけば年月は経過していたのですね、自身のホワイトヘアーに改めて感じるのでありました。
タ母『本当に行くんか?タラコ唇』
タ『えぇ、オラ!昔の地がどうなったのかこの目で見てみてぇだよ』
タ母『ほうか、で!行くんならそこまでの私のばす代、出してくれるんやろな?』
タ『え?えぇ···(オラモカネネェダヨ)』
そこから別のばすにお乗り換えして、ばすにユラユラ約30分。そうです、若干遠いのです。
運『次は~、〇〇団地前~~~』
タ『はいぃーーーっ!(ぴんぽーーーん♪)』
降車ボタン、押下。
きょぉろきょろ。きょぉろきょろ。
タ『あそこの銀行があったとこ、なんかプラモの店に変わってるだよ』
タ母『せやな』
てこてこ、てこてこ。
辺りをキョロキョロしながら徘徊なタ親子。→とても怪しい。
タ『あそこのマンション!懐かしいだな···:あんな色やったっけ?』
タ母『あそこは塗り替えしとったやん』
タ母『あそこにあった保育園、無くなったんかいのぉ?(寂)』
タ『あ!あそこにあるやん!?』
タ母『おぉ、本当や』
てこてこ、てこてこ。
ーそして辿り着いた場所ー
タ『変わってねぇなあ···強いて言うなら、植物が無いなぁ···(シンミリ)』
タ母『お隣さんは、まだ借り手が見つからんのやなぁ』
タ母親はこの地を時々訪れていたようであります。
タ『オラ!タケモトパン屋さん(※仮名)、行きてぇだよ(フンスカ)』
タ母『しゃあねぇな』
てこてこ、てこてこ。
タ『まだ営業はしとるみてぇだな、オラ、ハンバーガーが食らいてぇだよ』
タ母『おぉ、行ってこいや』
タ『うっす!(荒い鼻息)』
ーガラガラガラッー
タ(うーーーん···品揃えが、なんか寂しくなっただな···ん?)
大好物なメロンパンとタ母親の好物であるあんぱんをちょいすしてレジに直行。が、誰もおらーーーん!ので仕方なく、
タ『すぅ~い~ませ~~~ん!(まぁまぁ大きめなヴォイス)』
のそっ。
ノーヴォイスで現れたこの店の店主らしきおじさん。
タ『お願いします!』
おじさん···お歳を召されましたなぁ···
とりあえず、気になっていた要件を尋ねる事にしました。
タ『あのっ!ハンバーガーは無くなったんですか?』
すると店主は何ともいえぬ表情を浮かべておっしゃいました。
店『今は独りでこの店しよるけんのぉ···手が回らんのや』
あれ?そういや昔は奥さんがいらしたような···←
(※軽く10年位前です)
タ『そ、そうですか···』
あれから気がつけば年月は経過していたのですね、自身のホワイトヘアーに改めて感じるのでありました。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる