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【あっここにも文字を入れられるんじゃな】
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異種族ちゃんねる
【あっここにも文字を入れられるんじゃな】
1:名無しの権兵衛
これが所謂たいとるというやつか
2:名無しの権兵衛
そんなことよりまた集合掛けた理由はなんだ
3:名無しの権兵衛
天狐の歴史を調べに来た人の子を尻尾であやすのに忙しいんじゃろ?
4:名無しの権兵衛
んなことできとらん
5:名無しの権兵衛
そもそも今はれぽーと作成とやらに励んでてあまり会えん
6:名無しの権兵衛
さびしい
7:名無しの権兵衛
ふっ
8:名無しの権兵衛
なに笑っとるんじゃ ああ?
9:名無しの権兵衛
怒るでない 血圧上がって頭の血管千切れるぞ
10:名無しの権兵衛
で 妾達を呼びつけた理由はなんだ
11:名無しの権兵衛
さっきも言ったが最近人の子が忙しくてウチに来れておらん
12:名無しの権兵衛
寂しゅうて暇なのじゃ
13:名無しの権兵衛
はぁ
14:名無しの権兵衛
だからとりあえずお主らに構って貰おうと思った
15:名無しの権兵衛
この回線?とやらを切るのはどうやってするんじゃ
16:名無しの権兵衛
電源ボタンはむやみに押してはならんと言っておったな
17:名無しの権兵衛
逃がさんぞ
18:名無しの権兵衛
たとえこの絡繰り通信をやめたとしても神通力でひたすら念話を送り続けてやる
19:名無しの権兵衛
なんて迷惑な奴なのじゃ
20:名無しの権兵衛
そもそも儂は天狐ぞ 位が高いんじゃぞ
21:名無しの権兵衛
上の者を敬え 機嫌を取れ
22:名無しの権兵衛
これが噂に聞くぱわはらか
23:名無しの権兵衛
人の子の社会も大変なのじゃな 悲しい
24:名無しの権兵衛
で なんぞないか 近頃醜態を晒した話なぞ持っておらんのか
25:名無しの権兵衛
お主じゃあるまいしそうそうあるか
26:名無しの権兵衛
最近なら 寺子屋の童達が妾を訪ねてきてくれた時の話ができるぞ
27:名無しの権兵衛
えっ
28:名無しの権兵衛
は?何故そうなった?
29:名無しの権兵衛
先日西方の国で異種族交流なんたらの御触れが出たとかなんかあっただろう
30:名無しの権兵衛
聞いたような聞いてないような
31:名無しの権兵衛
なんぞこの国のお偉いさまも真似しようだかなんだかの話になってな
32:名無しの権兵衛
寺子屋の教えに異種族交流が組まれて妾が童達の相手をする事となった
33:名無しの権兵衛
代われ
34:名無しの権兵衛
滅相もない 上の方に雑務を押し付けることなぞできませぬ
35:名無しの権兵衛
畜生めが敬い方がわざとらしいんじゃよ
36:名無しの権兵衛
それよりそんな話耳にしておらんぞ
37:名無しの権兵衛
知らないが 山に籠るお主の所までは童達の脚ではきつかろうと判断されたんだろう
38:名無しの権兵衛
畜生めが
39:名無しの権兵衛
童達はまぁ 愛らしかったな
40:名無しの権兵衛
近頃は飯の事情もようなったらしく皆ぷくぷくしておった
41:名無しの権兵衛
はきはきした声で挨拶もしてくれてなぁ
42:名無しの権兵衛
おや~可愛らしい お菓子あげちゃう
43:名無しの権兵衛
とっときの羊羹食べさせたい
44:名無しの権兵衛
一番上等な巫女装束を引っ張り出した甲斐あっての 見惚れてくれた童達もまぁまぁおったわ
45:名無しの権兵衛
なんじゃお前もはだけさせて色香を出したのか
46:名無しの権兵衛
んなことしとらん品の無い
47:名無しの権兵衛
そら童相手じゃし そもそも引率の先生おるじゃろうしな
48:名無しの権兵衛
ああそうか 先生おったらそりゃあ無理じゃな
49:名無しの権兵衛
先生おらんだら妾が色気を出していたかのような物言いはやめろ
50:名無しの権兵衛
でもなぁ憧れるのぉ
51:名無しの権兵衛
幼き日に見た妖しい魅力のお狐様 その美貌に取り憑かれた童がたどたどしい言葉で婚姻を求める話は鉄板じゃな
52:名無しの権兵衛
そなたが立派に成長すればまた考えよう 少し困った顔のお狐様はそう言うんじゃ
53:名無しの権兵衛
月日を経て青年となった人の子は思い出を手繰りあの神社に再び訪れる
54:名無しの権兵衛
しかし時間の流れは残酷 寂れた神社からは何の気配も見られなかった
55:名無しの権兵衛
諦めて帰ろうとした その時
56:名無しの権兵衛
おや こんな寂しい場所に来てどうしたのかえ
57:名無しの権兵衛
そこから始まる らぶ・ろまんす
58:名無しの権兵衛
あ~いいのう
59:名無しの権兵衛
絵巻の読み過ぎだろう
60:名無しの権兵衛
喧しい
61:名無しの権兵衛
というかそういうことは無かったんか いやあるわけないな
62:名無しの権兵衛
いや その あー
63:名無しの権兵衛
え?
64:名無しの権兵衛
え あったんか?
65:名無しの権兵衛
その 交流の終わり際に折り紙の花を持ってもじもじと近づいてきた童がおってな
66:名無しの権兵衛
いつ作ったのかは知らんが上手く折れておったから自慢しに来たのかと思っておったら
67:名無しの権兵衛
「お、大きくなったらけっこんしてください」と小さな声で囁かれた
68:名無しの権兵衛
おやおやおや
69:名無しの権兵衛
一張羅引っ張り出した甲斐があったではないか
70:名無しの権兵衛
で どう返してやったのじゃ
71:名無しの権兵衛
あんま覚えとらん
72:名無しの権兵衛
は?
73:名無しの権兵衛
気がついたら童を抱えて本殿の奥におった
74:名無しの権兵衛
童は黒紋付羽織袴を着てきょとんとしておった
75:名無しの権兵衛
なにしとんじゃお主
76:名無しの権兵衛
先生にはしっかり怒られた
77:名無しの権兵衛
自分の子孫みたいな歳の子からがっつり説教をもらうでない
78:名無しの権兵衛
交流が目的であったのに溝が深まっておらんかこれ
【あっここにも文字を入れられるんじゃな】
1:名無しの権兵衛
これが所謂たいとるというやつか
2:名無しの権兵衛
そんなことよりまた集合掛けた理由はなんだ
3:名無しの権兵衛
天狐の歴史を調べに来た人の子を尻尾であやすのに忙しいんじゃろ?
4:名無しの権兵衛
んなことできとらん
5:名無しの権兵衛
そもそも今はれぽーと作成とやらに励んでてあまり会えん
6:名無しの権兵衛
さびしい
7:名無しの権兵衛
ふっ
8:名無しの権兵衛
なに笑っとるんじゃ ああ?
9:名無しの権兵衛
怒るでない 血圧上がって頭の血管千切れるぞ
10:名無しの権兵衛
で 妾達を呼びつけた理由はなんだ
11:名無しの権兵衛
さっきも言ったが最近人の子が忙しくてウチに来れておらん
12:名無しの権兵衛
寂しゅうて暇なのじゃ
13:名無しの権兵衛
はぁ
14:名無しの権兵衛
だからとりあえずお主らに構って貰おうと思った
15:名無しの権兵衛
この回線?とやらを切るのはどうやってするんじゃ
16:名無しの権兵衛
電源ボタンはむやみに押してはならんと言っておったな
17:名無しの権兵衛
逃がさんぞ
18:名無しの権兵衛
たとえこの絡繰り通信をやめたとしても神通力でひたすら念話を送り続けてやる
19:名無しの権兵衛
なんて迷惑な奴なのじゃ
20:名無しの権兵衛
そもそも儂は天狐ぞ 位が高いんじゃぞ
21:名無しの権兵衛
上の者を敬え 機嫌を取れ
22:名無しの権兵衛
これが噂に聞くぱわはらか
23:名無しの権兵衛
人の子の社会も大変なのじゃな 悲しい
24:名無しの権兵衛
で なんぞないか 近頃醜態を晒した話なぞ持っておらんのか
25:名無しの権兵衛
お主じゃあるまいしそうそうあるか
26:名無しの権兵衛
最近なら 寺子屋の童達が妾を訪ねてきてくれた時の話ができるぞ
27:名無しの権兵衛
えっ
28:名無しの権兵衛
は?何故そうなった?
29:名無しの権兵衛
先日西方の国で異種族交流なんたらの御触れが出たとかなんかあっただろう
30:名無しの権兵衛
聞いたような聞いてないような
31:名無しの権兵衛
なんぞこの国のお偉いさまも真似しようだかなんだかの話になってな
32:名無しの権兵衛
寺子屋の教えに異種族交流が組まれて妾が童達の相手をする事となった
33:名無しの権兵衛
代われ
34:名無しの権兵衛
滅相もない 上の方に雑務を押し付けることなぞできませぬ
35:名無しの権兵衛
畜生めが敬い方がわざとらしいんじゃよ
36:名無しの権兵衛
それよりそんな話耳にしておらんぞ
37:名無しの権兵衛
知らないが 山に籠るお主の所までは童達の脚ではきつかろうと判断されたんだろう
38:名無しの権兵衛
畜生めが
39:名無しの権兵衛
童達はまぁ 愛らしかったな
40:名無しの権兵衛
近頃は飯の事情もようなったらしく皆ぷくぷくしておった
41:名無しの権兵衛
はきはきした声で挨拶もしてくれてなぁ
42:名無しの権兵衛
おや~可愛らしい お菓子あげちゃう
43:名無しの権兵衛
とっときの羊羹食べさせたい
44:名無しの権兵衛
一番上等な巫女装束を引っ張り出した甲斐あっての 見惚れてくれた童達もまぁまぁおったわ
45:名無しの権兵衛
なんじゃお前もはだけさせて色香を出したのか
46:名無しの権兵衛
んなことしとらん品の無い
47:名無しの権兵衛
そら童相手じゃし そもそも引率の先生おるじゃろうしな
48:名無しの権兵衛
ああそうか 先生おったらそりゃあ無理じゃな
49:名無しの権兵衛
先生おらんだら妾が色気を出していたかのような物言いはやめろ
50:名無しの権兵衛
でもなぁ憧れるのぉ
51:名無しの権兵衛
幼き日に見た妖しい魅力のお狐様 その美貌に取り憑かれた童がたどたどしい言葉で婚姻を求める話は鉄板じゃな
52:名無しの権兵衛
そなたが立派に成長すればまた考えよう 少し困った顔のお狐様はそう言うんじゃ
53:名無しの権兵衛
月日を経て青年となった人の子は思い出を手繰りあの神社に再び訪れる
54:名無しの権兵衛
しかし時間の流れは残酷 寂れた神社からは何の気配も見られなかった
55:名無しの権兵衛
諦めて帰ろうとした その時
56:名無しの権兵衛
おや こんな寂しい場所に来てどうしたのかえ
57:名無しの権兵衛
そこから始まる らぶ・ろまんす
58:名無しの権兵衛
あ~いいのう
59:名無しの権兵衛
絵巻の読み過ぎだろう
60:名無しの権兵衛
喧しい
61:名無しの権兵衛
というかそういうことは無かったんか いやあるわけないな
62:名無しの権兵衛
いや その あー
63:名無しの権兵衛
え?
64:名無しの権兵衛
え あったんか?
65:名無しの権兵衛
その 交流の終わり際に折り紙の花を持ってもじもじと近づいてきた童がおってな
66:名無しの権兵衛
いつ作ったのかは知らんが上手く折れておったから自慢しに来たのかと思っておったら
67:名無しの権兵衛
「お、大きくなったらけっこんしてください」と小さな声で囁かれた
68:名無しの権兵衛
おやおやおや
69:名無しの権兵衛
一張羅引っ張り出した甲斐があったではないか
70:名無しの権兵衛
で どう返してやったのじゃ
71:名無しの権兵衛
あんま覚えとらん
72:名無しの権兵衛
は?
73:名無しの権兵衛
気がついたら童を抱えて本殿の奥におった
74:名無しの権兵衛
童は黒紋付羽織袴を着てきょとんとしておった
75:名無しの権兵衛
なにしとんじゃお主
76:名無しの権兵衛
先生にはしっかり怒られた
77:名無しの権兵衛
自分の子孫みたいな歳の子からがっつり説教をもらうでない
78:名無しの権兵衛
交流が目的であったのに溝が深まっておらんかこれ
応援ありがとうございます!
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