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6ー1 婚約破棄
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「フローレイン公爵令嬢との婚約を白紙にしたい」
フローレイン嬢が15歳になり、晴れて4月の王立魔術学校の高等部に入学した時。入学式後に開かれたパーティーの席上だった。
挨拶で壇上に上がった婚約者のアンドレ第二王太子から発せられた一言が、フローレインの心をどん底へと突き落としたのだ。
ここは王宮の大広間で、学友たちも招かれていた。これから新しい学生生活が始まると心浮き立つ中での、この王子の発言に一斉に会場中でざわめきが起きる。
栗色の豊かな髪の房をはぶしい金の花飾りでまとめて、水色のロングドレス姿の美しすぎるご令嬢。片膝をついて、すまし顔で小首をかしげる。余裕げに、唇に笑みをたたえてはいたが、扇を持つ指はかすかに震えていた。
「あの、殿下……どうしてです? わたくしになにか過失でも?」
「過失? ふん。まだ、分からないのか。ぼくの気持ちが!」
(殿下のお気持ち?)
「……お前といると、息苦しいのだ。いつも、お前に見張られている気分だ。中等部の頃から、違和感を感じてはいたがな」
中等部とは、12歳から14歳までの生徒たちのことを指す。大抵の公爵子息、令嬢であれば入学が可能である。
アンドレ王太子とフローレインは、7歳から両家の取り決めで婚約していたので、高等部を卒業した18歳になれば、正式に結婚するのが筋だ。
その将来のために、フローレインは誰よりも勉学に励み、成績はいつも上位にいた。学問の中で一番重視されている魔法術では1位の座を譲らない。
しかも、王妃として相応しい礼儀や立ち振る舞いにも、人一倍励み、特にピアノの演奏ではプロ顔負けの技量がある。
器量も良く、中肉中背の整った体型に賢そうな鋭い瞳。尖った鼻と、ピンク色の小さな唇と申し分ない。
これだけの努力をしてきた、申し分ない、完璧な王妃候補なのだ。
(それなのに、殿下はわたくしに見張られていると?)
確かに、フローレインに比べて、アンドレ王太子は背が低く、小太りで、容姿も成績も平凡だ。会話をする時は、いつも、見下すような視線になる。
しかも、どうしてもフローレインの目つきは鋭いので、睨みつけているような印象を与えてしまう。
一方、将来の国王になる第一王太子は、見た目は変わらないが性格は穏やかで、武道にもすぐれていて、すこぶる評判がよい。
(確かに、お兄様やわたくしに、劣等感を感じていたかもしれないわ。中等部時代は、男爵令嬢のマリアンヌ嬢とよくお話して、わたくしには距離を置かれていたし……)
フローレインは、片膝をつき頭を垂れる。
「殿下。もし、わたしの振る舞いで気に障るのでしたら、お直します。ぜひ、おっしゃってください……」
アンドレ王太子は、フローレインの方に近づいて、冷徹な口調で言い放つ。
「そういう問題ではない。直す、 直さないと言うような話ではない。簡単に言えば、性格の不一致だ。つまり、いくら努力してもお前には無駄だということだ」
「……無駄。努力しても、わたくしでは駄目」
(わたくしの存在自体が必要ないということ?)
フローレインはそのまま金縛りになったように、動けない。
「マリアンヌ男爵令嬢、こっちへ来てくれ」
会場の隅にたたずんでいた、背が低い小柄な少女が、身を縮めながら、アンドレ王太子の前に歩み寄る。
マリアンヌ嬢は、フローレインには中等部から共に同じ教室で学び、普段通り仲良く付き合っていた友人である。だがゆえに、彼女のショックは計り知れない。
可愛らしいグリーンのロングドレスを身に纏ったマリアンヌ嬢は、美人とは言えないが、丸っこい顔つきと、垂れ目の瞳がなんとも愛らしい。
アンドレ王太子は、マリアンヌを自身の肩に引き寄せて、
「ぼくは、マリアンヌ嬢と婚約をする」
(わたくしの知らないところで、二人は付き合っていたのね……)
フローレインは、泣けない。本来なら、悔しさと悲しみの涙が、頬を伝って、床のカーペットをぬらしていくはず。けれど、どんな辛く苦しいときでも泣くなと、王妃教育で指導されていた。
しかし、心中を察したマリアンヌはアンドレ王太子の側から離れて、目の前でひれ伏すフローレインに歩み寄る。
「……フローレイン様、こんなことになって、ごめんなさい」
「……構わないでくださいませ! 浮気者」
感情的になったフローレインは反射的に、マリアンヌを手で振り払い、暴言まで飛び出した。
「い、痛いっ!」
マリアンヌは顔をしかめて、床に倒れこんだ。
「フローレイン! なんてことをするんだ。浮気者だとは、淑女としてあるまじき言葉。今すぐマリアンヌ嬢に謝れ」
アンドレ王太子は、マリアンヌに駈け寄り、彼女を庇うように身をかがめながら、フローレインをにらんだ。
なにやら、会場の中から、囁き声が聞こえてくる。
「アンドレ王太子様のご判断は、正しいわ」
「フローレイン様って、冷たい印象だけど、やっぱり、冷徹な方ね」
「完璧な王妃様ぶって。なれなくて、いい気味」
フローレインは、冷たい視線にさらされるのに耐えかねて、くるりと背を向け、一目散に会場の出口へと向かって走り抜けていった。
フローレイン嬢が15歳になり、晴れて4月の王立魔術学校の高等部に入学した時。入学式後に開かれたパーティーの席上だった。
挨拶で壇上に上がった婚約者のアンドレ第二王太子から発せられた一言が、フローレインの心をどん底へと突き落としたのだ。
ここは王宮の大広間で、学友たちも招かれていた。これから新しい学生生活が始まると心浮き立つ中での、この王子の発言に一斉に会場中でざわめきが起きる。
栗色の豊かな髪の房をはぶしい金の花飾りでまとめて、水色のロングドレス姿の美しすぎるご令嬢。片膝をついて、すまし顔で小首をかしげる。余裕げに、唇に笑みをたたえてはいたが、扇を持つ指はかすかに震えていた。
「あの、殿下……どうしてです? わたくしになにか過失でも?」
「過失? ふん。まだ、分からないのか。ぼくの気持ちが!」
(殿下のお気持ち?)
「……お前といると、息苦しいのだ。いつも、お前に見張られている気分だ。中等部の頃から、違和感を感じてはいたがな」
中等部とは、12歳から14歳までの生徒たちのことを指す。大抵の公爵子息、令嬢であれば入学が可能である。
アンドレ王太子とフローレインは、7歳から両家の取り決めで婚約していたので、高等部を卒業した18歳になれば、正式に結婚するのが筋だ。
その将来のために、フローレインは誰よりも勉学に励み、成績はいつも上位にいた。学問の中で一番重視されている魔法術では1位の座を譲らない。
しかも、王妃として相応しい礼儀や立ち振る舞いにも、人一倍励み、特にピアノの演奏ではプロ顔負けの技量がある。
器量も良く、中肉中背の整った体型に賢そうな鋭い瞳。尖った鼻と、ピンク色の小さな唇と申し分ない。
これだけの努力をしてきた、申し分ない、完璧な王妃候補なのだ。
(それなのに、殿下はわたくしに見張られていると?)
確かに、フローレインに比べて、アンドレ王太子は背が低く、小太りで、容姿も成績も平凡だ。会話をする時は、いつも、見下すような視線になる。
しかも、どうしてもフローレインの目つきは鋭いので、睨みつけているような印象を与えてしまう。
一方、将来の国王になる第一王太子は、見た目は変わらないが性格は穏やかで、武道にもすぐれていて、すこぶる評判がよい。
(確かに、お兄様やわたくしに、劣等感を感じていたかもしれないわ。中等部時代は、男爵令嬢のマリアンヌ嬢とよくお話して、わたくしには距離を置かれていたし……)
フローレインは、片膝をつき頭を垂れる。
「殿下。もし、わたしの振る舞いで気に障るのでしたら、お直します。ぜひ、おっしゃってください……」
アンドレ王太子は、フローレインの方に近づいて、冷徹な口調で言い放つ。
「そういう問題ではない。直す、 直さないと言うような話ではない。簡単に言えば、性格の不一致だ。つまり、いくら努力してもお前には無駄だということだ」
「……無駄。努力しても、わたくしでは駄目」
(わたくしの存在自体が必要ないということ?)
フローレインはそのまま金縛りになったように、動けない。
「マリアンヌ男爵令嬢、こっちへ来てくれ」
会場の隅にたたずんでいた、背が低い小柄な少女が、身を縮めながら、アンドレ王太子の前に歩み寄る。
マリアンヌ嬢は、フローレインには中等部から共に同じ教室で学び、普段通り仲良く付き合っていた友人である。だがゆえに、彼女のショックは計り知れない。
可愛らしいグリーンのロングドレスを身に纏ったマリアンヌ嬢は、美人とは言えないが、丸っこい顔つきと、垂れ目の瞳がなんとも愛らしい。
アンドレ王太子は、マリアンヌを自身の肩に引き寄せて、
「ぼくは、マリアンヌ嬢と婚約をする」
(わたくしの知らないところで、二人は付き合っていたのね……)
フローレインは、泣けない。本来なら、悔しさと悲しみの涙が、頬を伝って、床のカーペットをぬらしていくはず。けれど、どんな辛く苦しいときでも泣くなと、王妃教育で指導されていた。
しかし、心中を察したマリアンヌはアンドレ王太子の側から離れて、目の前でひれ伏すフローレインに歩み寄る。
「……フローレイン様、こんなことになって、ごめんなさい」
「……構わないでくださいませ! 浮気者」
感情的になったフローレインは反射的に、マリアンヌを手で振り払い、暴言まで飛び出した。
「い、痛いっ!」
マリアンヌは顔をしかめて、床に倒れこんだ。
「フローレイン! なんてことをするんだ。浮気者だとは、淑女としてあるまじき言葉。今すぐマリアンヌ嬢に謝れ」
アンドレ王太子は、マリアンヌに駈け寄り、彼女を庇うように身をかがめながら、フローレインをにらんだ。
なにやら、会場の中から、囁き声が聞こえてくる。
「アンドレ王太子様のご判断は、正しいわ」
「フローレイン様って、冷たい印象だけど、やっぱり、冷徹な方ね」
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