72 / 89
7章 クインス再訪編
4. みじん切り
しおりを挟む
理沙は体調を崩すことなく森の浄化をしている。
この辺りの瘴気の濃さから、念のために3日浄化をしたら1日休みにする、という感じでペースを落とした。
今までは言われるままに浄化に行っていたけれど、こういう予定で回ろうと思っているがどうかと地図を見ながら事前に確認されるようになったのも、理沙が体調を崩してから変わったことのひとつだ。
「この辺りの瘴気が今までにないほど濃いので、ここは単独がいいと思います」
「聖女様、濃いところは3日間のうちの最初がよろしいですか?それとも翌日を休まれる方がいいですか?」
「最初にしてください」
シーダ君が調べた瘴気の濃さを地図の上に書き込んで、理沙の浄化する場所、順番を決めていく。
理沙が行くのに合わせて第二騎士団が周辺の魔物を事前に討伐するので、どの順番が効率が良く危険がないか、みんな真剣だ。これって作戦会議よね。
今回私は森の中について行っていない。
この辺りの魔物は一掃したとはいえ、今までで一番危険度が高いので、私は参加せず、理沙ひとりに二人分の護衛をつけたほうがいいと言われたからだ。
とても心配だけど、全員無事に帰ってきてくれると信じよう。
その間私は何をしているかというと、料理を手伝っている。
最初は聖女様にお母様にそんなことはさせられないと言われたけれど、窓の小さい部屋で理沙を待っているのでは、心配で私が参ってしまいそうだ。
窓の小ささは、そこから魔物に侵入されないためだと思うと、やはり気が滅入る。
気を紛らわせたいだけなので手伝えるなら洗濯でも掃除でもよかったんだけど、料理になった。
「ここにあるもので何か聖女様の世界の料理を作れますか?」
「うーん、全員分は無理だから、お試しでもいい?」
「もちろんです」
前にマッシュポテトを作った話が伝わっていたようで何か作ってくれと言われたのだけど、家族分の料理を作るのと大勢の料理を作るのって全く違うのよね。
災害ボランティアで、ボランティアの人たちのご飯を作るボランティアためのボランティアをしたことがあるんだけど、指示に従ってひたすら昆布を切るとかきゅうりを切るとか、下ごしらえしか手伝えなかった。
いつも適当に味付けをしているのはその量に慣れているからできることで、寸胴鍋にいっぱいの味噌汁を作るのにどれくらいの味噌をとけばいいかなんて、まったくピンとこない。
あるのはお肉、卵、タマネギ、ニンジン、トマト、ジャガイモ。となれば作るのはアレでしょう。
祐也にニンジンを食べさせるためによく作った料理、煮込みハンバーグよ。
「パンはある?古いのでいいんだけど」
「ありますよ。古いのだと前回のものが残ってますが、乾燥してます」
「それでいいわ」
砦には毎日食料が届けられるわけではないので、大量に届いたものの中には、乾燥したり萎びたりするものが出てくる。それをどう上手く使うかが、腕の見せ所だそうだ。
ここの料理係の人たちは、この砦の専属だ。昔は騎士が当番制で作っていたけれど、ただでさえ危険な場所なのに、食事が美味しくないとやる気になれないという文句が出て、専用の人が雇われるようになったそうだ。危険な場所なので、普通の料理人よりお給料はちょっと高い。危険手当がつくのね。
ぱさぱさになっているパンを小さくちぎって、パン粉の代わり。あんまり小さくないけど、食べたら一緒よ。
牛乳に浸して柔らかくしたら、なんとなくつなぎになりそうな気がしてきたからいいでしょう。
叩いたお肉とみじん切りにしたタマネギとニンジン、つなぎのパン、卵、塩を混ぜたら、丸めて焼いて、トマトソースの鍋に投入。
いつもはケチャップとウスターソースで作ってたんだけど、ないからトマトと塩だけ。ソースとは言えないかもしれないけど許して。
「焼いてから煮るんですか?」
「焼くだけで食べることもあるんだけど、中まで火が通っているか確認するのが面倒だから煮ちゃうの」
真ん中をへこませて成形し、肉汁が透明になるか確認する、なんてやってられないもの。
鍋に作っておけば温めてすぐに食べられるし、ソースごと冷凍したりもしていた。
これにすると祐也も人参に気付かずに食べてくれたのよ。みじん切り器を発明した人は天才だと思うわ。
この世界のスパイスがよく分からないから、これをアレンジしてくれれば美味しいものができるんじゃないかしら。
ジャガイモがあるから、付け合わせに粉ふきいもも作った。
理沙はマッシュポテトのほうがいいのかもしれないけど、私はお肉にはさっぱりしたものを合わせたいお年頃なのよね。
出来上がったものは料理係の人たちに食べてもらった。
特に感想はもらえなかったんだけど、無言でパクパク食べていたので好評だったんだと思う。
ちなみにこの砦を後にしてから、料理の大雑把な感じがよかった、という料理係の人の感想をターシャちゃんから聞かされた。それハンバーグの感想じゃないし、誉め言葉でもないわよ。理沙がすごく笑ってくれたのでいいけど。
作戦会議が一段落したところで、食事が運ばれてきた。
これはの料理係の人が作ったものなので、どんな味になっているか楽しみだ。
狭い部屋で理沙とふたりだけで食べるのも味気ないので、最近はこうして作戦会議の後に一緒に食べている。
「ハンバーグ!」
「これは聖女様の世界のお食事ですか」
「子どもが好きな料理の定番です」
「お母さん、その言い方じゃ私が子どもみたいじゃない!」
子どもも好きな料理の定番ね。むくれちゃって可愛いこと。
全員に配膳されたところで、まず理沙が一口食べた。
「トマトの酸味でさっぱりして美味しい」
食べることしか楽しみのないような環境だから、理沙が喜んでくれて嬉しい。
私も食べてみると、ソースがトマトチーズソースになっていて、コクが出ているけどしつこくない。うん、私が作ったのの数倍美味しいわ。さすが本職ね。
この世界の人にもお肉が柔らかくて食べやすいと好評だ。
砦の全員分のひき肉を作るのも野菜のみじん切りも大変だったみたいだけど、お肉しか食べずに野菜を残す人の対策にメニューに取り入れていくそうだ。
野菜を食べてくれなくて頭を悩ませるのはどこの世界も同じなのねえ。
「マサコ殿の書かれた料理のレシピについては、陛下主催の夜会でのお披露目にむけて、王宮の料理人が作ってみているそうですよ」
「ただの家庭料理よ?」
そんなことになってるなんて知らなかったわ。
ただの家庭料理も、本職の人がアレンジすれば美味しいものになりそうね。その中にはもちろんハンバーグも入っている。
お出汁も味噌も醤油もないから、書いたのはほとんどが洋食だけど、ふわふわのオムライスとか作ってくれたら嬉しいわ。
この辺りの瘴気の濃さから、念のために3日浄化をしたら1日休みにする、という感じでペースを落とした。
今までは言われるままに浄化に行っていたけれど、こういう予定で回ろうと思っているがどうかと地図を見ながら事前に確認されるようになったのも、理沙が体調を崩してから変わったことのひとつだ。
「この辺りの瘴気が今までにないほど濃いので、ここは単独がいいと思います」
「聖女様、濃いところは3日間のうちの最初がよろしいですか?それとも翌日を休まれる方がいいですか?」
「最初にしてください」
シーダ君が調べた瘴気の濃さを地図の上に書き込んで、理沙の浄化する場所、順番を決めていく。
理沙が行くのに合わせて第二騎士団が周辺の魔物を事前に討伐するので、どの順番が効率が良く危険がないか、みんな真剣だ。これって作戦会議よね。
今回私は森の中について行っていない。
この辺りの魔物は一掃したとはいえ、今までで一番危険度が高いので、私は参加せず、理沙ひとりに二人分の護衛をつけたほうがいいと言われたからだ。
とても心配だけど、全員無事に帰ってきてくれると信じよう。
その間私は何をしているかというと、料理を手伝っている。
最初は聖女様にお母様にそんなことはさせられないと言われたけれど、窓の小さい部屋で理沙を待っているのでは、心配で私が参ってしまいそうだ。
窓の小ささは、そこから魔物に侵入されないためだと思うと、やはり気が滅入る。
気を紛らわせたいだけなので手伝えるなら洗濯でも掃除でもよかったんだけど、料理になった。
「ここにあるもので何か聖女様の世界の料理を作れますか?」
「うーん、全員分は無理だから、お試しでもいい?」
「もちろんです」
前にマッシュポテトを作った話が伝わっていたようで何か作ってくれと言われたのだけど、家族分の料理を作るのと大勢の料理を作るのって全く違うのよね。
災害ボランティアで、ボランティアの人たちのご飯を作るボランティアためのボランティアをしたことがあるんだけど、指示に従ってひたすら昆布を切るとかきゅうりを切るとか、下ごしらえしか手伝えなかった。
いつも適当に味付けをしているのはその量に慣れているからできることで、寸胴鍋にいっぱいの味噌汁を作るのにどれくらいの味噌をとけばいいかなんて、まったくピンとこない。
あるのはお肉、卵、タマネギ、ニンジン、トマト、ジャガイモ。となれば作るのはアレでしょう。
祐也にニンジンを食べさせるためによく作った料理、煮込みハンバーグよ。
「パンはある?古いのでいいんだけど」
「ありますよ。古いのだと前回のものが残ってますが、乾燥してます」
「それでいいわ」
砦には毎日食料が届けられるわけではないので、大量に届いたものの中には、乾燥したり萎びたりするものが出てくる。それをどう上手く使うかが、腕の見せ所だそうだ。
ここの料理係の人たちは、この砦の専属だ。昔は騎士が当番制で作っていたけれど、ただでさえ危険な場所なのに、食事が美味しくないとやる気になれないという文句が出て、専用の人が雇われるようになったそうだ。危険な場所なので、普通の料理人よりお給料はちょっと高い。危険手当がつくのね。
ぱさぱさになっているパンを小さくちぎって、パン粉の代わり。あんまり小さくないけど、食べたら一緒よ。
牛乳に浸して柔らかくしたら、なんとなくつなぎになりそうな気がしてきたからいいでしょう。
叩いたお肉とみじん切りにしたタマネギとニンジン、つなぎのパン、卵、塩を混ぜたら、丸めて焼いて、トマトソースの鍋に投入。
いつもはケチャップとウスターソースで作ってたんだけど、ないからトマトと塩だけ。ソースとは言えないかもしれないけど許して。
「焼いてから煮るんですか?」
「焼くだけで食べることもあるんだけど、中まで火が通っているか確認するのが面倒だから煮ちゃうの」
真ん中をへこませて成形し、肉汁が透明になるか確認する、なんてやってられないもの。
鍋に作っておけば温めてすぐに食べられるし、ソースごと冷凍したりもしていた。
これにすると祐也も人参に気付かずに食べてくれたのよ。みじん切り器を発明した人は天才だと思うわ。
この世界のスパイスがよく分からないから、これをアレンジしてくれれば美味しいものができるんじゃないかしら。
ジャガイモがあるから、付け合わせに粉ふきいもも作った。
理沙はマッシュポテトのほうがいいのかもしれないけど、私はお肉にはさっぱりしたものを合わせたいお年頃なのよね。
出来上がったものは料理係の人たちに食べてもらった。
特に感想はもらえなかったんだけど、無言でパクパク食べていたので好評だったんだと思う。
ちなみにこの砦を後にしてから、料理の大雑把な感じがよかった、という料理係の人の感想をターシャちゃんから聞かされた。それハンバーグの感想じゃないし、誉め言葉でもないわよ。理沙がすごく笑ってくれたのでいいけど。
作戦会議が一段落したところで、食事が運ばれてきた。
これはの料理係の人が作ったものなので、どんな味になっているか楽しみだ。
狭い部屋で理沙とふたりだけで食べるのも味気ないので、最近はこうして作戦会議の後に一緒に食べている。
「ハンバーグ!」
「これは聖女様の世界のお食事ですか」
「子どもが好きな料理の定番です」
「お母さん、その言い方じゃ私が子どもみたいじゃない!」
子どもも好きな料理の定番ね。むくれちゃって可愛いこと。
全員に配膳されたところで、まず理沙が一口食べた。
「トマトの酸味でさっぱりして美味しい」
食べることしか楽しみのないような環境だから、理沙が喜んでくれて嬉しい。
私も食べてみると、ソースがトマトチーズソースになっていて、コクが出ているけどしつこくない。うん、私が作ったのの数倍美味しいわ。さすが本職ね。
この世界の人にもお肉が柔らかくて食べやすいと好評だ。
砦の全員分のひき肉を作るのも野菜のみじん切りも大変だったみたいだけど、お肉しか食べずに野菜を残す人の対策にメニューに取り入れていくそうだ。
野菜を食べてくれなくて頭を悩ませるのはどこの世界も同じなのねえ。
「マサコ殿の書かれた料理のレシピについては、陛下主催の夜会でのお披露目にむけて、王宮の料理人が作ってみているそうですよ」
「ただの家庭料理よ?」
そんなことになってるなんて知らなかったわ。
ただの家庭料理も、本職の人がアレンジすれば美味しいものになりそうね。その中にはもちろんハンバーグも入っている。
お出汁も味噌も醤油もないから、書いたのはほとんどが洋食だけど、ふわふわのオムライスとか作ってくれたら嬉しいわ。
77
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる