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温泉と故郷と泣き叫ぶ豆
ある兄弟 2
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謎の門からどこか別の場所にたどり着いたあたしですが、その先にいたのが武装を超えたエリックだったのは予想外でした。
まあ、あちらもいきなり落下してきてびたーんと音がしそうに床にダイブするとは思ってなかったでしょうけどね……。あたしも思ってなかった。床、絨毯なしの石タイプ。おでこが割れなくて幸いです。
呆然とする推定黒幕Aにすっとしますけど、それどころではありません。
落下時に見えてしまった床に描かれた呪式なのですが、封印と読めました。通常の手段では破壊できないと思うんです。
ただ、ここに、完全武装を超えた魔導師がいます。一人で戦争でもするんです? と言いたいような、ですよ?
同じ旋律を重ねながら、少し違う音も混じり、それが邪魔ではないどころか完成度をあげてきていましてね。それでいて静かなんですよ。本気で、鳴らす前に息を潜めているみたいに。
ロブさんたちも青ざめて速攻逃げ出すレベルなので、おそらく戦場より強そうに見えるんですね。あたしもちょっとびびっております。紙面の向こうにいた絶対戦いたくない相手がここにいますよ!
さらに、災厄がいます。ただ、妙なことにエリックがただいまと言った瞬間から災厄の顔が認識できるようになりました。
今まで顔が目隠しだの暗くなってよく見えないという演出がされていたのが、はっきりと見えるような感じでしょうか。
エリックを幼くしたようなという想像とは違って、もう同じくらい見えます。体が弟ならば十代前半でなければおかしいのですが。中身に引きずられてということかもしれませんが……。
……似すぎててやりにくいです。あたし、エリックの顔も好きなので。垂れ目じゃなくてツリ目なのが違いでしょうか。あともっと華奢な感じですかね。始末する気はあるんですが、ほんともう……。
別の姿しませんかね? 容赦なく殴れるようなの。
遠くのあーちゃんにアイコンタクトをとると肩をすくめています。指先で指示を出されてため息をこっそりつきました。
どっちが年上かわかりませんね。
災厄はしげしげと自分の手を見ていました。握ったり開いたりして感触をためしているようで、やはり変ですね。
……あれ? 影がある。
もう一度あーちゃんに視線を向けるとサムズアップされました。余裕ですね……。
この変化にエリックも気がついていないわけもありません。見上げれば悲し気に見えます。
「器ごと、封じる」
小さい声で告げられました。
やっぱり。それまでの災厄は人ならざる領域にいました。次元が違うのです。それを殴るのはそれなりに小技が必要だったのですが、今、ふつーに物理で何とか出来るところにいます。
それも強制的に。
こちらには良いことのようで、逆に今まで干渉できなかったことが出来るようになっているという状態でもあります。
「あははは。これ、おもしろいな。重たいけど、勝手に動かしてたのとはちがうね!」
楽しそうに笑う災厄。
黒幕(仮)も異変に気がついたのか嬉しそうですね……。まあ、そっちでちょっと気を引いててほしいので放置しますけど。
あたしとエリックは次に備えて準備します。魔法阻害の魔道具がまだ生きているので魔法のそものは使えませんが、魔道具はそれなりに用意してたんですよ。
使わないといいなと思いながら身に着けてましたけどね。
起動した魔道具の小さな音がエリックの魔道具の音に重なります。謡うように。音を追いかけるように。
二人分とは思えないほど調和する音の響きは、うっとりとするほどに美しく破滅的です。
「おお、蘇られましたか」
「うん。よくやったね」
「では、約束を果たしてもらいたい」
そんな会話が聞こえてきました。なんか、ろくでもないことになってきたというか……。
「わかった」
あっさりと軽く言われたことに不吉な予感がします。なにをこの黒幕(仮)が願ったのか知らないんですけど、こういうときって大体ひどい目にあうんじゃないですかね?
「魔法使いになりたいなんて、努力すればいいのに」
「違う。魔法使いとして世界を支配するのは我らだ。その力を」
「まず、前提がちがうんだよね。魔法使いのためというなら自らがそうならなきゃ」
ばたりと倒れた男は、そのままぴくりともしません。
あれ? と言いたげに災厄は首をかしげています。強制的に魔法使いにされるということは魔法使いになるための回路を開けるということになります。あたしでも何日か使い物にならなかったのですが様子が変です。
エリックがものすっごい顔をしかめてますね。
「……あれ、どうなるんです?」
「戻ってこれないだろう」
……。
「戻し方あります?」
「深層まで叩き込まれただろうから無理だな」
がっくりと崩れ落ちそうです。ショックを受けたあたしをエリックは勘違いしていそうですが、違うのです。
あたしがこの手でとおもってたんですよぉっ! とはさすがに言えません。ええ、ドン引き案件です。隙あれば制裁と思ってましたなんて言えませんっ! 事後にばれたらそのときはそのときーとするつもりが。
なんかナデナデされたので、おおよそ察しているような気がしないでも……。
「うーん。まあ、いいや。
じゃあ、僕はこれで、と言いたいところだけどやっぱりストックは持っておきたいな。適合する体は何個あってもいいからね!」
立ち去られるのとここでバトルするのどちらがましかという話ではあるのですけどね……。
まあ、せっかく、同じ領域に降りてきてるのですからここでぶちのめしておきます。今後の幸せのための礎となってもらいましょう。
「アーテルも?」
「神威が馴染む体はもっともよいよ。他の欠片にも分けてあげればいいかな」
おすそ分けするみたいに言われました。
心底、お断りです。
エリックの雰囲気が明らかに変わりました。争うのもやむなしという雰囲気が残っていたのに。
無言で魔銃を取り出してがっつり魔弾を詰めていますが、あ、それすごいのっ!
「ちょ、ちょっと待ってください。隙間次元に移動します。このままだと町を焼き払っちゃうのでっ!」
さすがにそれをするのを必要な被害とは言えません。ある程度被害のでない場所にずれることができるのだから先にやっちゃいましょう。
その代償は、自らも逃げられなくなることなんですが、いまさらですね。
「わかった」
冷たい声で返されました。あ、本気で、やばいやつだ。
待ち時間も無駄にしたくないと言いたげに小型の他の魔銃に魔弾を用意し、がっつり移動して災厄と撃ち合いとか始めないでくれますかね……。
もうちょい会話して時間稼ぎとかなんか……。あ、無理でしたね。武闘派の魔導師ってのはどうなんですか。
「あーちゃん!」
「おっけー!」
本当は災厄に黙ってやりたかったんですが、我々の連携なんて大した事ありません。声掛けなしでできるほど場慣れしてませんからね。
この世界での魔法とは系統が違う異界の魔法をそのままに。ただ、魔素の質も違うので連発するとあーちゃんが消滅します。だから、この領域展開だけにしか使えません。
そして、あーちゃんは向こう側に残ることになります。
「境界を越え、おいでませ。
神の左手」
急に呼ばないでよねという声が聞こえた気がしました。
手を貸すっていったので物理でおいでいただきましたよ。猫の手よりは役に立ちます。黒い手は塗りつぶされたのではなく、切り取られた空間。それが辺りを覆っていきます。
それが反転し、白だけで構成された空間に。
「神域構成!
これより誰も出ることを禁ず!」
次元の神様ごめんなさい。後処理は大変だと思うんですけど、災厄のせいなので怒らないでください。あいつが悪いんです。
「さて、旦那様、舞台は準備しました。
思いっきりやっちゃってください」
「アーテルは下がってろ」
言われずとも下がりますよ。魔法の発動を阻害していた装置もきちんとここの外に出しておきましたからね。
災厄と暴虐の名をほしいままにするような魔導師の本気から自分の身を守るので精いっぱいです。残念ながら味方の魔法の被害を受けないということではありませんので。
様子を見ながら出来得る限りのアシストはしますけどね。
まあ、あちらもいきなり落下してきてびたーんと音がしそうに床にダイブするとは思ってなかったでしょうけどね……。あたしも思ってなかった。床、絨毯なしの石タイプ。おでこが割れなくて幸いです。
呆然とする推定黒幕Aにすっとしますけど、それどころではありません。
落下時に見えてしまった床に描かれた呪式なのですが、封印と読めました。通常の手段では破壊できないと思うんです。
ただ、ここに、完全武装を超えた魔導師がいます。一人で戦争でもするんです? と言いたいような、ですよ?
同じ旋律を重ねながら、少し違う音も混じり、それが邪魔ではないどころか完成度をあげてきていましてね。それでいて静かなんですよ。本気で、鳴らす前に息を潜めているみたいに。
ロブさんたちも青ざめて速攻逃げ出すレベルなので、おそらく戦場より強そうに見えるんですね。あたしもちょっとびびっております。紙面の向こうにいた絶対戦いたくない相手がここにいますよ!
さらに、災厄がいます。ただ、妙なことにエリックがただいまと言った瞬間から災厄の顔が認識できるようになりました。
今まで顔が目隠しだの暗くなってよく見えないという演出がされていたのが、はっきりと見えるような感じでしょうか。
エリックを幼くしたようなという想像とは違って、もう同じくらい見えます。体が弟ならば十代前半でなければおかしいのですが。中身に引きずられてということかもしれませんが……。
……似すぎててやりにくいです。あたし、エリックの顔も好きなので。垂れ目じゃなくてツリ目なのが違いでしょうか。あともっと華奢な感じですかね。始末する気はあるんですが、ほんともう……。
別の姿しませんかね? 容赦なく殴れるようなの。
遠くのあーちゃんにアイコンタクトをとると肩をすくめています。指先で指示を出されてため息をこっそりつきました。
どっちが年上かわかりませんね。
災厄はしげしげと自分の手を見ていました。握ったり開いたりして感触をためしているようで、やはり変ですね。
……あれ? 影がある。
もう一度あーちゃんに視線を向けるとサムズアップされました。余裕ですね……。
この変化にエリックも気がついていないわけもありません。見上げれば悲し気に見えます。
「器ごと、封じる」
小さい声で告げられました。
やっぱり。それまでの災厄は人ならざる領域にいました。次元が違うのです。それを殴るのはそれなりに小技が必要だったのですが、今、ふつーに物理で何とか出来るところにいます。
それも強制的に。
こちらには良いことのようで、逆に今まで干渉できなかったことが出来るようになっているという状態でもあります。
「あははは。これ、おもしろいな。重たいけど、勝手に動かしてたのとはちがうね!」
楽しそうに笑う災厄。
黒幕(仮)も異変に気がついたのか嬉しそうですね……。まあ、そっちでちょっと気を引いててほしいので放置しますけど。
あたしとエリックは次に備えて準備します。魔法阻害の魔道具がまだ生きているので魔法のそものは使えませんが、魔道具はそれなりに用意してたんですよ。
使わないといいなと思いながら身に着けてましたけどね。
起動した魔道具の小さな音がエリックの魔道具の音に重なります。謡うように。音を追いかけるように。
二人分とは思えないほど調和する音の響きは、うっとりとするほどに美しく破滅的です。
「おお、蘇られましたか」
「うん。よくやったね」
「では、約束を果たしてもらいたい」
そんな会話が聞こえてきました。なんか、ろくでもないことになってきたというか……。
「わかった」
あっさりと軽く言われたことに不吉な予感がします。なにをこの黒幕(仮)が願ったのか知らないんですけど、こういうときって大体ひどい目にあうんじゃないですかね?
「魔法使いになりたいなんて、努力すればいいのに」
「違う。魔法使いとして世界を支配するのは我らだ。その力を」
「まず、前提がちがうんだよね。魔法使いのためというなら自らがそうならなきゃ」
ばたりと倒れた男は、そのままぴくりともしません。
あれ? と言いたげに災厄は首をかしげています。強制的に魔法使いにされるということは魔法使いになるための回路を開けるということになります。あたしでも何日か使い物にならなかったのですが様子が変です。
エリックがものすっごい顔をしかめてますね。
「……あれ、どうなるんです?」
「戻ってこれないだろう」
……。
「戻し方あります?」
「深層まで叩き込まれただろうから無理だな」
がっくりと崩れ落ちそうです。ショックを受けたあたしをエリックは勘違いしていそうですが、違うのです。
あたしがこの手でとおもってたんですよぉっ! とはさすがに言えません。ええ、ドン引き案件です。隙あれば制裁と思ってましたなんて言えませんっ! 事後にばれたらそのときはそのときーとするつもりが。
なんかナデナデされたので、おおよそ察しているような気がしないでも……。
「うーん。まあ、いいや。
じゃあ、僕はこれで、と言いたいところだけどやっぱりストックは持っておきたいな。適合する体は何個あってもいいからね!」
立ち去られるのとここでバトルするのどちらがましかという話ではあるのですけどね……。
まあ、せっかく、同じ領域に降りてきてるのですからここでぶちのめしておきます。今後の幸せのための礎となってもらいましょう。
「アーテルも?」
「神威が馴染む体はもっともよいよ。他の欠片にも分けてあげればいいかな」
おすそ分けするみたいに言われました。
心底、お断りです。
エリックの雰囲気が明らかに変わりました。争うのもやむなしという雰囲気が残っていたのに。
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さすがにそれをするのを必要な被害とは言えません。ある程度被害のでない場所にずれることができるのだから先にやっちゃいましょう。
その代償は、自らも逃げられなくなることなんですが、いまさらですね。
「わかった」
冷たい声で返されました。あ、本気で、やばいやつだ。
待ち時間も無駄にしたくないと言いたげに小型の他の魔銃に魔弾を用意し、がっつり移動して災厄と撃ち合いとか始めないでくれますかね……。
もうちょい会話して時間稼ぎとかなんか……。あ、無理でしたね。武闘派の魔導師ってのはどうなんですか。
「あーちゃん!」
「おっけー!」
本当は災厄に黙ってやりたかったんですが、我々の連携なんて大した事ありません。声掛けなしでできるほど場慣れしてませんからね。
この世界での魔法とは系統が違う異界の魔法をそのままに。ただ、魔素の質も違うので連発するとあーちゃんが消滅します。だから、この領域展開だけにしか使えません。
そして、あーちゃんは向こう側に残ることになります。
「境界を越え、おいでませ。
神の左手」
急に呼ばないでよねという声が聞こえた気がしました。
手を貸すっていったので物理でおいでいただきましたよ。猫の手よりは役に立ちます。黒い手は塗りつぶされたのではなく、切り取られた空間。それが辺りを覆っていきます。
それが反転し、白だけで構成された空間に。
「神域構成!
これより誰も出ることを禁ず!」
次元の神様ごめんなさい。後処理は大変だと思うんですけど、災厄のせいなので怒らないでください。あいつが悪いんです。
「さて、旦那様、舞台は準備しました。
思いっきりやっちゃってください」
「アーテルは下がってろ」
言われずとも下がりますよ。魔法の発動を阻害していた装置もきちんとここの外に出しておきましたからね。
災厄と暴虐の名をほしいままにするような魔導師の本気から自分の身を守るので精いっぱいです。残念ながら味方の魔法の被害を受けないということではありませんので。
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