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夢であいましょう1
しおりを挟む眠りについたと思ったのに、目の前には和室がありました。
畳敷きでちゃぶ台の六畳間とでもいいましょうか。和室と言うよりは昭和の食卓のような気もします。
テレビが薄型なところがちょっと変ですけどね。
まあ、ちゃぶ台の前に座っているという状況もおかしいですよね。
「やあ」
「……こんばんは」
正面には十代の後半とおぼしき男性がいました。
会う気がしました。
おそらく、最後につっこんできた魔法らしきモノはこいつの仕業です。チートとかいって入れてきたんです。
「いやぁ、侮れないね。異世界の道具。こんなに介入に手こずったの初めてだよ。改めて素顔で初めまして。
それにしても領域に登録魔導師がいる限り、神意以外退けるとかどうなんだろうね? さらに敏感な魔導師は異質なモノはすぐに気がつくし。
というわけで、ようやくチートをお届け。楽しく生活出来そうでしょう?」
褒めてと言いたげな、彼の様子に脱力します。
畳に崩れ落ちそうなのをかろうじて持ちこたえます。
「おっかしーなー、喜ぶと思ったんだよ? んー、じゃあ、どうしようか。魅了の加護でも」
「いりませんっ! 人妻なのでっ!」
自分で人妻言うのもなんか違う気がします。
神もどきは不思議そうに目を丸くして、それからぽんと手を叩きました。ものっすっごい嫌な予感しかしませんよ。
「子宝でも願っちゃう?」
「いらんわっ!」
そもそも、そこまでいってないっ! ぎり危なかったけどだいじょうぶっ!
セクハラですか、セクハラなんですかっ!
真面目そうに見えて、ぜんっぜん違う気がします。隠しきれないにやついた口元が駄目です。このクソじじいと思いましたね。
ええ、人じゃあないなら、長く生きてますからじじいでいいでしょう。
「まあ、冗談だよ。いるならやるけど?」
「冗談というよりセクハラ」
白い目で見ればどこからかでてきた番茶をすすってました。じじくさい。
そこの話題を広げたくないので、あたしの前にも出てきた番茶をいただきます。はぁ、おいし。
「一つ報告しておくよ。両親及び家族に異世界に行ったことがばれた」
「は?」
「まあ、そんなに長く誤魔化していようとは思ってはいなかったけど。
というわけで、新しいお手紙をお届け。返事書くなら、今持っていくけど」
「……知り合いなんですか。うちの家族と」
「そうだよ。正確に言うとアリカの祖母の代から。ついでに言えば、アリカとも小さい頃からの知り合いだから初めましてではないんだけど、記憶消しちゃったから憶えてないんだよね」
「今、なんかすごい事言われた」
記憶消すとかなに!?
そこをつっこむのを先送りにして、とりあえずの手紙を読んでみました。
泣くところがありませんでした。以前とどこが違ったのだとツッコミたくなるくらいです。
まず兄弟ですが。
弟は彼女と仲良くやっているという話。
兄は甥っ子がかわいい。
義姉も甥っ子がかわいい。
甥っ子の手形が足形に変わってました。とてもかわいい。
最後だけ違いました。さっさと結婚したら? です。しましたよっ!
両親は、さすがに体調などを気遣うようなことが書いてあってほっとしました。
その中で母が気になることを書いていました。
迷子になったときの恩人に礼をいいにいくようにって?
父だけが娘が嫁に行くと嘆くトーンでした。いやまあ、違ってないけど違うのではないでしょうか。
そして、誰一人帰ってこいとか言わないんですね……。
今度こそ畳に倒れ込みました。
「それとスマホ。そっちの世界への持ち込みはできないけど、今なら知人友人に連絡とれるよ」
軽い笑い声と共に何かを差し出されました。青いケースのスマホでした。隠滅すべき何かが山ほど詰まってます。
中身は誓って見てないと彼は言いましたが、どうなんでしょうね。
もぞもぞと起き上がって、スマホを操作します。
あー、メールとか溜まってますね……。
「怨念籠もってる」
店長からのメールは全て破棄しました。見る価値がない。
それを除けばそれほどありませんでした。知人友人趣味の人。そんな感じです。
だいたいは、外国に行くなんてどうしたの? という心配と頑張れとイケメン紹介しろでした。紹介したじゃないですか。顔だけは良い店長を。そしたら詐欺言われたので納得いきません。
外国の生活は馴染んできたとか、楽しくやってるとか、結婚するかもと濁して返信をしていきます。
速攻、何通か戻ってきて、どういう事!? とあったので、惚気ておきました。
恋人の写真送れとか、幻ではとか、今までの何かが透けて見えます。
一部、クルス様どうした、と言われておりますが。
いや、その人なのでとは言えません。
「写真欲しいんですけど、なんとかなりません?」
「被写体がいないところで言われても。頭覗いて画像とってよければやるけど」
「……一瞬でよろしくお願いします」
仕方なさそうに頭を撫でられました。
その手が不思議と懐かしい気がしたのですけど。
「スマホに入れといた。なんか、ものすごい、常に、いちゃついてない?」
「そ、そうですか」
自覚はないのですが。
写真のフォルダに二十枚くらい入ってました。んー、この煙草吸ってるところとか最高によいとおもいますねっ! 待ち受けに設定しましょう。
あ、この寝ぼけている感じが、無防備すぎてかわいい。これは誰にも見せませんよ。
にやにやと楽しんでいたら咳払いが聞こえました。……壮大な脱線をしていました。
無難そうな振り返り顔をメールに添付して送りつけます。怪訝そうな顔が、少しの笑みを浮かべる直前。
見たいと言ったのは諸君だ。そういう気分です。
悲喜こもごもな返信がありました。ええ、今はなにを言われてもしかたありません。
一部よりクルス様に似ているという鋭い指摘がありました。髪が伸びている状態でも見分けるとはなかなかやりますね。
と思ったら、最新刊の方だそうです。ちら見せで新キャラかと思ったら違ってびっくりしたとか。
新刊手に入らないので、詳細を頼んでおきました。さすがにこれの返信は長くなりそうです。
「さて、そろそろ話する?」
「え。あ、すみませんでした。楽しくなっちゃって」
「いいけどね。突然、元の暮らしから離れたから」
「そうです。説明、必要ですよ?」
いきなり魔法使えとか言われたのでは、説明ではありません。それ以前に無説明で異世界放り投げるとかおかしいです。
「それは事故と必然みたいなんだよな。私も嵌められた側」
「どういう事です?」
「こっちの神にも思惑がある、ということかな。ここを指定されたのでここに送った。その後、接触を図るはずが全く、通らなかったんだ。見ることまでは出来るけど、魔導師がいる間はここまでの干渉は不可。その上、起きているときも無理となっては難しいだろう?
問い合わせても知らぬ存ぜぬを通されて隙を見て必要最低限なことくらいしか話せなかった」
「最低限を下回る、魔法使えばいいとかいう状態が最初でしたね……」
「この世界に馴染まないと大変なことになるので、体の作り直し最優先で伝えたからね。日本人けっこう、あれで乗り気になったりもする」
「怪しいしか思わなかったのは店長だったからですよ……」
「一番、印象に残っている人物だったから形作りやすかった。あのあと一週間ずっとだるかった。そんなあり得ないくらいの疲労が徒労に終わった脱力たるや」
ものすごい渋い顔をされました。この件については三回くらい言われましたか。最後は必要に迫られてやりましたけど。
未だに納得している感じはありません。
帰りたいというより退路を残しておきたかった、みたいな気持ちなのでいつかは飲み込むでしょうけど。
家族も気にしていないと言うわけでもなさそうですけど、連絡手段があればよいみたいな気持ちなのでしょうか?
「まあ、どうにか間に合ったからいいけど。さすがに災厄に乗っ取られると洒落にならないってこの世界の神も協力してくれたし。
最強最悪の魔王誕生直前とか血の気が引くね」
「……それまた……」
ずいぶんとまずかったようですね。そして、そんなにハイスペックなんですか。それとも乗っ取られたらパワーアップしちゃうんですか?
今後どうなるかもわからないので不安を覚えますけど。
「今は乗っ取られないよ。死体でもない限り。命は大事にしてよね。あと魂が長期離れても困った事になるけど、通常の手段では発生しないから大丈夫と思いたい」
「そうですか」
死なないでとユウリにも言われたような……。無理言うな、ですよね。
死ぬときは人は死ぬのです。
心残りがありすぎて今は勘弁して欲しいですけどね。
「私の事情っての込みで色々話はあるけど、長いからおやつを食べよう」
目の前に皿にのった塩大福が現れました。
いただきますと断ってから一つとりました。ああ、甘いですねぇ。少しの塩味がよいんですよね。
和菓子というのも恋しい気もします。あんこ、出来るでしょうか。
ちょっと落ち着いたような気もします。
新しく温かい緑茶がでてきました。
「アリカは、ヒトエによく似たね」
じっと見つめてふわりと笑うのは妙に嬉しそうでもぞもぞします。知らない親戚にあれこれ言われた時に似てます。
ヒトエというのは父方の祖母です。祖母の代から付き合いと言っていましたが、父方のようですね。確かによく預けられていました。今となるとなぜあたしだけだったのか不思議な気もします。
兄と弟は母方の祖父母の家に行くことが多かったですね。
小学校を卒業する頃には家族で一緒に行っていた気もしますけど。
その祖母も中学を卒業することには亡くなりました。その頃に、店長に初めて会ったんですよね。最初は言葉が通じるとは思わず、つたない英単語を駆使して爆笑されました。
あの瞬間、あたしの敵となったと言っても過言ではありません。
そこまで思い出して、渋い顔になりました。
あの店長と十年くらいの付き合いとかイヤ過ぎます。なぜ、バイトを始めてしまったのか。いまでもわかりません。
両親が何とも言えない顔をしていたのだけは記憶に残ってます。
「いつ頃、会ったことがあるんですか?」
まじまじと彼を見ますが、記憶のどこにも引っかかってきません。白い肌の美青年という感じではあるのですが、若いのにどこか老成してみえますね。
どこぞの店長とは別の年齢国籍不明感があります。
「ちっちゃい頃にヒトエと一緒に来たのが始まり」
このぐらいと一メートルくらい横幅で示されましたが、そんなに巾が会った頃ではありませんよね? 一応、標準の範囲内であったと思うのですが……。
身長で言えば幼稚園児くらいでしょうか。小学生未満であるのは確かそうです。
全く記憶に残ってません。小さい頃に色々叱られた記憶はあるのですが、原因は憶えてないんですよね。
「最後にあったのが十歳くらいだったかな。その頃にはヒトエもずいぶん弱っていたから、一人で神社にお供えして帰ったはずがいなくなった」
「はい?」
いなくなった?
記憶に残りそうな事件ですが全く残っていません。その上、家族にも親族にも言われた事はないですね。
「三日くらいかな。慌てたヒトエが隠蔽したから知っているのは両親くらいかな。兄弟はおかしい何かが起こったんだろうとは察しているみたいだけど」
「全く憶えてないんですが」
「消したからね。ただ、ちょっと残ってて、恐い夢を見たことになってるみたいだけど。戻すことは出来ないからごめんね」
「……恐い、夢?」
半透明の人に追いかけられたとかいうことでしょうか。でも、あれ、よく考えると迷子だと思って保護されそうなところを誤解したところがあるような……。
その話をしても色んな人が夢だったのだと強調しているところが、怪しかったような気もします。あのころのあたしはそうじゃないってずっと言ってた気がします。
冷たい指先を憶えていると。困ったように頭を撫でてくれた手を。苦いような煙草の匂いも。全てあったものだと泣いた。
でも、いつしか、恐かったこととして思い出さないようにしていた気がします。ホラー映画苦手ですし。ゾンビもスケルトンも幽霊もいりません。でてきそうな洋館に今住んでいるんですけどね……。
「そう。ホラー映画とか苦手なんだって? あのバカが調子に乗って店内で流して涙目でぷるぷるしているのかわいいとかバカなこと言ってたから」
「店長ですか?」
そのバカの心当たりは店長しかいません。
「そー。弟子にするとか、嫁にするとか言ってたけど、本気だったみたいで」
「お断りですよっ! あたしにだって趣味があります」
「だよね。最初から優しくしておけばいいのに、天の邪鬼だから。
ま、それは置いといて。行方不明の間に、どこにいたかと言えば、ここにいたってことで」
「はい?」
「残念ながら、ヒトエから能力継いじゃったみたい。今は封じているけど、漏れてる部分が増えてきてあっちの世界に置いておくわけにもいかなかったんだよね。
色々ちょうど良かった」
「い、意味がわかりません……」
「じゃあ、簡潔に。元々祖母由来の異世界に行く能力があった。今までは短時間で済んでいたので経過観察していた。
十歳行方不明になる。行き先は異世界で、そこで一週間くらい滞在する。憶えていられるとまずいので、能力を封じると共に該当する記憶も消した。
でも、この出来事でこの世界と元の世界とつながりが出来てしまった。
つながりがあるので、ごく希に異世界の夢を見る人が現れて、夢のことを漫画にしちゃったのがエオリア異聞」
「はぁ!?」
「そーだよね。私もびっくりしたよ。夢として処理しないでネタになるとかわからない。
そして、因果は巡り、アリカがド嵌りして、推しのために幸せなんか願って今ここにいる」
……なんでしょうね。この因果応報的なこと。
「あたしは、ここにいていいのでしょうか?」
「んー? あの魔導師、ほっとくとあっさり死んで災厄に乗っ取られるからいた方がいい」
「……はい?」
「だから、ね、自力でどうにかして欲しいのは本当。借りがあるからちょちょっと直せばいいかと思ったら、全く良くならない。
それでアリカが元の世界の方でもちょっと扱いにくくなってたから、ちょうど良いと送ったのは悪かったけどさ」
「はぁ。そうですか」
その後、フラグの話を聞かされました。本当になんで故郷に戻るルートが消えないのか……。なにがあるんですかそこで。で、何で死んじゃうんですか。
そして、あたしが新たなる死亡フラグの原因になっているとかもう……。現実的にフラグ見えて欲しい気がしますよ。
え、なんでこんなに難易度高そうなんですか? おかしくないですか?
「まあ、普通に幸せを追求したほうがいいよ。変に我慢すると拗れるかすれ違う。
ここの神的にも災厄に乗っ取られるのは困るみたいだから」
なんというか許可証の承認って、こいつをよろしく的に託されたんでしょうか?
知らないところで重いのが加算されてました。
「一般市民になんて言う重たいモノ乗せてくるんですか……」
「普通に普通にと育ったはずなんだけどね。まあ、諦めたら? それともなかったことにする?」
「謹んでお受けしますよ。ああ、本当にどうしようもありませんね」
「ほんとなー。
わかってんだか、わからないんだか」
「なんです?」
「こっちの話。さて、家族に手紙でも書いたらどうだい? いや、今風にメールとか送ってもいいけど」
「そーですね」
流れ作業のようにメールを送っておきました。いえ、嘘です。あーうーと唸りながら、結婚したいのだけどという体裁で送りました。既にしてるとか言うと何か言われそうな気がしたんですよね。
どんな手管使ったんだとか、騙したのかとか……。急展開過ぎるとあたしでも思いますからね。
その延長線上で、安心させようかと二人でうつっている風な画像を再び求めることになりました。
彼はとても嫌な顔してましたね。それでも五枚ほどご提供いただきました。
「……駄目な顔してませんか?」
「マシなの選ぶように。砂糖吐きそうだ」
自撮りっぽいようなものを送りました。まあ、気分ですよ。気分。
他はやけに幸せそうな顔してたり、にやついてたりと自主規制が入りました。あと、痕がついてたりですね……。
「じゃあ、また」
「……はい。また」
目を開ければ朝でした。全く、寝た気がしません。そして、寂しいとか言わずに一夜過ぎましたよ……。
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