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第二十六夜 断れなき条件
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小杉と俺が地下の世界を行くと、導かれた世界は異常な世界だった。
一体、俺達に何をさせるつもりなんだ。
その部屋には沢山の拷問道具が勢揃いしている。
磔台から、三角木馬、様々な鞭に、蝋燭などの小物に、意味ありげに置かれたベッド──。
直美様の服装も、華美な装飾の真っ黒なボンテージ姿に変身して、そして信じられない光景を目にしてしまった。
革の口枷を着けられた女性がいると思ったら、それをされているのは何と雪菜様だった。
彼女は服を剥ぎ取られ、その白い柔肌を晒している。俺達を観ると彼女は苦しそうに呻くのだ。
「こ、これは一体?」
「小杉君。あなたもよ、雪菜と同じように犬になりなさい──」
「はい」
「こ、小杉。直美様、何をするおつもりですか?」
「松下さん。お楽しみはこれからですわ」
「お楽しみ?」
亜美さんは小杉に器具を渡していく。
一つ、一つが拘束具だった。
小杉の口に枷が着けられ、下半身の息子にも荒々しく革の紐が巻かれている。
そして犬のように四つん這いになった。
直美様は歪んだ笑みを浮かべると俺にこう促してきた。
「松下様──。地下の男達を助けたいのでしょう──? ここで条件を提示してあげるわ。この子達の調教をすること。私達側の人間になる事、鮎川家の跡取りになる事。それが条件よ」
「条件が飲めないなら仕方ないよね──数日後には地下の男達は一人ずつ殺させて頂くわ──あなたが承諾するまでね」
なんてことだ。
こんな条件を提示されるとは。
断ったら、彼らを数日のうちに殺すだと──!?
しかも俺がこの条件を飲むまで……!?
くそっ──足元見やがって──。
怒りが沸々と湧いてくるのを感じる。
しかし、今は亜美さんと接触したい。
その為には今の状況を何とかしないとならない。
条件を飲めば彼らは助かるのか──?
その為に小杉と雪菜様を調教しなければならないのか。
俺が躊躇うように、首を横に振ると、直美様の挑発する声が聴こえた。
「これ以上にない好機じゃないかしら。私から譲歩してあげてるのよ? 松下様──?」
確かに譲歩はしている──。
亜美さんに視線を移すと、彼女は少し俯いた。
亜美さんとしても納得出来ないのは判っているらしい。
だけど、条件を飲まないと、彼らが殺される。
俺は──飲むしか無かった──。
「本当に彼らを助けてくれるのですか? 直美様──」
「あなたが跡取りになればすぐにでも解放してあげるわ」
「判った──その条件は飲むよ」
「最初の仕事は雪菜の調教よ」
雪菜様は怯えた瞳で、首を横に振って、俺を拒絶しようとしている。
直美様は四つん這いにさせた小杉の背中に座り、傍観を決め込む。
「調教ってどうしたら?」
「鞭で嬲ってもいいし、あなたの息子に奉仕をさせるのも良いんじゃないかしら──?」
手近な場所には立派な造りの椅子がある。
俺は椅子に腰をかけると雪菜様を目の前に座らせ、息子を出して傲岸不遜に命じた。
「雪菜様──口で俺を慰めて貰えるかな?」
「──」
「雪菜? ご主人の命令よ? 聞きなさい」
鉄の手枷をされた雪菜様は、怖ず怖ずと俺の麻布のズボンからそれを出すと、口戯を始める。
いやらしい音が充満して、雪菜様が俺に奉仕をしていた。
舌を使って、顔を動かす。
裏筋を舐めて、袋も手で擦って、堪らない快楽が俺に襲った。
こ、これは──背徳的な快楽だ──。
雪菜様の可愛らしい口を汚して、息子で花びらを犯してやりたい──。
俺が気持ち良さそうな顔になると、直美様の悦に入る声が聴こえた。
「気持ちいい? 松下様。もっと気持ちよくなって良いのよ──?」
「ウッ…ウッ…雪菜──出すぞ」
「ウフッ! ウウッ!」
雪菜様の口をとうとう汚した俺は、そのままの態勢で、雪菜に命じた。
「後ろに向いて、尻を出せ。俺の息子をお前のコレで慰めて貰うぞ」
雪菜様の奉仕で収まる事を忘れた俺の息子を差し出された花びらへ深く入れた。
そして、腰を動かす。
肉体同士がぶつかる独特の音が充満していた。
口枷をされながらも、雪菜様の呻く声が漏れる。
「うウン! クフっ!」
雪菜様の花びらの感触は最高の出来だ──極上の花びらを持っている。
中が蠢く感触が群を抜いて、気持ちいい──。
俺の高まる興奮で、更に乱暴に息子を踊らす──。
直美様は光景に触発されて──小杉に花びらを舐めさせて、俺の光景を鑑賞している。
「気持ちいいでしょう──松下様」
「誰かを支配するって最高よね──」
俺はその問いに受け答えはできなかった──。
俺も直美様に支配されているのだから──。
だが、高まる興奮は嘘ではない。
このまま、俺の愛を花びらの中へぶち撒けたい。
「雪菜、雪菜──! ぶち撒けるぞ──君の花びらで、俺の愛を受け止めてくれッ!」
そして怒涛の如き、愛の液が花びらから溢れるくらいに注がれ、雪菜様の顔が仰け反った。
愛の塊を出し尽くすと雪菜様は倒れて、暫し呆然としていた。
顔を見れば、涙を浮かべて、身体も震わして──泣いているように見えて仕方無かった──。
しっかりと雪菜様の調教をした俺に直美様は近寄ると、彼女は嬉しそうに話した。
「これで、松下様も鮎川家の跡取りよ」
「これからも、私の為に働いてくださいね──松下様……いいえ、旦那様──」
その言葉に俺は戸惑いを隠せないでいた。
まだまだ、裏が有りそうに見えて仕方無かった──。
一体、俺達に何をさせるつもりなんだ。
その部屋には沢山の拷問道具が勢揃いしている。
磔台から、三角木馬、様々な鞭に、蝋燭などの小物に、意味ありげに置かれたベッド──。
直美様の服装も、華美な装飾の真っ黒なボンテージ姿に変身して、そして信じられない光景を目にしてしまった。
革の口枷を着けられた女性がいると思ったら、それをされているのは何と雪菜様だった。
彼女は服を剥ぎ取られ、その白い柔肌を晒している。俺達を観ると彼女は苦しそうに呻くのだ。
「こ、これは一体?」
「小杉君。あなたもよ、雪菜と同じように犬になりなさい──」
「はい」
「こ、小杉。直美様、何をするおつもりですか?」
「松下さん。お楽しみはこれからですわ」
「お楽しみ?」
亜美さんは小杉に器具を渡していく。
一つ、一つが拘束具だった。
小杉の口に枷が着けられ、下半身の息子にも荒々しく革の紐が巻かれている。
そして犬のように四つん這いになった。
直美様は歪んだ笑みを浮かべると俺にこう促してきた。
「松下様──。地下の男達を助けたいのでしょう──? ここで条件を提示してあげるわ。この子達の調教をすること。私達側の人間になる事、鮎川家の跡取りになる事。それが条件よ」
「条件が飲めないなら仕方ないよね──数日後には地下の男達は一人ずつ殺させて頂くわ──あなたが承諾するまでね」
なんてことだ。
こんな条件を提示されるとは。
断ったら、彼らを数日のうちに殺すだと──!?
しかも俺がこの条件を飲むまで……!?
くそっ──足元見やがって──。
怒りが沸々と湧いてくるのを感じる。
しかし、今は亜美さんと接触したい。
その為には今の状況を何とかしないとならない。
条件を飲めば彼らは助かるのか──?
その為に小杉と雪菜様を調教しなければならないのか。
俺が躊躇うように、首を横に振ると、直美様の挑発する声が聴こえた。
「これ以上にない好機じゃないかしら。私から譲歩してあげてるのよ? 松下様──?」
確かに譲歩はしている──。
亜美さんに視線を移すと、彼女は少し俯いた。
亜美さんとしても納得出来ないのは判っているらしい。
だけど、条件を飲まないと、彼らが殺される。
俺は──飲むしか無かった──。
「本当に彼らを助けてくれるのですか? 直美様──」
「あなたが跡取りになればすぐにでも解放してあげるわ」
「判った──その条件は飲むよ」
「最初の仕事は雪菜の調教よ」
雪菜様は怯えた瞳で、首を横に振って、俺を拒絶しようとしている。
直美様は四つん這いにさせた小杉の背中に座り、傍観を決め込む。
「調教ってどうしたら?」
「鞭で嬲ってもいいし、あなたの息子に奉仕をさせるのも良いんじゃないかしら──?」
手近な場所には立派な造りの椅子がある。
俺は椅子に腰をかけると雪菜様を目の前に座らせ、息子を出して傲岸不遜に命じた。
「雪菜様──口で俺を慰めて貰えるかな?」
「──」
「雪菜? ご主人の命令よ? 聞きなさい」
鉄の手枷をされた雪菜様は、怖ず怖ずと俺の麻布のズボンからそれを出すと、口戯を始める。
いやらしい音が充満して、雪菜様が俺に奉仕をしていた。
舌を使って、顔を動かす。
裏筋を舐めて、袋も手で擦って、堪らない快楽が俺に襲った。
こ、これは──背徳的な快楽だ──。
雪菜様の可愛らしい口を汚して、息子で花びらを犯してやりたい──。
俺が気持ち良さそうな顔になると、直美様の悦に入る声が聴こえた。
「気持ちいい? 松下様。もっと気持ちよくなって良いのよ──?」
「ウッ…ウッ…雪菜──出すぞ」
「ウフッ! ウウッ!」
雪菜様の口をとうとう汚した俺は、そのままの態勢で、雪菜に命じた。
「後ろに向いて、尻を出せ。俺の息子をお前のコレで慰めて貰うぞ」
雪菜様の奉仕で収まる事を忘れた俺の息子を差し出された花びらへ深く入れた。
そして、腰を動かす。
肉体同士がぶつかる独特の音が充満していた。
口枷をされながらも、雪菜様の呻く声が漏れる。
「うウン! クフっ!」
雪菜様の花びらの感触は最高の出来だ──極上の花びらを持っている。
中が蠢く感触が群を抜いて、気持ちいい──。
俺の高まる興奮で、更に乱暴に息子を踊らす──。
直美様は光景に触発されて──小杉に花びらを舐めさせて、俺の光景を鑑賞している。
「気持ちいいでしょう──松下様」
「誰かを支配するって最高よね──」
俺はその問いに受け答えはできなかった──。
俺も直美様に支配されているのだから──。
だが、高まる興奮は嘘ではない。
このまま、俺の愛を花びらの中へぶち撒けたい。
「雪菜、雪菜──! ぶち撒けるぞ──君の花びらで、俺の愛を受け止めてくれッ!」
そして怒涛の如き、愛の液が花びらから溢れるくらいに注がれ、雪菜様の顔が仰け反った。
愛の塊を出し尽くすと雪菜様は倒れて、暫し呆然としていた。
顔を見れば、涙を浮かべて、身体も震わして──泣いているように見えて仕方無かった──。
しっかりと雪菜様の調教をした俺に直美様は近寄ると、彼女は嬉しそうに話した。
「これで、松下様も鮎川家の跡取りよ」
「これからも、私の為に働いてくださいね──松下様……いいえ、旦那様──」
その言葉に俺は戸惑いを隠せないでいた。
まだまだ、裏が有りそうに見えて仕方無かった──。
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