妖戦刀義

和山忍

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五十七話 当たらない

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 なんだ?今のは・・・・・・。

 野次郎は風太を見る。

 ちくしょう、腕が痛えぇ・・・・・・。

 野次郎の腕が再生する。 

「野郎・・・・・・」

 野次郎は腰に差していた刀を抜く。

 風太に接近する。

 野次郎は風太に刀と左爪の交互攻撃をする。

 しかし、風太には全く当たらない。

 くそ!なんで当たらねえ⁉

「着ている鎧を脱げば、少しは身軽になるんじゃないか?」

「うるせい!」

 野次郎の左爪が風太を襲う。

 しかし、風太は後ろに跳ねるように避ける。

 野次郎の左爪は地面に当たり、割れる。

「どうした?こんなものか?」

「馬鹿にしやがって・・・・・・当たりさえすれば、てめえなんかイチコロなのに・・・・・・」
 
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