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閑話
第三章の登場人物(魔獣)のおさらい
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三章で登場した(もしくは話題が出た)人物で、四章以降で登場しそう(もしくは話題が出そう)な人物の簡単なまとめです。
以前からの登場人物は各章の登場人物(魔獣)のおさらいを参照してください。
●ネレウス王国民
ネレウス王国に籍がある人々。
ネレウス王国は海賊たちが建国した国。昔は海底火山の噴火など自然災害の被害が大きい地域で、人間が永住するには適しない場所だった。そのため、周辺は海賊たちの隠れ家として利用されていた。
建国以降は自然災害に見舞われていない。
・スカーレット(女性) 年齢不詳
ネレウス王国の女王。妖艶な美女。
自分の興味のあることにしか動かず、政治の表舞台にもあまり出てこない自称お飾り女王。
その割に問題が発生した時には暗躍しており、自分の国や国民にはそれなりの愛着があるらしい。
ただしその愛着は便利な道具に対してのもので、人間たちに対する愛情とは違う。
国民から恐れながらも尊敬されている。
グリおじさんすら敵わない強力な魔術師で、長命。ネレウス王国の建国から女王をやっており、元々は海賊たちのお飾り首領をやっていた。
人間の魔術師としては、たぶん最強クラス。
ロアとグリおじさんが出会うきっかけとなった「グリおじさん黒焦げ事件」の犯人。多くの死傷者を出したグリおじさんをお仕置きして黒焦げにした人。
それなりにグリおじさんのことは気に入っているようだ。
ディートリヒの養母。
ディートリヒを歪んだ愛情で溺愛している。
愛情より憎悪の方が強く持続する感情だと考えており、自分の存在をディートリヒに深く刻み付けるために肉体的にも精神的にも虐めている。
そのため、望郷のメンバーたちからの好感度は低い。
暴力鍛冶屋のブルーノとも旧知らしく、対等に殴り合える関係。
ロアにも興味を示しているが、実のところブルーノとグリおじさんがロアのことを気に入っているから興味を持っているだけで、ロア自身に対しての興味とは違う。
トラブルメイカーというよりは裏工作の人。
他人をゲームのコマのように操り、発生するトラブルも織り込み済み。
ブルトカール君の服を準備しているのはこの人。
・剣聖ゲルト 元ヴィルドシュヴァイン侯爵(男性) 60代
元気な老人。
見た目的にはまだ50前後に見える。
ディートリヒに剣を教えて生活の面倒を見た人間であり、実質的な養父と言っても良い存在。
ただし、ディートリヒの戦い方は彼の戦い方とは違うため、弟子扱いはしていない。
戦闘狂で、好色。大陸中に妻を持つ。
剣聖と言われる剣の道を究めた称号を持っていて、侯爵引退後は放浪生活をしている。
ディートリヒが結婚相手を連れて帰郷して来ると勘違いして、その相手を見るために時期を合わせて帰って来た。
グリおじさんに負けた。
さらに剣の道を究めるべくグリおじさんに試合を申し込み続けて、ウザがられることになるらしい。
・エミーリア・メルクリオ(女性) 25歳
コルネリアの実の姉だが、剣聖ゲルトの息子、ヴィルドシュヴァイン侯爵メルクリオ(ヴィルドシュヴァインは家名ではなく領地名。ネレウス王国の住人は親の名を姓の代わりに名乗るため、家名はない。)の養子となったため現在は侯爵令嬢である。
そのため騎士爵家のコルネリアは彼女に敬語で話しかけている。
既婚者だが、純粋な政略結婚。配偶者は領地にいる。
女性、特にコルネリアに対してのスキンシップが過剰だが、コルネリアは観賞用。
ディートリヒとは犬猿の仲。ディートリヒが大事な妹を他国に連れて行ってしまったため、怒っている。
ネレウス王国の近衛騎士団副長。
中性的で男女ともに人気がある。剣聖の弟子でもあり、剣聖を継ぐ人間と言われている。
仕事は真面目にこなすが、プライベートは適度に乱れていて真面目過ぎるという訳ではない。
・サバス(男性) 60代
元気な老人。
海賊船兼貿易船の船長。風の魔法を使う。
海賊だが、私掠船免状を持ち、自国の船を襲わない限りは女王に自由な行動を許されている。また、貿易船としても活躍しており、女王の秘密の貿易の手伝いをしていたりする。
ネレウス国民に多い強さこそ全ての考えを持っている。
ネレウスに多大な被害を与えたグリフォンに憧れていたが、グリおじさんの性格を知って幻滅している。
女王の戦いを目にしたことのある世代のため、最強と言って良い女王を絶対視している。惚れてもいたらしいが、相手にはされていない。
ディートリヒとも仲が良い。
剣聖とは昔の女性関係が原因で仲が悪いが、表向きは仲が良いように見せかけて大人の付き合いをしている。
・カールハインツ・スカーレット(対外的には貴族だと分かるように前置詞が付き、カールハインツ・フォン・スカーレットと名乗る)(男性) 30歳
女王が専属の密偵にするために便宜上養子にされて、王子になった人。
悪さをしていたところを女王に叩きのめされて配下にされたので、王子になる経緯はディートリヒと似たような感じである。
内心では女王に反発しているが、表面的には忠誠を誓って女王好みの行動にならないように調整している。
計算高く、自分の都合で人を陥れるのも平気。
ネレウス王国の裏社会を牛耳っているといってもよく、公式には王位継承権は低く権力もないが、裏ではかなり強い権力を持っている。それでも女王にはまったく敵わない。
双子に下僕紋を付けられ、下僕にされた。
彼にとっては屈辱以外の何物でもないが、それが女王からの解放の切っ掛けとなる。
得意技は暗殺と情報操作。
ネレウス王国全土に異常な速度でディートリヒの悪評(事実)が広まった時は、彼の部屋から爆笑が聞こえたらしい。
●大陸の南方の海
比較的温暖で夏場のサイクロン被害のある時期以外は穏やか。火山帯が含まれている。
・南海竜王・海竜(オス) 年齢不詳
その名の通り、大陸の南側を縄張りにしているドラゴン。
昔からネレウス王国など大陸南方では海竜と呼ばれていたが、ロアと従魔契約をして名付けられたことで正式に字名が海竜となった。
基本的に人間嫌いの小心者。
実力的にはグリおじさんとほぼ同等。ただし、戦う場合は環境により勝敗が分かれる。
他の海の竜王たちからは「ククク……やつは四竜王の中でも最弱」などと言われてるらしい。
ドラゴンだが見た目は巨大なマッコウクジラそっくり。明確な違いは腹びれ。
「盟主」と呼ぶ存在に従っている。
今の盟主は矮小な姿になっているが、それでも恐れている。
平和に暮らしていたが、不安からロアと接触したのが運の尽き。
トラブルに巻き込まれた挙句ロアたちに頭が上がらなくなり、ブルトカール君にお仕置きをされたそうだ。
●アダド帝国民
ネレウスの隣国であるアダド帝国に籍がある人々。
火山帯からは外れている地域で、古くから存在している。昔は平和な国だったが、ネレウス王国が隣に出来たことで軍国主義に変化していった。
・アダド第三皇子ダウワース(男性) 34歳
アダドの第三皇子。アダド皇族に姓はない。
名前はここが初出。
皇子の中で一番気性が荒く、狂皇子と呼ばれている。
その反面、他人に乗せられやすく、単純。
ロア誘拐事件やネレウス襲撃も、他の皇子の陰謀に加担した者たちに誘導されて行った。
アダドには三人の皇子がいるが、全て母親が違う腹違いの兄弟である。
皇族の血が強いのか三人ともそっくりの見た目をしていて見間違えられることも多かったため、髪型や髭で見分けが付くようにしている。
ちなみに第一皇子は髭無し、第二皇子は顔全体を覆う髭(口髭が有る時と無い時があるらしい)、第三皇子が口髭のみである。
母親たちの実家を後ろ盾にして、兄弟で皇帝の椅子を争っている。
極度の血統主義だが、便利に使える人間は大事にするので意外と部下に慕われている。
ただし、斬り捨てると判断した時は容赦がない。
乗っていた船が沈んで行方不明らしいが……。
・シャヒード(男性) 40歳くらい
アダドの第三皇子の側近の軍人の一人。
無名キャラで活躍も無かったのに何で今更名前が出てくるのかと思うかもしれないが、まあ、ちょっと必要がありまして。
●アダド帝国周辺
アダド帝国の帝都は台地となっており、その地下には巨大な洞窟が存在している。
・カラカラ(オス) 年齢不詳
グルアガッハと呼ばれる妖精。
人間に使役されることを目的として作り出された錬金生物で、物作りに特化している。
見た目はクマの着ぐるみを着ている人間の子供にしか見えない。
見た目に反して強大な力を持っている。
魔法攻撃専門で、肉弾戦は好まない。
アダド地下大迷宮の、現在の迷宮主。
アダド地下大迷宮は最初の迷宮と呼ばれる場所で、魔獣の住処が迷宮と呼ばれる切っ掛けとなった場所。
迷宮主は何度か代替わりをしているらしい。
現在は誰とも従魔契約をしていないが、誰かに使役され自身の能力を使われることを好むグルアガッハの本質から新しい主人を求めている。
アダド帝国の皇族の命令を聞いているのは、次の主人が見つかるまでの暇つぶし。
新しい主人が見つかれば、全てを投げ出してしまうつもりである。
他人には理解されない強い拘りがあり、新しい主人に仕えるのは難しそうだったが……。
以前からの登場人物は各章の登場人物(魔獣)のおさらいを参照してください。
●ネレウス王国民
ネレウス王国に籍がある人々。
ネレウス王国は海賊たちが建国した国。昔は海底火山の噴火など自然災害の被害が大きい地域で、人間が永住するには適しない場所だった。そのため、周辺は海賊たちの隠れ家として利用されていた。
建国以降は自然災害に見舞われていない。
・スカーレット(女性) 年齢不詳
ネレウス王国の女王。妖艶な美女。
自分の興味のあることにしか動かず、政治の表舞台にもあまり出てこない自称お飾り女王。
その割に問題が発生した時には暗躍しており、自分の国や国民にはそれなりの愛着があるらしい。
ただしその愛着は便利な道具に対してのもので、人間たちに対する愛情とは違う。
国民から恐れながらも尊敬されている。
グリおじさんすら敵わない強力な魔術師で、長命。ネレウス王国の建国から女王をやっており、元々は海賊たちのお飾り首領をやっていた。
人間の魔術師としては、たぶん最強クラス。
ロアとグリおじさんが出会うきっかけとなった「グリおじさん黒焦げ事件」の犯人。多くの死傷者を出したグリおじさんをお仕置きして黒焦げにした人。
それなりにグリおじさんのことは気に入っているようだ。
ディートリヒの養母。
ディートリヒを歪んだ愛情で溺愛している。
愛情より憎悪の方が強く持続する感情だと考えており、自分の存在をディートリヒに深く刻み付けるために肉体的にも精神的にも虐めている。
そのため、望郷のメンバーたちからの好感度は低い。
暴力鍛冶屋のブルーノとも旧知らしく、対等に殴り合える関係。
ロアにも興味を示しているが、実のところブルーノとグリおじさんがロアのことを気に入っているから興味を持っているだけで、ロア自身に対しての興味とは違う。
トラブルメイカーというよりは裏工作の人。
他人をゲームのコマのように操り、発生するトラブルも織り込み済み。
ブルトカール君の服を準備しているのはこの人。
・剣聖ゲルト 元ヴィルドシュヴァイン侯爵(男性) 60代
元気な老人。
見た目的にはまだ50前後に見える。
ディートリヒに剣を教えて生活の面倒を見た人間であり、実質的な養父と言っても良い存在。
ただし、ディートリヒの戦い方は彼の戦い方とは違うため、弟子扱いはしていない。
戦闘狂で、好色。大陸中に妻を持つ。
剣聖と言われる剣の道を究めた称号を持っていて、侯爵引退後は放浪生活をしている。
ディートリヒが結婚相手を連れて帰郷して来ると勘違いして、その相手を見るために時期を合わせて帰って来た。
グリおじさんに負けた。
さらに剣の道を究めるべくグリおじさんに試合を申し込み続けて、ウザがられることになるらしい。
・エミーリア・メルクリオ(女性) 25歳
コルネリアの実の姉だが、剣聖ゲルトの息子、ヴィルドシュヴァイン侯爵メルクリオ(ヴィルドシュヴァインは家名ではなく領地名。ネレウス王国の住人は親の名を姓の代わりに名乗るため、家名はない。)の養子となったため現在は侯爵令嬢である。
そのため騎士爵家のコルネリアは彼女に敬語で話しかけている。
既婚者だが、純粋な政略結婚。配偶者は領地にいる。
女性、特にコルネリアに対してのスキンシップが過剰だが、コルネリアは観賞用。
ディートリヒとは犬猿の仲。ディートリヒが大事な妹を他国に連れて行ってしまったため、怒っている。
ネレウス王国の近衛騎士団副長。
中性的で男女ともに人気がある。剣聖の弟子でもあり、剣聖を継ぐ人間と言われている。
仕事は真面目にこなすが、プライベートは適度に乱れていて真面目過ぎるという訳ではない。
・サバス(男性) 60代
元気な老人。
海賊船兼貿易船の船長。風の魔法を使う。
海賊だが、私掠船免状を持ち、自国の船を襲わない限りは女王に自由な行動を許されている。また、貿易船としても活躍しており、女王の秘密の貿易の手伝いをしていたりする。
ネレウス国民に多い強さこそ全ての考えを持っている。
ネレウスに多大な被害を与えたグリフォンに憧れていたが、グリおじさんの性格を知って幻滅している。
女王の戦いを目にしたことのある世代のため、最強と言って良い女王を絶対視している。惚れてもいたらしいが、相手にはされていない。
ディートリヒとも仲が良い。
剣聖とは昔の女性関係が原因で仲が悪いが、表向きは仲が良いように見せかけて大人の付き合いをしている。
・カールハインツ・スカーレット(対外的には貴族だと分かるように前置詞が付き、カールハインツ・フォン・スカーレットと名乗る)(男性) 30歳
女王が専属の密偵にするために便宜上養子にされて、王子になった人。
悪さをしていたところを女王に叩きのめされて配下にされたので、王子になる経緯はディートリヒと似たような感じである。
内心では女王に反発しているが、表面的には忠誠を誓って女王好みの行動にならないように調整している。
計算高く、自分の都合で人を陥れるのも平気。
ネレウス王国の裏社会を牛耳っているといってもよく、公式には王位継承権は低く権力もないが、裏ではかなり強い権力を持っている。それでも女王にはまったく敵わない。
双子に下僕紋を付けられ、下僕にされた。
彼にとっては屈辱以外の何物でもないが、それが女王からの解放の切っ掛けとなる。
得意技は暗殺と情報操作。
ネレウス王国全土に異常な速度でディートリヒの悪評(事実)が広まった時は、彼の部屋から爆笑が聞こえたらしい。
●大陸の南方の海
比較的温暖で夏場のサイクロン被害のある時期以外は穏やか。火山帯が含まれている。
・南海竜王・海竜(オス) 年齢不詳
その名の通り、大陸の南側を縄張りにしているドラゴン。
昔からネレウス王国など大陸南方では海竜と呼ばれていたが、ロアと従魔契約をして名付けられたことで正式に字名が海竜となった。
基本的に人間嫌いの小心者。
実力的にはグリおじさんとほぼ同等。ただし、戦う場合は環境により勝敗が分かれる。
他の海の竜王たちからは「ククク……やつは四竜王の中でも最弱」などと言われてるらしい。
ドラゴンだが見た目は巨大なマッコウクジラそっくり。明確な違いは腹びれ。
「盟主」と呼ぶ存在に従っている。
今の盟主は矮小な姿になっているが、それでも恐れている。
平和に暮らしていたが、不安からロアと接触したのが運の尽き。
トラブルに巻き込まれた挙句ロアたちに頭が上がらなくなり、ブルトカール君にお仕置きをされたそうだ。
●アダド帝国民
ネレウスの隣国であるアダド帝国に籍がある人々。
火山帯からは外れている地域で、古くから存在している。昔は平和な国だったが、ネレウス王国が隣に出来たことで軍国主義に変化していった。
・アダド第三皇子ダウワース(男性) 34歳
アダドの第三皇子。アダド皇族に姓はない。
名前はここが初出。
皇子の中で一番気性が荒く、狂皇子と呼ばれている。
その反面、他人に乗せられやすく、単純。
ロア誘拐事件やネレウス襲撃も、他の皇子の陰謀に加担した者たちに誘導されて行った。
アダドには三人の皇子がいるが、全て母親が違う腹違いの兄弟である。
皇族の血が強いのか三人ともそっくりの見た目をしていて見間違えられることも多かったため、髪型や髭で見分けが付くようにしている。
ちなみに第一皇子は髭無し、第二皇子は顔全体を覆う髭(口髭が有る時と無い時があるらしい)、第三皇子が口髭のみである。
母親たちの実家を後ろ盾にして、兄弟で皇帝の椅子を争っている。
極度の血統主義だが、便利に使える人間は大事にするので意外と部下に慕われている。
ただし、斬り捨てると判断した時は容赦がない。
乗っていた船が沈んで行方不明らしいが……。
・シャヒード(男性) 40歳くらい
アダドの第三皇子の側近の軍人の一人。
無名キャラで活躍も無かったのに何で今更名前が出てくるのかと思うかもしれないが、まあ、ちょっと必要がありまして。
●アダド帝国周辺
アダド帝国の帝都は台地となっており、その地下には巨大な洞窟が存在している。
・カラカラ(オス) 年齢不詳
グルアガッハと呼ばれる妖精。
人間に使役されることを目的として作り出された錬金生物で、物作りに特化している。
見た目はクマの着ぐるみを着ている人間の子供にしか見えない。
見た目に反して強大な力を持っている。
魔法攻撃専門で、肉弾戦は好まない。
アダド地下大迷宮の、現在の迷宮主。
アダド地下大迷宮は最初の迷宮と呼ばれる場所で、魔獣の住処が迷宮と呼ばれる切っ掛けとなった場所。
迷宮主は何度か代替わりをしているらしい。
現在は誰とも従魔契約をしていないが、誰かに使役され自身の能力を使われることを好むグルアガッハの本質から新しい主人を求めている。
アダド帝国の皇族の命令を聞いているのは、次の主人が見つかるまでの暇つぶし。
新しい主人が見つかれば、全てを投げ出してしまうつもりである。
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