30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。

ひさまま

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第一章

お風呂最高!!

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 ハードな散策歩行から戻って、お風呂に入る。体がさっぱりして気持ちいい。麻袋の有能性に気づいてからは、お風呂も使い捨てしている。

 薪は、木を収納、水分抜いて切断して出せばほぼ無限大。大鍋に水を入れて沸かしては麻袋に入れればお湯も無限大。あー、こんなことならお湯ストックしなくてもよかった。

 お湯を少しでも貯めるために、買い出しはレンタカーで宿を往復したのに、時間とお金が…。

 いや、何があるかわからんし。今から夏だから、お湯沸かすの大変だし。


 お風呂からあがると、ご飯には少し早いのでレースを編む。簡単な物は編めるので、練習がてらコースターを編む。編み図を見ながら、3つほど作ったら、陽が落ちた。

 ご飯を食べて、明日の予定を考える。

 明日は、果実酒を作ろうか、それともレースを量産しようか。


 

 朝起きて、ユーリさんの服を洗う。日本製の繊維の奥の汚れまで分解するやつだ。

 街に行く際、来ていく予定なのだが、服が一年を通して、5枚しかなかった。ワンピース3枚に、下に履くズボン2枚。防寒着はおじいさんと共有だった。

 まあ、勝手に使わせて貰うのですが、ちょっと抵抗があった。黄ばみもひどいので、洗濯後に草木染めで色を変える予定。

 つまみ洗いと洗濯板を使い、できる範囲で綺麗にして干す。

 お昼には早いので、草木染めに使えそうなものを森に探しにいく。てくてく歩くうちに気づいてしまった。

 麻袋で、汚れも落とせるんじゃない?でも草木染めは楽しいし、花を積んでいこう。青紫のきれいな花が咲いていたので摘んでいく。服の代わりに何を染めようかな?


 
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