107 / 124
第2章 真実
第8話〜難攻不落〜(小田桐視点)
しおりを挟む振り返ると、そこには背の高い華奢な体つきをした女が自信なさげな表情で立っていた。
派手な顔立ちをしたその女は肩を露出させたドレスを身に纏い、長い黒髪を片側で纏め首筋を露わにしている。きっちりとメイクが施された顔だけを見ると、病院で見た奴と今目の前にいるこの女が同一人物だとはどうにも信じ難いものがあった。
「――」
小夜子と名乗るこの女は本当にあの央なのだろうか。疑いたくもなるほど違いすぎるその外見が、俺の判断を鈍らせた。
「……おい、こいつ本当に」
小夜子から決して視線を外すことなく、隣に座る梨乃に問いかける。
「間違いありませんよ。ほら、瞳を見て」
「瞳? ……あぁ」
特徴のある薄いブラウンの瞳。その瞳の色に覚えがあった。
「貴方と同じ、薄いブラウンの瞳」
日本人にはあまり見られない、俺と同じ薄いブラウンの瞳。だが、瞳の色など今時コンタクトで幾らでも変えられるし、たまたま同じ瞳の色をしているだけなのかもしれない。同じ人物だと信じ込むにはまだ早いと、冷静に見極める事にした。
「あ、あの……、と、とな――」
「ああ?」
「……っ」
急に話し出したかと思えば、蚊の鳴くような声でぼそぼそと喋るこの女にイラつきを覚える。こんなところで俺の悪い癖が出てしまい、少々強い口調で返事をするとビクッと肩を竦めて顔を引き攣らせた。
――おいおい。こんな調子でこの仕事ちゃんと務まんのかよ。
小夜子は前で組んでいた手を胸元まで引き上げると、眉尻を下げた顔でおどおどと周囲を見回している。すると、遠巻きに俺たちの様子を窺っていた支配人が、血相を変えて飛んできた。
「も、申し訳ございません! 小夜子はこの仕事は日が浅く、実はまだお客様についた事が無いんです。ですので、ここはやはり他の者に」
それを聞いた小夜子は、支配人の肩越しで安堵の溜息を漏らした。
「いや、別にいい。問題ない」
「ではせめて、もう一人――」
「俺がいいって言ってるんだ」
余りにもしつこく食い下がって来る支配人に、はっきりそう告げる。諦めて持ち場へと戻って行く支配人の背中を、小夜子は悲痛な面持ちでじっと見つめていた。
さて、邪魔者は消えた。これでやっと話が出来る。
「? 何ボーっと突っ立てる。目立つからさっさと座れ」
「は、はいっ。し、失礼します……」
俺の横、と言っても随分離れた所に小夜子が座る。支配人が言った通りまだ不慣れなのだろう。席についてもどうにも落ち着かない様子だった。
「……! あ、あの、水割り、で……?」
しばらくして自分の仕事を思い出したのか、テーブルの上に置かれているボトルをおもむろに掴んだ。
やはり、こいつは央ではないんじゃないだろうか。その証拠に、俺の顔を見ても表情を一向に変えない。先ほどからそわそわしているのは、実の父親が目の前にいて落ち着かないのではなく、明らかに今この場所が落ち着かないだけの様だった。
――もしかして、そもそも俺が誰かもわかっていない?
そう言えば、病院で出くわした時は大きな黒縁眼鏡をかけていたな。ちゃんと俺の顔が見えていないのかもしれない。しかし、俺の名前や会社名などの個人情報の類いは、ご丁寧に芳野の友人から聞かされているらしいからわかっているはずだ。もしかして、テーブルに着く前に誰を接客するのかすら聞いてこなかったという事なのだろうか。まだ一度も客についたことが無い奴に今から誰につくのか説明もしないとは、この店もたかが知れてる。まぁ、今回はそのお陰でこいつに逃げられずに済んだから良かったが。
そんな事を考えながらチラリと支配人が居る方へと視線を向けるとバッチリと目が合ってしまい、何かあったのかと駆け寄ろうとしてくるのを慌てて片手で制した。
「また五月蠅いのが来るところだった。……?」
自分の所為でそんなやりとりがされている事にも全く気付かず、小夜子はボトルを自分の顔の真ん前まで近づけては眩しいものでも見るかのようにぎゅっと目を細めている。その姿を見て、やはりちゃんと見えていないのだと確信した。
「――? おい、一体何を作るつもりなんだ?」
小夜子はテーブルに置いたグラスの高さまで腰を折り曲げ、琥珀色の液体がたぷたぷと注がれていくのを凝視している。この店の雰囲気にまるでそぐわない不格好なその姿に気をとられていた所為で、グラスにはなみなみとウィスキーが注がれてしまっていた。
「あ、え? み、水割りを?」
「それじゃあ水を入れるどころか氷すら入らないだろう。……もういい、貸せ」
梨乃はもともと飲まないからいつの間にかしれっとオレンジジュースとか頼んでいやがるし、はたからみれば俺はまるでウーロン茶でも飲んでいるかの様だ。
いい年の男二人がこんな店で揃いも揃ってソフトドリンクを飲んでいるだなんて、これじゃあホステスを口説くのに必死になっていると思われかねない。
「すっ、すみません!」
きっと俺の眉間に皺が寄っていたのだろう。何度も頭を下げる小夜子の顔は、すっかり青ざめていた。
「……いや。水で薄めたものを飲まされるよりはいい。それより」
さて、お遊びはもういい。俺がここへ来た本来の目的を成し遂げる為に、本題に入ることにした。
「央、お前何でこんなとこに居る?」
「……!?」
急に本名を呼ばれた事に慄いたのか、大きな目をパチクリとさせている。そして、俺が何者なのかを確める為にぐっと顔を寄せたかと思いきや、飛び跳ねる様にして先ほどより更に後ろに仰け反った。
「あ、あああああああ……ッ!」
ぶるぶると震えながら俺を指で差す。上げた悲鳴は、丁度山場を迎えていたピアノの生演奏が運良く掻き消した。
まだ完全に小夜子が央だと信じていなかったが、この態度を見て確信する。お互いが親子であると知ってからの初対面がこんな形になるとは思ってもみなかった。
「今やっと俺が誰だかわかったのか。ド近眼もいいとこだな」
よもや、身バレするとは露ほどにも思っていなかったのだろう。確かに、俺も梨乃に言われなければ、いや、言われても中々信じられなかった位だから否定はしない。だが、無駄に肌を露出させ、男に媚びを売る。それが事もあろうか、俺の血が流れているたった一人の娘がやっているだなんて、考えただけで吐き気がした。
「いい加減自分の家に帰れ。芳野が心配してるぞ」
さっきまで自分に子供がいたなんて事すら知らなかったと言うのに、急に父性が芽生えたのか。こんな場所で隠れて働いている娘に手を上げるわけでも声を荒げる事もしない今の俺は、まるで『母さんには内緒にしてあげるから』と理解あるいい父親を演じているかの様だった。
「わかったら――」
「ひっ、人違いです!」
「は?」
「わ、私は……なっ、なか……中村と言います!」
「……そこは『小夜子』って言うべきじゃないのか」
――デジャブ? 随分昔にも同じような事があった気がするな。
コンビニで芳野と偶然再会した時も、自分は芳野じゃないと速攻否定しやがったのを思い出す。こんなにわかりやすい反応をしておいてシラを切るとは。全く、DNAとは恐ろしいものだ。
「……はぁっ。兎に角、もうお遊びは終わりだ。さっさと荷物をまとめて――」
「あ、あの! き、急に激しい下痢と嘔吐が襲って来たので、これにて失礼つかまつります」
「はぁ? ちょ、おい」
央は瞳孔を全開にした状態で突然立ち上がると、ドレスの裾を持ち上げながらずんずんと店の奥へ戻って行ってしまった。
「失礼つかまつるって……侍かよ」
ウィスキーがなみなみと入っているグラスを掴むと、ブツブツいいながらグイッと一口流し込んだ。
「チッ、……? ――なんだよ」
「いえ、別に――、……ッ」
無遠慮に笑い続けている梨乃が、本当は何が言いたいのかはわかっている。俺があんな小娘如きに手を焼いているのが面白くてたまらないのだろう。お前は面白いだろうが、あんなバレバレな嘘で俺を騙せると思われたのが、俺としては非常に面白くない。
「首に縄つけてでも連れて帰ってやる」
「お手並み拝見いたします」
これといった策もないのにまんまと梨乃に焚きつけられ、つい大見得を切ってしまったのだった。
「申し訳ございません、小田桐様。今日はVIPルームのお客様の担当をしておりますので、ご指名頂けないんです」
「ふん。VIPルームだろうが何だろうが、あれから俺が指名してあいつがここへ来た試しがないだろうが」
「そっ、それは……」
「まぁまぁ、聖夜さん」
いつものように梨乃が俺を宥め、支配人を下がらせた。
あれからというもの、俺と梨乃は央が勤めるこの店に足繁く通い詰めている。もう梨乃の力は借りなくても一人でやれると思ったが、何故か俺一人では入店拒否されてしまう。一体どんな手を使ったのかと問い質してみるも、当然こいつがそう簡単に口を割るわけがない。仕方なく、俺は毎回梨乃同伴でこの店に来ていたのだった。
そして今日もことごとく失敗に終わる。縄をつけて連れて帰ろうにも、相手が姿を見せないとなればどうする事も出来ない。
「思った以上に手強いな」
思わずポロリと本音が出てしまい、そしてすぐに後悔した。
「もうギブアップですか?」
「……んなわけねーだろ」
面白そうに笑う梨乃を睨み付け、ウィスキーをあおった。
「ったく。……?」
バーカウンターの所で支配人とボーイが何か言い争っている声が聞こえる。ボーイが何処かへ向かおうとしているのを何人かで羽交い絞めし、そのボーイの前で支配人が両手を出して制止していた。
「何か揉め事でしょうか」
「ああ」
店に流れる音楽の所為でところどころしか聞こえなかったが、どうやらそのボーイは「彼女はダメだ」としきりに喚いている。従業員同士の色恋沙汰かとすぐに視線を外したが、後ろに座っていたホステス達の会話が自然と耳に入り、下世話な話にしばらく聞き耳を立てていた。
「ああ、やだ。またあの子が騒いでる」
「ボーイのくせに店の女の子に手を出すなんて何考えてるのかしら」
「まぁでも、自分の好きな女があの岡本さんと一緒にVIPルームに入ってるって聞けば、熱くなるのもしょうがないのかしら」
「VIP使えばホステスを自分のものに出来るって勘違いしてる人だからね、岡本さんは」
最低な男だなと鼻で笑いながら、ウィスキーをちびりと飲っていた。
「梨乃、今日はもう――」
帰るか。そう言いかけた時だった。
「せっかくVIP使える位の上客が小夜子についたのに。この世界で働いてる限り、そういうのも割り切らないとでしょ」
――は? 小夜子だと?
「聖夜さん?」
そう言えば、央はVIPルームの客についていると支配人が言っていたな。
再びボーイの方へと視線を移すと、羽交い絞めされた状態でずるずると奥へと連れていかれる所だった。
0
あなたにおすすめの小説
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
辺境伯夫人は領地を紡ぐ
やまだごんた
恋愛
王命によりヴァルデン辺境伯に嫁ぐことになった、前ベルンシュタイン公爵令嬢のマルグリット。
しかし、彼女を待っていたのは60年にも及ぶ戦争で荒廃し、冬を越す薪すら足りない現実だった。
物資も人手も足りない中、マルグリットは領地の立て直しに乗り出す。
戦しか知らなかったと自省する夫と向き合いながら、少しずつ築かれていく夫婦の距離。
これは、1人の女性が領地を紡ぎ、夫と共に未来を作る「内政×溺愛」の物語です。
全50話の予定です
※表紙はイメージです
※アルファポリス先行公開(なろうにも転載予定です)
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
カモフラ婚~CEOは溺愛したくてたまらない!~
伊吹美香
恋愛
ウエディングプランナーとして働く菱崎由華
結婚式当日に花嫁に逃げられた建築会社CEOの月城蒼空
幼馴染の二人が偶然再会し、花嫁に逃げられた蒼空のメンツのために、カモフラージュ婚をしてしまう二人。
割り切った結婚かと思いきや、小さいころからずっと由華のことを想っていた蒼空が、このチャンスを逃すはずがない。
思いっきり溺愛する蒼空に、由華は翻弄されまくりでパニック。
二人の結婚生活は一体どうなる?
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる