【完結】婚約破棄なんて口にしなければ、残虐の魔導師達を呼び覚まさなかったのに。さよなら…

辺境伯の娘であるサファイアローズは、この国の王太子に婚約破棄を言い渡された。

それは、披露のパーティ直前。その扉の向こうには、貴族達が待っている…その時。
国が決めた婚約。魔の森と言われる場所を守る辺境伯の娘を娶ることに意味があった。

エスコートされる筈の手は、王太子が手を取ることはなく。冷たい眼差しが注がれるだけ。
“なぜ”とは言わない。「本当に良いのですね?」
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