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1 いつもの朝は
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いつもの様に家を出た。
朝が来て、飯食って、着替え終わって、学生だったら学校へ行く。
朝一晴(あさか はる)17歳も同じだ。
朝弱い晴は、眠くてだる~~っと目を閉じそうになるが、しょぼつく目を擦って朝日に輝く見知った街並みに目を向けた………
そこはいつものご近所で、町内で自宅からそんなに離れてもいない公園の入り口付近。
ゴォスッ!!
「…!?」
何か物凄い音がした…目を向ければ、蹲る黒い塊…?
あ……人じゃん……
黒い塊と思ったのは、制服を着たどこかの男子生徒らしかった。
「あぁ!?立てや!オラァ!?」
爽やかな朝とは対照的な腹に響くドスの効いた声が公園内から聞こえて来る。立てと言われても立てない蹲った男はどうやら声の主に強烈な一撃を喰らったらしかった…
この声……よく知ってる。小さい頃からのご近所さんだ。
あ、やっぱり翔だわ。俺の幼馴染の花陵翔(かりょう しょう)同じく17歳は自他共に認める喧嘩好き…小さい頃から知っている俺としてはこんな乱暴なやつじゃあなかったんだが、中学に入ってしばらくしたらあれよあれよと言う間にあちらの世界に足を踏み入れていらっしゃって…仲良い友人ともあまりつるまなくなった。
けど、根っからの乱暴者じゃあ無い翔は昔馴染みや今の友達には絶対に手を出さないし、良く知っている俺なんかも別に翔の事は怖くなんて無い。
こいつがこんな事をする時にはちゃんと理由があるからな…
「よぅ~~っす!はよっ翔。」
蹲った男越しに翔に声をかけた。時々会えば会話もする。
「おぅ…」
朝からご機嫌斜めの低い声だなぁ…
「何したのよ?こいつ?」
「あ?こいつら学校の生徒にカツアゲしてた奴らだよ…!」
あ、ほら理由があった…で、こいつら、ね?良く見たら周りに何人か蹲ってらっしゃるね……
「お前、一人で良くやるよな?」
「何?」
「ん~ん、別に…」
硬派な1匹狼風だけど、同じ学校や友達なんかを大事にする奴なんだよね、翔は。
「なんだよ?用はそれだけか?」
ん~?こっちは偶然見かけて声かけただけだから用って言う用は無い。伸びをして怠そうに一つ欠伸をする直前にこっちを向いていた翔と目があった。
瞬間、パン!?音にしたらそんな感じの光に一瞬で辺りを覆い尽くされた……
朝が来て、飯食って、着替え終わって、学生だったら学校へ行く。
朝一晴(あさか はる)17歳も同じだ。
朝弱い晴は、眠くてだる~~っと目を閉じそうになるが、しょぼつく目を擦って朝日に輝く見知った街並みに目を向けた………
そこはいつものご近所で、町内で自宅からそんなに離れてもいない公園の入り口付近。
ゴォスッ!!
「…!?」
何か物凄い音がした…目を向ければ、蹲る黒い塊…?
あ……人じゃん……
黒い塊と思ったのは、制服を着たどこかの男子生徒らしかった。
「あぁ!?立てや!オラァ!?」
爽やかな朝とは対照的な腹に響くドスの効いた声が公園内から聞こえて来る。立てと言われても立てない蹲った男はどうやら声の主に強烈な一撃を喰らったらしかった…
この声……よく知ってる。小さい頃からのご近所さんだ。
あ、やっぱり翔だわ。俺の幼馴染の花陵翔(かりょう しょう)同じく17歳は自他共に認める喧嘩好き…小さい頃から知っている俺としてはこんな乱暴なやつじゃあなかったんだが、中学に入ってしばらくしたらあれよあれよと言う間にあちらの世界に足を踏み入れていらっしゃって…仲良い友人ともあまりつるまなくなった。
けど、根っからの乱暴者じゃあ無い翔は昔馴染みや今の友達には絶対に手を出さないし、良く知っている俺なんかも別に翔の事は怖くなんて無い。
こいつがこんな事をする時にはちゃんと理由があるからな…
「よぅ~~っす!はよっ翔。」
蹲った男越しに翔に声をかけた。時々会えば会話もする。
「おぅ…」
朝からご機嫌斜めの低い声だなぁ…
「何したのよ?こいつ?」
「あ?こいつら学校の生徒にカツアゲしてた奴らだよ…!」
あ、ほら理由があった…で、こいつら、ね?良く見たら周りに何人か蹲ってらっしゃるね……
「お前、一人で良くやるよな?」
「何?」
「ん~ん、別に…」
硬派な1匹狼風だけど、同じ学校や友達なんかを大事にする奴なんだよね、翔は。
「なんだよ?用はそれだけか?」
ん~?こっちは偶然見かけて声かけただけだから用って言う用は無い。伸びをして怠そうに一つ欠伸をする直前にこっちを向いていた翔と目があった。
瞬間、パン!?音にしたらそんな感じの光に一瞬で辺りを覆い尽くされた……
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