恋愛 婚約から家族ができるまで

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誕生日②

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「はい、どうぞ」
と声を掛けるとドアが開いた。するとドラガル様が私を手招きして自室へと呼んだ。私がどうしたのだろうとドラガル様の部屋に行くと今度は寝室へと呼ばれた。寝室に入ると寝室一面に薔薇の花ビラが散りばめてあったのだ。
「うわー、きれー」
私が感激して見ているとドラガル様が
「残念だが俺ではない。俺が戻った時にはこうなっていた」
と私を見ながら言った。私はみんながしてくれたのだろうと思った。ドラガル様もそう思っていたみたいで苦笑いしながら
「どうする、エリーゼの部屋に行くか」
と尋ねてきた。私は
「ここがいいです。こんなの生れて初めてです。噂では聞いたことはあったんですけど・・実際に目にすると凄く綺麗で・・嬉しいです」
とドラガル様に言った。
「そんなに喜んでもらえるとみんなも喜ぶだろう」
とドラガル様は私の肩を抱きながら言った。その時、零時をを知らせる時計の鐘が鳴った。
「エリーゼ、誕生日おめでとう」
ドラガル様はそう言うと私に口づけた後、床に膝をつくと
「エリーゼ、これから先もずっと一緒にいてほしい。だから俺と結婚してくれ。なにがあろうと俺は一番にエリーゼを思い過ごしていく。だから共に楽しい時間を過ごさせてほしい」
ドラガル様は私の顔を見つめながらそう言った。私は
「私も一番にドラガル様の事を思い、共に楽しい時間が過ごせるようあなたの伴侶になることを望みます。ドラガル様、よろしくお願い致します」
私はそう言うとドラガル様に手を差し出した。するとドラガル様は私の手に口づけると私を寝台の横に立たせた。そうして私の羽織っていたガウンを床に落とすと
「エリーゼが欲しい」
と言った。
「私もドラガル様が欲しいです」
私の返答を聞くとドラガル様は口づけ
「今日は最後までするけど大丈夫か」
とさらに聞いてきた。私が頷くとドラガル様は身につけていたものを脱ぎ捨て裸になった。そうして私の夜着に視線を落とした。
「エリーゼ、凄く可愛い、脱がせるのがもったいないぐらいだ」
と言った。
「今、ここで脱がしても寝た状態で脱がせてもいいですよ」
と私は笑顔で言った。すると
「この夜着は、そういった機能があるってことなのか」
と真剣な表情で聞いてきた。私が頷くと
「じゃあ、今日はここで裸になってもらう」
と言うと私の肩のリボンをほどいた。しかし私の肩は露わになったが肝心の胸が隠れており少し残念そうに・・だが少し嬉しそうに今度は私の胸のリボンに手を掛けた。リボンがほどけると私の夜着は一気に脱げ私は裸になった。私はやはり恥ずかしく反射的に手で前を隠し体を捩った。
「エリーゼ、見せてほしい」
ドラガル様にそう言われ私は手を外した。そうしてドラガル様の方を見るとドラガル様の陰茎がもう屹立していたのだ。私はドラガル様が私の裸を見ただけでこんなにも興奮しているのが分かり嬉しくなった。すると私の視線に気付いたドラガル様が
「エリーゼの裸を見ただけでこんなにも高ぶってしまった。これからエリーゼの体に触れ、中に入ると想像するだけで正直いってしまいそうだ」
と言ってきた。私はドラガル様の言葉を聞いてこれからドラガル様と行う行為を想像し体温が上がってくるのを感じ、自分の秘所が潤んできていることが分かり無意識に膝を擦り合わせていた。
「エリーゼも感じてくれているのか。もう、触れてもいいだろうか」
と言われ私は頷いた。するとドラガル様は距離を詰めると私に口づけしながら秘所に触れた。そうして濡れているのを確認すると
「エリーゼ、もう濡れている」
と言って私の蜜壺に指を入れいきなり一カ所を刺激してきたのだ。私はすでにドラガル様の言葉で興奮していたため
「あぁだめーんんっ・・あぁあぁぁー」
私は呆気なくいかされてしまった。
「エリーゼ、今日はいつも以上に感度がいいようだ。たまらない」
私はドラガル様の言葉と早急な行為といかされたことにより立っておれずドラガル様にもたれかかった。するとドラガル様は私を抱き上げると寝台へ連れて行き、前みたいに私を自分の前へと座らせた。そうして蜜壺へ指を挿入してきた。
「ドラガル様」
私がドラガル様の首に掴まりながら名前を呼ぶと
「エリーゼ、どうしよう、早くエリーゼの中に入りたくて仕方ない。もっとゆっくり慣らしていかないといけないとは分かっているのだが・・」
と苦しそうな表情で言ってきた。私はドラガル様の頬に手を当てると
「私は大丈夫です。ドラガル様はいつでも優しいです。今のように苦しそうにされているドラガル様を見ている方が辛いです。どうぞ、ドラガル様のいいようにしてください」
と言った。すると
「エリーゼ、ありがとう」
とドラガル様は言うと私に口づけながら蜜壺の指を抜き差しした。そうして今度は私の顔を見つめながら体を屈めると乳頭を口淫しだした。私は両方の刺激と先程いったことで体がさらに興奮していたため
「あぁぁぁードラガル様、いっちゃうー」
私の足の間に体を入れると今度は蜜壺に二本指を差し込んできた。しかし、いかされていた私の体はなんなく指を飲み込んだ。ドラガル様はそれを確認すると蜜壺から指を引き抜き私に覆いかぶさると私の目を見ながら
「エリーゼ、今からエリーゼを貰うけどいいか」
と尋ねてきた。私は笑顔で
「私を受け取ってください」
と言った。ドラガル様は再び起き上がると私の足をさらに広げ自身の体を前へとすすめた。するとドラガル様の高ぶりが私の蜜壺の入り口に触れた。ドラガル様の高ぶりは想像以上に熱かったが柔らかく感じた。ドラガル様は入り口で陰茎を上下させ自身に私の愛液を纏わせると少しずつ私の中へと入って来た。私がその衝撃に耐えていると
「エリーゼ、目を開けてこっちを見て」
と言ってきた。私は目を開けドラガル様の顔を見た。するとドラガル様は辛そうに体をゆっくり動かしていた。私は思わずドラガル様の頬に両手で触れた。するとドラガル様は私の方を見ると微笑み口づけながらさらに奥へと陰茎をすすめた。そうして一度止まると
「エリーゼ、愛してる」
と私の目を見ながら言うと一気に陰茎を奥へと押し込んだ。
「あぁぁーー・・・・」
私は押し広げられる感じと痛みを感じたがドラガル様に告白されたことが嬉しく自然と涙が流れた。ドラガル様の陰茎が奥まで入ると私の蜜壺はいっぱいに押し広げられているように感じたが自分の体の中でドラガル様の熱を感じることができ胸がいっぱいになった。
「エリーゼ、痛かったか」
ドラガル様は動かずやや慌てながら私の涙を指で拭うと声を掛けてきた。私は素直に
「少し痛かったですけど大丈夫です。この涙は痛くて流した涙ではなく嬉しくて流した涙です。ドラガル様が私の中に入っていて凄く熱いです。」
とお腹を両手で触りながら笑顔で言った。ドラガル様は額汗を滲ませながら何かに耐えているといった感じで何度も深呼吸を繰り返していた。私は心配になり
「ドラガル様は大丈夫なのですか」
と尋ねた。すると
「エリーゼの中が気持ち良すぎてすぐにでもいってしまいそうだ・・エリーゼ大丈夫そうなら動きたいのだが、動いてもいいだろうか」
と尋ねてきた。私はまだ少し痛かったがもっとドラガル様を感じたかったため静かに頷いた。するとドラガル様はゆっくりと腰を動かし陰茎を抜き差しし始めた。
「あぁっあぁっ・・んっ・・んっ」
私は最初痛みを強く感じていたが途中から込上げてくるような感じが体の奥から湧いてくるのを感じた。私がドラガル様の動きに合わせて声を出すようになると
「エリーゼ、痛くないか」
と何かに耐えるような表情で再びドラガル様が尋ねてきた。
「大丈夫です、どちらかというとドラガル様を中で感じて気持ちよくなってきているみたいです」
と言った。するとドラガル様は
「よかった。エリーゼが感じてくれているみたいで」
と言うと今度は激しく腰を動かし始めた。私はあまりの刺激に喘ぎながら声を漏らしているとドラガル様は今度は両手で乳房と乳頭に触れてきたのだ。
「あぁあぁーだめードラガル様、つらい・・・あぁあぁぁー」
私はドラガル様にもたらさると振動と刺激で徐々に体の奥が熱くなってくるのを感じた。そうして奥を刺激されると時々目がチカチカするような感じがしてきた。しばらく刺激を受け止めていると急にいつもの感じが込上げてきた。
「あぁードラガル様、いっちゃう・・あぁぁぁー」
私は体をビクつかせいった。するとドラガル様が
「俺もいく」
と言うと私の蜜壺から勢いよく自身を引き抜くと子種を私の胸へと飛ばし、大きく息を吐きだすと私に覆いかぶさった。私は体にドラガル様の重みを感じ凄く幸せだった。私はドラガル様に抱きつきながらお互いの息が整うのを待った。しばらくしてドラガル様が体を起こした。
「エリーゼ、ありがとう。凄く気持ちよかった。エリーゼとやっとひとつになれて幸せだ」
と言った。
「私もです」
と笑顔で言った。その後ドラガル様は私にかけた子種を拭き取ると寝台に横になった。私もドラガル様に寄り添いながら横になっていた。
「エリーゼ、エリーゼの中は気持ちよくてやみつきになりそうだ。エリーゼは辛かったか」
と尋ねてきた。私は少し照れながら
「最初は痛かったですけど・・しているうちに気持ち良くなったので辛いことはなかったです。ドラガル様とだったら何度しても大丈夫ですしドラガル様を近くに感じるので私もまた抱いてもらいたいです」
と恥ずかしかったがドラガル様の顔を見ながらそう言った。するとドラガル様は驚いた表情をしていたが笑顔になると
「エリーゼにそう言ってもらえてよかった。実践したことがなかったからうまくできるか心配だったのだが・・」
「全然、心配そうには見えませんでした。ドラガル様も初めてだったんですよねぇ」
と尋ねた。するとドラガル様は少し照れながら
「あぁ、初めてだ。普通は俺ぐらいの年齢になるとそこそこ経験しているようだが・・俺にはそういう機会がなかったから・・男としてはちょっと・・」
と言葉を濁らせながらそう言った。
「そんなことはないです。女性からしても他の女性と経験がないのは正直嬉しいです。ドラガル様が私としたことを他の令嬢としたと想像したら胸が苦しくなります。だからドラガル様が他の令嬢を抱いていなくてよかったです。ドラガル様を独り占めしているみたいですごく嬉しいです。ドラガル様・・これからも私一人にしておいてくださいね。私もドラガル様に飽きられることがないように・・うーん、どうすればいいですか」
と首を傾げながらドラガル様に言った。するとドラガル様は微笑みながら
「俺がエリーゼ以外を抱きたいと思うことはない。エリーゼは今までと同じようにしていてくれればいい。エリーゼはいつも俺のしてほしいことを自然にしてくれているし・・エリーゼは全てにおいて最高だから・・正直エリーゼなしでは今後の俺の日常はないに等しい。エリーゼ愛してる」
と言うと私に口づけた。私はそう言ってもらえてことが嬉しくドラガル様の口づけに応えた。しばらくそうして寄り添っていると
「エリーゼどうする、湯あみに行くか、このまま朝まで寝るか」
とドラガル様から声が掛かった。私はまだ休んでいたかったので
「今はまだこのままがいいです」
と言った。すると
「このまま朝まで休もうか」
とドラガル様は言うと私の頭の下に腕を敷いて仰向けのまま目を閉じた。私はドラガル様の方を向き片手をドラガル様の胸に置きながら目を閉じた。
 そうして周りがうっすらと明るくなってきた頃目が覚めた。私が今何時だろうと顔を動かして確認しようとした時、ドラガル様も目を覚ました。
「おはよう、エリーゼ」
と言って私に口づけた。
「まだ、早いみたいですね。もう一度眠りますか」
とドラガル様に尋ねた。すると
「エリーゼ、体は大丈夫か」
と尋ねてきた。私は股に何かが挟まているような違和感があったが特に痛みなどはなかったため
「大丈夫です」
と笑顔で返答した。するとドラガル様は真剣な表情で
「エリーゼ、もう一度抱いてはだめだろうか」
と聞いてきたのだ。私はこの行為は何度もするものなのかと感じたが実際ドラガル様に触れられることは嫌ではなく、昨日した行為も最初は痛かったものの最後は凄く気持ちよく、なによりドラガル様を自分の中で感じられることが嬉しかったので
「私もしてほしいです」
と恥ずかしかったがそう言った。するとドラガル様は私に再び口づけると片手を秘所へと伸ばし蜜壺に触れた。
「エリーゼ、期待していたのか、もう濡れているのだが」
と私の目を見ながら意地悪気な表情で言ってきた。私は恥ずかしく
「ドラガル様は意地悪です」
と言って両手で顔を覆った。すると
「すまなかった。つい嬉しくて・・好きな子には意地悪したくなるだろう」
と言ってきた。私は顔から手を離すと
「そんなに私の事が好きなんですか?」
と聞いてみた。
「あぁ」
ととびっきりの笑顔でそう返答したのだ。私は内心負けたと思ったが
「私の方がドラガル様の事が好きです」
と言い返した。すると
「ありがとう」
と言いながら再度私に口づけ、蜜壺の中へと指を挿入した。
「あぁぁぁー・・気持ちいい」
私の反応を見ながら指を二本に増やしたが痛みは感じなかった。その様子を確認したドラガル様は指を引き抜くと起き上がり私の両足を脇に抱えると自身の高ぶりを蜜壺へとあてがった。昨日の夜とは違いやや部屋は明るくドラガル様が私の足を抱えているため腰が上がり蜜壺にドラガル様の陰茎の先端が当たっている様子が私の目にも映った。私が驚きながら見ていると
「エリーゼ、誰のものが入って行くかしっかり見ておいて」
と言いながらゆっくりと私の蜜壺に陰茎を挿入していった。その光景と私の顔を交互に見ながら・・
「あぁぁぁー・・」
私は私の蜜壺にドラガル様の陰茎が入って行く様子を見ていると体の奥が異常に熱くなり熱が奥にたまるのを感じた。そうしてドラガル様の陰茎が入り私の奥に到達した瞬間、私はいってしまった。その瞬間ドラガル様の顔が何かに耐えるような表情になった。
「エリーゼ、入れただけでいってしまったのか。俺もいきそうになってしまった」
と言うとゆっくりと腰を動かし始めた。
「ドラガル様、今いったところなのでちょっと待ってください・・んんっ」
と言ったが聞いてもらえずドラガル様は腰を動かし続けた。私はいった直後だったため苦しく頭を振りながら耐えていた。
「エリーゼ、すまない。もっと優しくしてやれればいいのだが・・俺も耐えられない、エリーゼの中が気持ち良すぎて・・」
とドラガル様が額に汗を垂らしながら苦しそうな表情で言ってきた。私は苦しかったがそれは極めたからで今苦しいのも快感が強すぎて苦しかったから
「ドラガル様、ドラガル様がしたいようにしてください。私も苦しいけど気持ちよくて苦しいだけなので」
と言った。すると
「エリーゼ」
と言うと私に口づけると激しく腰を打ち付け始めた。パンパンと肉同士がぶつかり合う音が部屋に響き部屋全体が厭らしい雰囲気になった。私はドラガル様からもたらされる刺激と快感に溺れていた。
「ドラガル様、気持ちいい・・あぁっあぁっあぁっ」
私はドラガル様の振動に合わすかのように声を漏らしていた。
「エリーゼたまらない、もういく」
ドラガル様はそう言いながら私の陰核に急に触れ腰をさらに激しく打ち付けてきた。
「きゃぁっドラガル様、いやーだめーいっちゃうーあぁぁぁぁー」
私は突然の刺激に耐えられず、すぐにいってしまった。その瞬間ドラガル様はまた自身を引き抜くと私の胸に子種を飛ばし私に覆いかぶさった。私はまたドラガル様が私の体を預けてくれたことが嬉しくしばらくドラガル様の重みを受け止めていた。しばらくしてドラガル様は起き上がると
「エリーゼ、体を流そうか」
と言って私を抱き上げようとした。私は何度も運ばれていたので
「ドラガル様、大丈夫です、自分で歩けます」
と言って立ち上がろうとして足に力が入らず崩れ落ちそうになった。
「えっ」
と私が驚いていると
「すまない。手加減ができなかった。俺のせいだ」
と言って私を抱き上げると湯あみへと連れて行った。ドラガル様は私が洗い終わると昼間のように私を抱き上げ一緒に浴槽に浸かった。
「気持ちいいですねぇ」
私がそう言って伸びをしていると、ドラガル様が私の腰を掴むと胡坐をかいている自分の前に私を座らせ後ろから抱き締めてきた。私は私を抱き締めているドラガル様の腕にお湯をかけていた。
「エリーゼ、体は大丈夫か。初めてだったのに二回もしてしまった。もっと俺が自制していればこんなに負担を掛けることもなかったのに、すまなかった」
と私の首元に顔を埋めながら言ってきた。
「ドラガル様、今日は謝ってばかりです。私が嫌々していたとお思いですか。そんなわけあるわけないじゃないですか。これは私も望んでいたことですしドラガル様に抱いてもらえて私は嬉しいです。それに気持ちよかったですし・・」
と私は最後は小声にはなってしまったがそう素直な気持ちを告げた。
「そうか、俺の体を気に入ってくれたみたいでよかった。無理やりして嫌われていないかちょっと心配だった」
「ドラガル様はいつでも優しいです。それにしてもドラガル様って意外に弱気なんですねぇ」
「基本そうではないと思うのだが、如何せんエリーゼに対してはどうも弱気みたいだ」
と笑いながら言ってきた。それからしばらく浸かった後浴槽から上がり昼間同様にドラガル様に拭いてもらって寝台に戻った。
「まだ朝食まで時間があるからもう少し休もうか」
とドラガル様が言った。私はよくわからなかったので
「ドラガル様、もうしなくても大丈夫なのですか」
と尋ねた。すると
「エリーゼ、大丈夫だ。あまり煽らないでくれるか。またしてしまったら昼間いつもみたいに過ごせなくなると色々面倒だろう」
と言ってきた。
「それは困ります。ドラガル様、普通はどれくらいするものなのですか」
と聞いてみた。
「俺もよくは知らないが、他の奴が言うには一晩に三・四回で朝はまた別らしい」
私はそれを聞いて驚いた。
「本当ですか。それが普通なんですか。世の中の令嬢たちは凄いですねぇ。私は体力がなさすぎるんですねぇ。もっと鍛えないと・・」
私は真剣に考えた。それからまたドラガル様に後ろから抱き締めてもらいながらもう一度眠りについた。
 私は外の明るさで目を覚ました。するとドラガル様も目を覚ました。
「おはようございます」
「おはよう」
ドラガル様はそう言うと徐にガウンを羽織ると寝室から出ていき今度はカートを押して戻って来た。
「ドラガル様、それどうしたんですか」
「あぁ、昨日のうちに朝食を準備して置いておいて欲しいと頼んでおいた」
流石である。私はガウンを羽織るとテーブルに移動し一緒に朝食の準備をした。するとカートの中に一枚の手紙が入っていた。ドラガル様が開けて読むと私へとその手紙を渡した。中には昼食は中庭に準備をするので来て欲しいという内容だった。
「だから、昨日エドガーさんが準備していたんですね」
と笑顔でドラガル様に言った。するとドラガル様はなにか考えているようだったが
「そうだなぁ」
と言うと朝食を食べ始めた。朝食後部屋に戻ると服に着替え庭にいつでも行けるよう準備をした。それからドラガル様の部屋でまた読書をした。今度はこの地方の成り立ちに関する書物を読みながら、この地方についてドラガル様に色々教えてもらった。その後ドラガル様の家族について教えてもらった。そうそう王宮近くの家の改築が終了したので今度一緒に見に行く約束をした。
「ドラガル様、一度聞いてみたかったんですけど・・」
「なんだ」
「ドラガル様はその・・閨の事を誰に教えてもらったのですか」
と勇気を振り絞り聞いてみた。すると
「特に誰かに聞いたとかはないと思う。俺は騎士として寄宿舎で暮らしているだろう。周りの連中が飲むと決まって話し出すんだ。俺は酒を飲まないから聞きたくなくても聞かされて・・気付いた時には色々知っていたってところかな」
「そうなんですか。私は男性に興味がなかったしお茶会にも参加していなかったからあまり聞いたことがなかったです。本棚にある本はどこで購入するんですか」
「あぁ、あそこの本は・・多分マルクが伝手を使って購入したのだろう。俺が初めてエリーゼをこの屋敷に連れてきた時には本棚に入っていたからな。まぁマルクならやりかねないだろう」
と笑いながら言ってきた。
「本当ですね。それで目を通されたのですか」
「まぁ、俺は勉強家でもあるからな。まぁまぁ参考になった」
ドラガル様はそう言うと笑っていた。
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