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学園
ん?私の勘違いだよね?ね?
しおりを挟む私とタオが話している間にスーちゃんがかなり疲れている様子だったけど、話し終えると話していたからかタオが結局1番疲れ果て…
最終的にはカイトと2人で話しつつスーちゃんとタオを見守った。
基礎体力の授業が終わると
「私…強くなりたいのに体力が無くって…シャルちゃんはどうしてこの年齢でそんな体力がついてるの⁉︎
やっぱり小さい頃から手伝いとか…薬草採取(?)みたいな依頼をこなしてランクを上げたの?
メ…じゃなくて、、知り合いに、レベルを上げながら運動もしていたら、体力も増えやすいと教えてもらったんだけど……」
とスーちゃんがそう言った
「んー、私はちょっと王都とは離れたところで昔過ごしてて、そこで鍛えてもらったから、王都に来てからもその魔法を使ってみたくて冒険者の仕事をしてたの
でも確かにそこでレベルが上がったのと同時に体力や魔力は上がったかも!
けど…それよりも今みたいに走ったり沢山魔法の練習した方が体力自体もだし、身体が動かしやすくていいと思うよ!」
と言ってみた
実際ドラゴンの里で魔法を教えて貰ってなかったら、魔力量自体増えても使えてないしね。
すると
「やっぱりそうなの⁉︎
ならやっぱり選択授業だけじゃなくて基礎体力をもっと付けるために部活もう一つ増やそうかしら。
でも、1人で自分のペースで走り込む方がいいから…普通に体力作りの部活に入らずの方がいいか迷ってるの」
とスーちゃんに言われた
んー確かに…部活は自由参加だからやりたい日だけ行くのも、、とはなるし、何より私だったらだけど、自分でってなると…やらなくなっちゃうんだよね。。
「部活に入ってたまに参加するのもいいと思うよ♪
だけど…私だったらただ走る事がなんかぼーっとしつつ走るようになって、義務化みたいになって…んー、いつか嫌になりそう(?)な感じがして
だから、それなら走る日もあれば今日は剣術、次の日は弓術とか…日によってする事が違う部活とか合ったら…絶対それが良いんじゃないかな⁉︎
それなら、やりたいことのある日だけ部活に顔を出して、それ以外日は疲れてなければ1人で走り込みとかしたらいいし」
と自分の意見を言ってみると
「それいいね!」
と、スーちゃんではなく、私の後ろから声がした。
ん?この声って…そうおもいつつふりかえるとにっこり笑顔の先生が立っていて
「確かに!
私そんな部活あったら入ってみたいなっ
先生ありますか?」
と私に嬉しそうに言った後、先生にスーちゃんがそう聞いた
すると
「んーーー把握してる限りないかなぁ
だから、作っちゃいなよ」
と先生が言った。
それを聞いて、そっか!作ればいいんだもんね♪
なんて思ってスーちゃんを見たら
確かに!と言う表情でスーちゃんも私の方を見て
「私入部するからね!」
と言った。
…………え?
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