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入学前
さぁ行きますか?
しおりを挟む10分ちょい待っていたら、ユースさんが凄い勢いで走って戻って来て
「こちらハイエルフの方専用のオーラを隠せるローブです!」
と言って黒ベースのローブを私に渡した。
オーラ⁉︎
もしや…エルフだけがの人がハイエルフの人を見分けられる的なあれが隠せるの…かな?
と言うわけで、ローブをしっかり頭から被って、それから
「クリスさん、エマさんありがとうございましたっ
また王都に戻った時…お邪魔してもいいですか?」
と聞くと
「何言ってるの⁉︎
当たり前じゃない
貴方たちが帰ってくるのを待ってるわ」
とエマさんが言ってくれ
「そうだよ
あの家はもう君達の帰る場所でもあるからね
だから!
帰っても、私達のことは忘れないでくれな」
といいながらクリスさんが頭を撫でてくれた
それから少しだけスイは話せないので少し待ってもらいつつ…ミレイと私とクリスさん、エマさんと話して
それから、待ってくれていたサレスさんとユースさんと、エルフの里へと歩いて行った。
5分ほど歩くと
今までも木々は多かったけど、木でできた壁のようなところへ辿り着いた
そして
「ユースだ!
開けてくれっ」
とユースさんが壁に向かってそう言うと
サーっと木がよけるように、入り口が出て来たかと思ったら
「さっきは急いで帰って来たと思ったら直ぐに出て行ったが……その顔を隠した人は誰だ?
流石のユースでも他種族を入れる事は許されないぞ?」
と門番(?)さんかな、がユースさんにそう言った。
すると
「シャル様…大変申し訳ないのですが、今だけ一度フードを下ろしていただいてもよろしいでしょうか?」
とユースさんがそう言った。
「分かりました!」
そう言ってそっとフードを脱ぐと
門番の人が、少し慌てた様子で
「そのお姿はっ⁉︎
大変申し訳ありませんでした!
どうぞ…!」
とサッと避けて中へ入れてくれた。
なんか、今更かもだけど、そんなにハイエルフの人にだけ態度変えちゃうの⁉︎
んーーーなんかなぁ、大袈裟すぎて私には、荷が重いかな??
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