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入学前
お告げ
しおりを挟む少し皆んな固まっていて、どうしたらいいだろ…なんて考えていたら
「まぁ色々びっくりしたけれど、、、一旦置いといて。
髪も瞳の色も両方同じだなんて凄いわね♪
そして2人とも黒い髪がとてもツヤツヤしていてすっごく綺麗だわ!」
とハッとした様子でエマさんがそう言いながら近づいて来てくれた。
こう言う時にすぐ話し出してくれるエマさん大好きっ!
それを見ていたクリスさんもはっとしたようすで
「確かに綺麗だね(ニコッ)
そして、今までの姿ももちろん似合っていて可愛いかったけど
その姿もまた似合っていて2人ともとても可愛いよ」
とクリスさんがこっちへ来て頭を撫でながらそう言ってくれた。
そしてサレスさんとユースさんはと言うと、何故か片膝ついて頭を下げている。
2人とも。
何だかサレスさんに初めて会った時を思い出すなぁ
でも
「2人とも急にどうしたんですか?」
と少しびっくりしつつもそう聞いてみると
「あのお告げは本当だったのですね…」
とサレスさんが泣きながらそう答えた。
なんで泣いてるの⁉︎
そんでお告げってなに⁉︎
と慌てていたら、少しして
「すみません、お告げの内容は本人に伝えるのは禁止されていますので、お教えできないのです、、」
そう畏まった口調でユースさんがそう言い
泣き止んだサレスさんが
「私もエルフ族ですので…お告げについては一応聞かされていましたが…本当だったとは驚きました。
言える範囲でこれだけ言わせてください。
シャル様は自由に、誰かの言葉に左右されずに生きる未来を選んでくださいね。」
と言ってくれたのだけど………
ドユコト?
ほんとに…そりゃ自分の人生なんだし、せっかく転生した世界なんだから、誰かが決めた仕事とか、する気はないもん!
ミレイもスイもいるから、寂しくないしね♪
でも、、、どう言う意味なのかは気になる…よね。
応援ありがとうございます!
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