43 / 223
転生
理由
しおりを挟む中に入ると、それこそ描いてた貴族さまの玄関かな⁉︎ってくらい広くて、外観とは絶対比例してないな…って思うくらい広かった。
奥からミレイママさんが戻ってきたかと思うと
「ごめんなさいね、ささ早く入って!
そして私の大切な子は…名前をもらったのよね?
さっ教えてちょうだい…の前に、、、いい加減早く出てきなさいな?」
と少しトーンを下げてミレイママがそう言った
すると奥からひょこっと…すっごいウルウル目の男の人が顔だけを、出し
「…我が息子よ…大きくなったなぁ
本当にごめんなぁ
俺があんな事したから…息子の為だって言い聞かせて、結局はドラゴンの誇りだとかそんなものの為に…魔力が手に入るようにって…大切な息子の話なんて聞かずに自分の事ばかり考えて
嫌がってても、無理に魔力循環試したり…
魔力が少ない奴でも怠くなるのに…絶対辛かったよなぁ」
と言いながら泣き始めてしまった
これは、私は何も言えない
そんな時
『これはシャルにも聞いて欲しいから聞こえるように言うね(ニコッ)
先ずお父さん、僕ね僕の為に色々してくれて嬉しかったんだよ!
僕が家を出た他にも確かにあるけど
理由はね、夢で聞いたんだ
生まれつき魔力が1すらないものは存在しないって、誰しもが何処かに自分だけの根源があるって!
だから、ここじゃなくて外の世界にどこか特別な場所があるんじゃないかって
ただただそんな気がして行くあてもないのに自分の直感だけを信じてただ出たんだ!
そしてシャルに出会えて、今こうして幸せで嬉しいんだよ!』
そうミレイが言った
それを聞いたミレイパパが
「ありがとな」
とだけ言い
ミレイママが
「ごめんなさいね、そしてありがとう。
改めて貴方の名前を教えてちょうだい」
と2人とも多くはないも言わずにそう言った
そして
『うん!!
僕の名前はミレイ!
シャルが付けてくれた大切な名前なんだ(ニコッ)』
と言った。
それから…全属性が使えるようになった事、スキルが増えた事
色々話をして時が流れた
なんやかんやで仲良くなり、夜になってミレイは小さい姿に戻り皆んなで食卓に並び、そこからかなりの急展開が始まった。
そういきなりのミレイママの
「それじゃあミレイ、スイ、そしてシャルちゃんは6年間ここで過ごすのよね?」
と言う言葉によって
えーーーーっと言ってないし、聞いてないよ?
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
285
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる