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転生
出会えて良かった!
しおりを挟む待って…⁉︎
って事は私からしたら1歳なるまでに自分の意思で家を出て独り立ちしようとしてたって事だよね…
この世界の基準は分からないし、言うて90年で多分身体は産まれたばかりの状態から、鱗とか付いてしっかりしてはいたのかもしれないけど
そこまでの強さを1歳足らずで身につけないといけない状況だったって事への心配と、それを耐えたミレイがただただ尊敬しかないよ…
そんな事いくら今考えても、もう過ぎたことでここで何か言葉をかけるのはミレイにとって反対に失礼にあたりそうだから何も言わない。
けど
『ならその今までがあったからこうやって出会えたんだね。
ありがと』
とだけは伝えた
『ううん、こちらこそここに来てくれてありがとだよ!
まぁ僕は魔力が無かった代わりに頑丈さと強さは他より飛び抜けてた自信あるし、出てすぐにおじちゃんに出会えたから、ほんと出て良かったと思ってるんだ♪』
そうニコッと言ってくれた。
ほんと出会えて良かった。
でも、そうなると…スイも年齢は書いてるのかな?
『スイ、ステータスとかってみれたりする…?』
とスイに向かってそう聞くと
『ううん、僕達スライムは基本見れないの…
人以外で見れるのは上位の魔物だけだった気がする!』
と教えてくれた
そっかぁ
って事はいくつかわからないのか
とは言え…結構賢い事はよく分かった
てか普通にスライムとか魔物って結構、そのー単純って言ったら悪い言い方だけど、あまり知能とか無いのかなって思ってたから、意外だなぁ
なんて考えていると
「…まさかとは思うが、先ほどから顔を合わせているそのスライムと、話してたりしないだろうな?」
と赤いドラゴンさんが言った
え?話してるけど…契約方法聞いたから気がついてると思ってたけど、契約まだだと思ってる感じなのかな?
そう思い、ミレイに
『おじちゃんにこの子と契約したんだって伝えてくれない?』
とお願いして伝えてもらった。
すると
「分かっとるわい!
ただ…普通スライムなんざ人と会話なんて出来んわ…」
と呆れたような声で言われた。
え…でもさっきスイって確認したよね?
この子スライムじゃ無いとか言わないよね⁉︎
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