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プロローグ
しおりを挟むある日いつも通り何の変哲もない1日を終え、家に帰りお風呂に入って…そしていつものベットでゴロゴロしながら大好きな漫画を読んで、疲れたけど良い気持ちで眠ったつもりだった。、、、
なのに……目が覚めると…
「ここどこ…?」
そんな自分の声に先ず違和感を覚えるべきだった、いつもより断然幼い声に。
目の前は一面真っ白の空間が広がっていて、その中にほんの少し太陽のようにオレンジ色な白い球のような物が浮かんでいた………
のだがそんな事はどうでも良く、なぜか身体は軽いけど上手く動けないし、振り返って後ろを見ても真っ白だし、恐怖心と好奇心でキョロキョロしていたら
『落ち着いてください』
そんな言葉がお風呂場で声響かせてま~す!
みたいな響きわたる感じで、中性的な声が聞こえて来た。
声がした方…まぁ正面な訳だけど……を見てもそこには白い球しかない。
「まさか…ね?」
と目をぱちぱちさせつつ、つい呟くと
『恐らくそのまさかで合っています』
とまた声が聞こえた。
なるほど、もし合っているとするならば
「喋ってるの、貴方で本当に合ってますか⁇」
きっと周りに人がいたら変人に見えるだろうが、一か八かでそっと手を向けつつ白い球に聞いてみた
『合っていますよ
そしてまず貴方に謝らなければなりません…』
そう申し訳ないと言うより気まずそうな声色でそう言った
「…もしかしなくてもこの状況の言葉ですよね⁉︎」
そうで無かったらこれはこれで説明して欲しいのですが⁉︎
と思いつつそう尋ねた
すると
『はい…本当にすみませんでした』
そう申し訳なさそうなトーンでは言われたものの、一言。
「経緯が知りたいのですが⁈」
と心の声では収まらず言ってしまったのだった
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