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本編
27.リシャールの独占欲
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ペントハウスのバスルームは広かったのでリシャールと一緒に入ると、リシャールが髪を洗ってくれた。
物心ついたときから髪も体も自分で洗うように言われて、手伝われた覚えもない。
マッサージするように頭皮を丁寧に洗ってくれる手が心地よくて、シャンプーとコンディショナーを洗い流された後にバスタブに二人で浸かって、リシャールの長い脚の間に体を滑り込ませてアリスターは言っていた。
「ひとに髪を洗ってもらうのがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。リシャール結婚してくれ」
「もうしてるよ?」
「結婚だけじゃ足りないくらい愛してる」
「僕もだけど、そんなによかったの?」
「よかった……」
しみじみと呟けば、「今度からアリスターの髪は僕が洗ってあげるね」とリシャールに言われた。結婚しているのに思わずプロポーズしてしまうくらいリシャールの手は優しく心地よかった。
コマンドで無理やりに従えようとしないし、アリスターの意思を尊重するリシャールを満足させられていないのではないかと思ってしまうこともあるが、リシャールはリシャールで強いコマンドを使うことを好まず、優しく甘いコマンドで、Subであるアリスターを甘やかし守ることが好きなのだと言われてしまえばそれ以上のことは言えなかった。
「新居のバスルームも広くしようね。僕とアリスターが一緒に入れるように」
男性同士なので当然子どもは望めないが、結婚もしているし、クレイムもしている。正式な夫夫としてリシャールとアリスターは認められていた。
広いバスルームで何をしてもお互いの合意があれば問題はない。
バスルームに響くリシャールの声を聞いて、ここでコマンドを言われたら興奮するだろうと思ってしまうアリスターはやはりSubだった。
ベッドのシーツを取り替えて、洗濯機に入れて乾燥までのコースで洗濯機を動かし、リシャールとアリスターはパジャマ姿でベッドに寝そべる。抱き合ってお互いに満たされていたし、リシャールに抱き締められているとアリスターは穏やかに眠りに落ちていく。
眠りながらリシャールの胸を触っていたのは、アリスターがその場所がお気に入りだったからに違いなかった。
翌朝はアリスターもリシャールも仕事で、朝食を食べ終わると出かける仕度をして、「行ってらっしゃい」と「行ってきます」のキスとハグをする。胸に吸い込んだリシャールの香りが心地よくて離れたくなかったが、仕事には行かなければいけないので、アリスターは後ろ髪引かれながら駐車場に降りて行った。リシャールも駐車場に降りて行って自分の車で出勤している。
今日の現場はどんなところなのだろう。リシャールはどんな顔をして撮影に臨むのだろう。
誰にも見せないアリスターだけが知っているリシャールの顔がある。その顔をこれから一生独り占めできると思うと、アリスターの胸は仄暗い満足感で満たされる。
ベッドでの艶姿も、普段の穏やかで優しい顔も、アリスターだけのもの。
撮影で映るリシャールの表情が計算しつくされた作られたものだというのはアリスターにはもう分かっていた。
そういうところも大好きなのだが、やはり自分にしか見せない顔があるというのは興奮する。
職場で仕事をしていると憂鬱なこともあるが、帰ったらリシャールが待っていてくれるというのはアリスターにとってはかなりのご褒美だった。
その日の仕事は最高に憂鬱なものだった。
Domにコマンドで無理やり行為に及ばれたSubが、訴えるために証拠を採取してほしいと来たのだ。
女性のSubだったので、Domだと思われているアリスターは遠ざけられて、他の女性の職員が採取に当たったが、採取された精液や微物を鑑定するのにはアリスターも参加させてもらえた。
「Subに対する暴力が絶えないっていうのは本当だったのね」
「俺はそんなことしてない」
「分かってるわよ。最近結婚したんでしょ? パートナー以外とそういうことをしたら浮気じゃない」
女性職員は完全にアリスターをDomだと思っているので軽口を叩くが、リシャールがいなければアリスターもどうなっていたか分からないと思うとぞっとする。
今は結婚という形式とクレイムという形式で二重にアリスターは守られているが、そうでなければ、Subと分かってしまえばDomのコマンドには従うしかない。強いSub性を持っているので、弱いDomくらいならば退けられると分かっていても、リシャール以外の相手に従わせられるのはアリスターは嫌だった。
DNA鑑定で判明したDomの男性は、これまでに何度も性的な犯罪を犯していて、すぐに身元が知れた。これまでは性器を露出させてSubに無理やり見せたり、精液をかけたりする被害だったが、段階を経てエスカレートしたのだろう。ついにSubに行為を強要するまで行ってしまった。
危険なDomだと分かっていたのに、前段階で止められなかったことをロドルフォ率いるチームメンバー全員で悔やんだが、悔やんでいても仕方がない。
男性は指名手配されて警察に捕らえられた。
「ソウルくん、容疑者の取り調べに同席してくれないか?」
ロドルフォに言われたときに、アリスターは冗談じゃないと断ろうとした。しかし、この職場ではアリスターはDomだと思われている。
Domのコマンドや威嚇のオーラであるグレアはSubだけでなくNomalやSwichにも効く場合がある。Domだと思われているアリスターが選ばれるのも仕方がないことだった。
「了解です。同席します」
どんなDomか顔を見たかったし、Subに無理やり行為を強いた怒りもあった。リシャールに守られているのでDomのコマンドも効かないだろうと思っていた。
取調室のドアを開けたら、物凄い不機嫌なグレアが放たれていて、アリスターは部屋から出たくなったが、それよりも容疑者に対する怒りの方が強かった。
容疑者はコマンドも使ってどうにかこの状況から逃げ出そうとしているようだが、事情聴取に当たっている警察官もDomのようで全く動じない。
「俺を『解放しろ』! 『触るな』! 『見るな』! 部屋から『出ていけ』!」
強いコマンドを向けられるが、その容疑者のDom性自体は強くないようで、アリスターでも耐えられた。
抑制剤を飲んでいたころは欲求不満で少しのグレアに触れただけでも倒れてしまうくらいだったのに、リシャールがアリスターを満たしてくれているというのも心強かった。
「ソウルさんのグレアで容疑者はビビってましたよ。助かりました」
同席した警察官には事情聴取が終わるとお礼を言われたが、それはアリスターのグレアではなくてリシャールの残り香だったのだろうと思う。リシャールはそばにいなくてもアリスターを守ってくれていた。
仕事を終えてペントハウスに戻ると、リシャールが汗だくでジムから戻ってきていて、シャワーを浴びるところだったようだ。
「俺も一緒にいいか?」
「いいよ。髪を洗ってあげる」
バスルームに入り込むと汗ばんだ長い髪を解きながらリシャールが微笑む。
「今日はSubに無理やり行為を強いたDomの取り調べに同席したんだ」
「平気だった? 何もされなかった?」
「Domの警察官が一緒だったし、強くないDomみたいで、コマンドも効かなかった。それに、俺はグレアっぽいのを放ってたらしいぞ。リシャールの残り香だと思うけど」
「あ……僕がアリスターにいっぱい所有の証付けちゃったせいかもしれない」
顔を赤くするリシャールにアリスターはバスルームで鏡を見た。シャワーを浴びるので服は脱いでいるのだが、際どくぎりぎり服で隠れる場所にリシャールの赤い吸い跡が残っている。
リシャールは全身が仕事のためにあるので、跡の一つも付けられないのだが、リシャールの方はアリスターに所有の証を付けるのが好きなようだ。
「まぁ、助かったからいいんだけど」
「怒ってない?」
「新婚なんだからこれくらいあるだろう」
誰にも見られていないし気にしていないと答えればリシャールは安心したようだった。
リシャールに髪を洗ってもらって、体も洗ってもらって、アリスターは夢心地でバスルームから出た。
物心ついたときから髪も体も自分で洗うように言われて、手伝われた覚えもない。
マッサージするように頭皮を丁寧に洗ってくれる手が心地よくて、シャンプーとコンディショナーを洗い流された後にバスタブに二人で浸かって、リシャールの長い脚の間に体を滑り込ませてアリスターは言っていた。
「ひとに髪を洗ってもらうのがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。リシャール結婚してくれ」
「もうしてるよ?」
「結婚だけじゃ足りないくらい愛してる」
「僕もだけど、そんなによかったの?」
「よかった……」
しみじみと呟けば、「今度からアリスターの髪は僕が洗ってあげるね」とリシャールに言われた。結婚しているのに思わずプロポーズしてしまうくらいリシャールの手は優しく心地よかった。
コマンドで無理やりに従えようとしないし、アリスターの意思を尊重するリシャールを満足させられていないのではないかと思ってしまうこともあるが、リシャールはリシャールで強いコマンドを使うことを好まず、優しく甘いコマンドで、Subであるアリスターを甘やかし守ることが好きなのだと言われてしまえばそれ以上のことは言えなかった。
「新居のバスルームも広くしようね。僕とアリスターが一緒に入れるように」
男性同士なので当然子どもは望めないが、結婚もしているし、クレイムもしている。正式な夫夫としてリシャールとアリスターは認められていた。
広いバスルームで何をしてもお互いの合意があれば問題はない。
バスルームに響くリシャールの声を聞いて、ここでコマンドを言われたら興奮するだろうと思ってしまうアリスターはやはりSubだった。
ベッドのシーツを取り替えて、洗濯機に入れて乾燥までのコースで洗濯機を動かし、リシャールとアリスターはパジャマ姿でベッドに寝そべる。抱き合ってお互いに満たされていたし、リシャールに抱き締められているとアリスターは穏やかに眠りに落ちていく。
眠りながらリシャールの胸を触っていたのは、アリスターがその場所がお気に入りだったからに違いなかった。
翌朝はアリスターもリシャールも仕事で、朝食を食べ終わると出かける仕度をして、「行ってらっしゃい」と「行ってきます」のキスとハグをする。胸に吸い込んだリシャールの香りが心地よくて離れたくなかったが、仕事には行かなければいけないので、アリスターは後ろ髪引かれながら駐車場に降りて行った。リシャールも駐車場に降りて行って自分の車で出勤している。
今日の現場はどんなところなのだろう。リシャールはどんな顔をして撮影に臨むのだろう。
誰にも見せないアリスターだけが知っているリシャールの顔がある。その顔をこれから一生独り占めできると思うと、アリスターの胸は仄暗い満足感で満たされる。
ベッドでの艶姿も、普段の穏やかで優しい顔も、アリスターだけのもの。
撮影で映るリシャールの表情が計算しつくされた作られたものだというのはアリスターにはもう分かっていた。
そういうところも大好きなのだが、やはり自分にしか見せない顔があるというのは興奮する。
職場で仕事をしていると憂鬱なこともあるが、帰ったらリシャールが待っていてくれるというのはアリスターにとってはかなりのご褒美だった。
その日の仕事は最高に憂鬱なものだった。
Domにコマンドで無理やり行為に及ばれたSubが、訴えるために証拠を採取してほしいと来たのだ。
女性のSubだったので、Domだと思われているアリスターは遠ざけられて、他の女性の職員が採取に当たったが、採取された精液や微物を鑑定するのにはアリスターも参加させてもらえた。
「Subに対する暴力が絶えないっていうのは本当だったのね」
「俺はそんなことしてない」
「分かってるわよ。最近結婚したんでしょ? パートナー以外とそういうことをしたら浮気じゃない」
女性職員は完全にアリスターをDomだと思っているので軽口を叩くが、リシャールがいなければアリスターもどうなっていたか分からないと思うとぞっとする。
今は結婚という形式とクレイムという形式で二重にアリスターは守られているが、そうでなければ、Subと分かってしまえばDomのコマンドには従うしかない。強いSub性を持っているので、弱いDomくらいならば退けられると分かっていても、リシャール以外の相手に従わせられるのはアリスターは嫌だった。
DNA鑑定で判明したDomの男性は、これまでに何度も性的な犯罪を犯していて、すぐに身元が知れた。これまでは性器を露出させてSubに無理やり見せたり、精液をかけたりする被害だったが、段階を経てエスカレートしたのだろう。ついにSubに行為を強要するまで行ってしまった。
危険なDomだと分かっていたのに、前段階で止められなかったことをロドルフォ率いるチームメンバー全員で悔やんだが、悔やんでいても仕方がない。
男性は指名手配されて警察に捕らえられた。
「ソウルくん、容疑者の取り調べに同席してくれないか?」
ロドルフォに言われたときに、アリスターは冗談じゃないと断ろうとした。しかし、この職場ではアリスターはDomだと思われている。
Domのコマンドや威嚇のオーラであるグレアはSubだけでなくNomalやSwichにも効く場合がある。Domだと思われているアリスターが選ばれるのも仕方がないことだった。
「了解です。同席します」
どんなDomか顔を見たかったし、Subに無理やり行為を強いた怒りもあった。リシャールに守られているのでDomのコマンドも効かないだろうと思っていた。
取調室のドアを開けたら、物凄い不機嫌なグレアが放たれていて、アリスターは部屋から出たくなったが、それよりも容疑者に対する怒りの方が強かった。
容疑者はコマンドも使ってどうにかこの状況から逃げ出そうとしているようだが、事情聴取に当たっている警察官もDomのようで全く動じない。
「俺を『解放しろ』! 『触るな』! 『見るな』! 部屋から『出ていけ』!」
強いコマンドを向けられるが、その容疑者のDom性自体は強くないようで、アリスターでも耐えられた。
抑制剤を飲んでいたころは欲求不満で少しのグレアに触れただけでも倒れてしまうくらいだったのに、リシャールがアリスターを満たしてくれているというのも心強かった。
「ソウルさんのグレアで容疑者はビビってましたよ。助かりました」
同席した警察官には事情聴取が終わるとお礼を言われたが、それはアリスターのグレアではなくてリシャールの残り香だったのだろうと思う。リシャールはそばにいなくてもアリスターを守ってくれていた。
仕事を終えてペントハウスに戻ると、リシャールが汗だくでジムから戻ってきていて、シャワーを浴びるところだったようだ。
「俺も一緒にいいか?」
「いいよ。髪を洗ってあげる」
バスルームに入り込むと汗ばんだ長い髪を解きながらリシャールが微笑む。
「今日はSubに無理やり行為を強いたDomの取り調べに同席したんだ」
「平気だった? 何もされなかった?」
「Domの警察官が一緒だったし、強くないDomみたいで、コマンドも効かなかった。それに、俺はグレアっぽいのを放ってたらしいぞ。リシャールの残り香だと思うけど」
「あ……僕がアリスターにいっぱい所有の証付けちゃったせいかもしれない」
顔を赤くするリシャールにアリスターはバスルームで鏡を見た。シャワーを浴びるので服は脱いでいるのだが、際どくぎりぎり服で隠れる場所にリシャールの赤い吸い跡が残っている。
リシャールは全身が仕事のためにあるので、跡の一つも付けられないのだが、リシャールの方はアリスターに所有の証を付けるのが好きなようだ。
「まぁ、助かったからいいんだけど」
「怒ってない?」
「新婚なんだからこれくらいあるだろう」
誰にも見られていないし気にしていないと答えればリシャールは安心したようだった。
リシャールに髪を洗ってもらって、体も洗ってもらって、アリスターは夢心地でバスルームから出た。
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