【完結】Ｚ[zi:] ＥＮＤ ＯＦ ＴＨＥ ＷＯＲＬＤ（エンド・オブ・ザ・ワールド）

閑話休題のおまけ

作品に登場する銃器 その二

ベネリ　Ｍ３　スーパー90（セミオートマチック／ポンプアクション式散弾銃）
全長／１０４０ミリメートル
銃身長／２０インチ
重量／３・３キログラム
価格／約３５万円
口径／１２番
装弾数／７発（マガジンチューブ）＋１発（薬室）　※国内規制無しの場合
主な使用弾薬／１２番スラッグ弾、バックショット（ＯＯＢ＝ダブルオーバックの９粒弾）
　世界一ガンコントロールが厳しい日本で、軍や警察など公的機関向けのものが入手できるという数少ない銃。イナーシャーシステムと呼ばれるセミオートライフルのディレードブローバック機構と同様の反動を利用した半自動性を実現し、これまでセミオートショットガンの弱点とされた連射速度の遅さを克服している。それに加え、フランキ社のスパス12と同じくポンプアクションに切り替えることも可能なため、装薬量が少なくセミオート機構が回転不良となりやすい低致死性弾でも手動で装填・排莢を行える。切り替えは先台前にあるツマミを捻ることで行う。最終弾発射後はボルトが開放位置で停止し、排薬口下のリリースボタンで解放する。
　本編では曲銃床（ピストルグリップは国内では許可が下りない）の銀色のクロームメッキモデルを使用し、本来はマガジンチューブをカットするなどして国内規制に合わせないと所持許可は下りないが、店頭に並ぶ前の規制されていないものを入手したのでフル装填が可能。２０インチ固定シリンダーチョークでライフルド・スラッグ弾とバックショット（ＯＯＢ＝ダブルオーバックの９粒弾、バックは牡鹿の意）を併用している（主にスラッグ）。排莢口の反対側側面には４発入りのシェルホルダー（ソフトエアガン用）を装着している。
※店頭に並ぶ前で規制されていないとしたのは作品独自の設定でフィクションです。
※価格等は２０１８年頃のものです。