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第三章 休みくらい好きにさせて
第29話 事件発生 8 (ソフィア視点)
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そのまま何人か返り討ちにしていたころ。
少し疲れが溜まってきてはいるが、そんな贅沢なことを言っている余裕はない。
ふと視線が気になり後ろを見てみると、モニカが何かを疑うような視線をこちらに向けている。
ソフィアはそれが少し気になったが、アイリスからか「そういえばソフィア様」と声をかけられたので、アイリスのほうに視線を向けた。
「どこまでが計算でしたか?」
「私を狙うところまでかしら。モニカさんまで連れ去るのは計算外だったわ」
「……どういうことですか?」
「実は、気になっていたのよ。リリアン様が狙われていることは、あのときの少女みたいな護衛から聞いたから。それで、なんでリリアン様を狙うのか」
リリアンが狙われるのは、乙女ゲームではなかった。正確には、リリアン単体が狙われるのは。
なんらかの事件に巻き込まれたりはあったけど、それは本当に巻き込まれただけだ。それは、リリアンを狙っていたわけではなかったから。
それなのに、今回はリリアンを狙っている。ゲームと違うところといえば一つ。
リリアンが転生者であること。
転生者だから狙われたのか、他に理由があるのかはわからない。でも、それ以外の理由は全然思いつかない。
さすがにヒロインをいじめていないからとかそんなアホらしい理由ではないだろうし。
「テンセイシャってなんですか?」
自分の心を読んだのだろう。直球に聞いてきた。
ソフィアは、ここに来て初めて焦る。リリアンからアイリスの希少魔法のことは聞いていたのに、油断しきっていた。
「あなたには関係のないことよ」
下手に話せば何もかも話してしまいそうだったので、適当にごまかしておいた。
「そうですか」
特に言及してくることもなく、アイリスはそう言った。
今まで会ったことがないタイプで、ソフィアは少し動揺する。でも、それを顔に出すことはなかった。
その動揺をごまかすために、ソフィアは話題を変える。
「そんなことよりも、まだいるのかしら」
「やつらは大人数だけが取り柄ですから」
「えっ!?まだいるんですか!?」
ソフィアはその答えは予想していたことだったが、モニカにとっては予想外だったみたいで、心底驚いた表情をしている。
「私もモニカも魔法が使えるでしょう?そんな相手を連れ去って監禁するんだから、人手はいるわよ。少人数だったら、魔法であっという間にやられてしまうのだから」
魔法使いというのは脅威だ。
戦場でも、魔法使いの数で勝敗が決まると言っても過言ではないくらいに重要なもの。
だからこそ、魔法使いのための学園がある。魔法を強くさせるのはもちろんのこと、魔法の誤った使い方をさせず、戦力を把握し、もし裏切られたとしても、すぐに対処できるように。
学園では、テストと称して属性が学園……ひいては国側に把握される。
相手の使う魔法がわかるだけでも、対策はできる。逆にいえば、相手の使う魔法がわからなければ、対策ができないということになるから。
「まぁ、元々は土と水を使うリリアン様を連れ去るつもりだっただろうから、火魔法の私達の対策は完璧とは言えないようだけど」
土も水も対処はほぼ同じ。複数の方向から少人数ずつで攻めればいい。逆に、固まるのは逆効果だ。土で囲まれてしまえば逃げ場はなくなってしまう。
そうなれば、水で沈められるなり、生き埋めにされたりするだろう。
火魔法は少し特殊だ。使い手があまりいないというだけあって、完璧な対処法といわれるものは存在しない。
唯一言われているのは、攻めてこないこと。遠くから魔法を駆使して戦うことだ。つまりは、武器などの近接はほとんど意味をなさないということだ。それもそのはず。火で術者の周りを囲まれてしまっては、近づくことなどできるわけもない。
そして、相手は自分たちの姿を見るなり近づこうとしてくるので、魔法使いがほとんどいないということだろう。ソフィアは、複数相手は苦手な傾向にあるが、一対一ならなんとかなるので、今のところ何の問題もない。なぜかメイドの格好をしているのに戦闘能力が高いアイリスのお陰でもあると思うけど。
「おや、あやつやお嬢様からお聞きになっていませんか」
「ええ」
あやつって誰だろうと思いながらも、アイリスの質問に肯定する。
「私は白梟ですから。影とはいえ、多少の戦闘能力はあります」
「白梟……?」
その話は聞いたことがあった。たしか、物語に登場している。影なのに、堂々と白梟という名前で登場していたので、非常に印象に残っていた。
「あれは偶然と目立ちたがりが生んだ話なんですけどね……」
「影なのに目立ちたがりがいるの?」
「ええ。やついわく、『こそこそするのはポリシーに反する!』らしいですよ?」
「じゃあなんで影なんてやってるのよ」
「恩があるからだそうです。やつの性格や体型では、使用人は無理ですからね」
性格はともかく、使用人は無理がある体型なら、相当な子どもということになる。
ソフィアは、たった一人だけ、心当たりがあった。その者の人物を無意識のうちに思い浮かべた。
アイリスをそっと見ると、否定はしてこなかったので、おそらく合っているのだろう。
「じゃあ、あなたは普通に使用人をしていないのはなんでなの?充分やっていけそうだけど……」
あまり長く関わってはいないが、アイリスを見ている限り、精神面のケアはともかく、実力としては何の問題もなさそうだった。
それなら、影という危険な仕事ではなく、使用人をやっていたほうがいいのではないだろうか。
「約束ですので」
「約束……?それってーー」
ソフィアがその約束を聞こうとしたとき、前から人の気配を感じる。
ソフィアが臨戦態勢に入るも、アイリスは構えもしない。アイリスのその姿に毒気を抜かれ、臨戦態勢を解いた。
そのとき、向こうから何かが歩いていく。その足音は、ずいぶんとのんびりとした動きのようだった。
その姿を見たときに、ソフィアの脳裏にはあることがよぎった。
(噂をすればってやつか……)
現れたのは、こんな場には似合わない幼子の姿をした少女。
それは、ソフィアがリリアンと出かけたときに一緒にいた、謎多きあの少女だった。
「あれー?アイリスしかいないの?」
「なんでここにいるんですか?……レア隊長」
レア隊長と呼ばれたその少女は、小悪魔のような笑みを浮かべた。
少し疲れが溜まってきてはいるが、そんな贅沢なことを言っている余裕はない。
ふと視線が気になり後ろを見てみると、モニカが何かを疑うような視線をこちらに向けている。
ソフィアはそれが少し気になったが、アイリスからか「そういえばソフィア様」と声をかけられたので、アイリスのほうに視線を向けた。
「どこまでが計算でしたか?」
「私を狙うところまでかしら。モニカさんまで連れ去るのは計算外だったわ」
「……どういうことですか?」
「実は、気になっていたのよ。リリアン様が狙われていることは、あのときの少女みたいな護衛から聞いたから。それで、なんでリリアン様を狙うのか」
リリアンが狙われるのは、乙女ゲームではなかった。正確には、リリアン単体が狙われるのは。
なんらかの事件に巻き込まれたりはあったけど、それは本当に巻き込まれただけだ。それは、リリアンを狙っていたわけではなかったから。
それなのに、今回はリリアンを狙っている。ゲームと違うところといえば一つ。
リリアンが転生者であること。
転生者だから狙われたのか、他に理由があるのかはわからない。でも、それ以外の理由は全然思いつかない。
さすがにヒロインをいじめていないからとかそんなアホらしい理由ではないだろうし。
「テンセイシャってなんですか?」
自分の心を読んだのだろう。直球に聞いてきた。
ソフィアは、ここに来て初めて焦る。リリアンからアイリスの希少魔法のことは聞いていたのに、油断しきっていた。
「あなたには関係のないことよ」
下手に話せば何もかも話してしまいそうだったので、適当にごまかしておいた。
「そうですか」
特に言及してくることもなく、アイリスはそう言った。
今まで会ったことがないタイプで、ソフィアは少し動揺する。でも、それを顔に出すことはなかった。
その動揺をごまかすために、ソフィアは話題を変える。
「そんなことよりも、まだいるのかしら」
「やつらは大人数だけが取り柄ですから」
「えっ!?まだいるんですか!?」
ソフィアはその答えは予想していたことだったが、モニカにとっては予想外だったみたいで、心底驚いた表情をしている。
「私もモニカも魔法が使えるでしょう?そんな相手を連れ去って監禁するんだから、人手はいるわよ。少人数だったら、魔法であっという間にやられてしまうのだから」
魔法使いというのは脅威だ。
戦場でも、魔法使いの数で勝敗が決まると言っても過言ではないくらいに重要なもの。
だからこそ、魔法使いのための学園がある。魔法を強くさせるのはもちろんのこと、魔法の誤った使い方をさせず、戦力を把握し、もし裏切られたとしても、すぐに対処できるように。
学園では、テストと称して属性が学園……ひいては国側に把握される。
相手の使う魔法がわかるだけでも、対策はできる。逆にいえば、相手の使う魔法がわからなければ、対策ができないということになるから。
「まぁ、元々は土と水を使うリリアン様を連れ去るつもりだっただろうから、火魔法の私達の対策は完璧とは言えないようだけど」
土も水も対処はほぼ同じ。複数の方向から少人数ずつで攻めればいい。逆に、固まるのは逆効果だ。土で囲まれてしまえば逃げ場はなくなってしまう。
そうなれば、水で沈められるなり、生き埋めにされたりするだろう。
火魔法は少し特殊だ。使い手があまりいないというだけあって、完璧な対処法といわれるものは存在しない。
唯一言われているのは、攻めてこないこと。遠くから魔法を駆使して戦うことだ。つまりは、武器などの近接はほとんど意味をなさないということだ。それもそのはず。火で術者の周りを囲まれてしまっては、近づくことなどできるわけもない。
そして、相手は自分たちの姿を見るなり近づこうとしてくるので、魔法使いがほとんどいないということだろう。ソフィアは、複数相手は苦手な傾向にあるが、一対一ならなんとかなるので、今のところ何の問題もない。なぜかメイドの格好をしているのに戦闘能力が高いアイリスのお陰でもあると思うけど。
「おや、あやつやお嬢様からお聞きになっていませんか」
「ええ」
あやつって誰だろうと思いながらも、アイリスの質問に肯定する。
「私は白梟ですから。影とはいえ、多少の戦闘能力はあります」
「白梟……?」
その話は聞いたことがあった。たしか、物語に登場している。影なのに、堂々と白梟という名前で登場していたので、非常に印象に残っていた。
「あれは偶然と目立ちたがりが生んだ話なんですけどね……」
「影なのに目立ちたがりがいるの?」
「ええ。やついわく、『こそこそするのはポリシーに反する!』らしいですよ?」
「じゃあなんで影なんてやってるのよ」
「恩があるからだそうです。やつの性格や体型では、使用人は無理ですからね」
性格はともかく、使用人は無理がある体型なら、相当な子どもということになる。
ソフィアは、たった一人だけ、心当たりがあった。その者の人物を無意識のうちに思い浮かべた。
アイリスをそっと見ると、否定はしてこなかったので、おそらく合っているのだろう。
「じゃあ、あなたは普通に使用人をしていないのはなんでなの?充分やっていけそうだけど……」
あまり長く関わってはいないが、アイリスを見ている限り、精神面のケアはともかく、実力としては何の問題もなさそうだった。
それなら、影という危険な仕事ではなく、使用人をやっていたほうがいいのではないだろうか。
「約束ですので」
「約束……?それってーー」
ソフィアがその約束を聞こうとしたとき、前から人の気配を感じる。
ソフィアが臨戦態勢に入るも、アイリスは構えもしない。アイリスのその姿に毒気を抜かれ、臨戦態勢を解いた。
そのとき、向こうから何かが歩いていく。その足音は、ずいぶんとのんびりとした動きのようだった。
その姿を見たときに、ソフィアの脳裏にはあることがよぎった。
(噂をすればってやつか……)
現れたのは、こんな場には似合わない幼子の姿をした少女。
それは、ソフィアがリリアンと出かけたときに一緒にいた、謎多きあの少女だった。
「あれー?アイリスしかいないの?」
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