嫌われ者の僕

みるきぃ

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完璧な幼なじみ

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「あと3分…」


どうしよう。絶対、間に合わない。ここから図書館まで結構距離がある。走っても距離が遠いので10分くらいはかかると思う。




「お、遅れたら…怒るよね」


それに加え、忘れていたなんて言えない。何を言われるかわからなくて怖いのに遅刻となるとそれ以上に怖い。行かなかったら、最低なことだし…待たせる時点で失礼なことだ。焦る僕。

ゆうに相談したいけど先生のところへ行って遅くなるって言ってたしそれに迷惑かけられない。待ってるかわからないけど待ってたら申し訳ない…。僕は考えるより体が動き、慌てて図書館へ向かった。





──────
─────────
─────────────




「はぁはぁ…っ」

着いた。全力疾走で来たけど、約束の時間はとっくに過ぎていた。僕は恐る恐る図書館の扉を開け、中に入る。




「し、失礼します…」


ゆっくりと一歩、前に出る。僕はキョロキョロと周りを見渡す。あ、れ?会長さんの姿が見えなかった。もしかして僕が遅過ぎたから帰っちゃったのかな…。図書館の中はひとけがなく、誰もいなかった。全力疾走した上、体力がない僕は息がまだあがってて、図書館内に息の切れた声が響く。



そのまま隅へ腰を下ろし休憩しようした。が、



「…てめぇ、遅い」



ビクッ

「か、会長さん」


休む暇もなく突然会長さんが現れた。現れた場所は、以前、会長さんと掃除をした図書館の奥にあるあの資料室からだった。



「俺様をこんなに待たせやがって」


「あ、あの…っ」



不機嫌なオーラを出しながら会長さんが近づいてくる。僕は会長さんの迫力にそのまま動けずにいた。




「お、遅れてごめんなさい!…え、えっと」


謝る以外の言葉が見つからない。会長さんは僕の目の前にきて立ち止まり僕を見下ろす。こ、怖い…っ。待たせたのは僕が悪いから仕方がない。


チッ。と舌打ちされる。



「…え?」


かなり怒っていると思ったが僕の頭を抱きしめた。その途端、会長さんの胸に顔が当たる。内心、突然のことにびっくりする。



「…来ないかもって焦った」


「へ…?」



会長さんの声が震えていた。僕は、今の状況に混乱している。



「会長さん…?」


僕が来ないかもって…会長さんがそんなこと考えていたなんて



「お前が来て良かった…。まぁ、来なかったらぶっ殺してたけど」


「…っ!」


ぶ、ぶっ殺し…っ。思い出してちゃんと来て良かったと思った。





「チッ。いちいちビクビクすんな。いい加減俺様に慣れろ。ムカつく」



「ご、ごめんなさい」


僕はいつも会長さんを怒らせてばかりだ。




「べ、別にいいけど。それより、またアレ呼べよ」


「…あ、れ?」


アレって何だっけ。




「資料室で俺様のこと鈴木って呼んでただろ」



思い出した。以前、掃除した時、相手が会長さんだなんてわからなくて鈴木さんと呼んでいた。でも、鈴木さんだなんて…




「え、えっと急に言われても…っ」



「んだよ。俺様の言うことが聞けないのか」



「ち、違うんです…!だ、だって会長さんの苗字…」


鈴木じゃないってことわかってるから言ったら失礼かなって思った。



「そんなことか。気にしなくていい。俺様がお前にそう呼んでほしいと言ってる」


会長さんは真っ直ぐな目で僕にそう言った。




「ほら、呼べ。できるよな?」


顔が近い。そんなに見られると穴があきそうだ。




「…す、鈴木さんっ」


少し間を置いて、会長さんがそう言うならと思いながら口を開き、そう呼んだ。


だけど呼んだのもつかの間、やっぱり失礼なことをしたと思って僕はぎゅっと固く目を閉じる。



「……悪くないな」


え…?



うっすらと、目を開けたら会長さんの顔が少し嬉しそうに感じた。





「別に何でもない。チッ…じ、じろじろ見んな」


会長さんはそう言って、僕の眼鏡の上から片手で見えないように覆った。




「ご、ごごめんなさいっ」



見すぎていたなんて気づかなかった。




「たくっ。…ん?、お前それどうした」


会長さんは覆った手を解き、僕の首を触る。




「隠れて気づかなかったが首の方、包帯巻かれてるぞ。一体何があった?さっきまでなかったぞ」


焦った表情で僕に問いかける会長さん。首に…包帯


「え、えっと…」


「まさか瑞希か?」



「え、!は、花園くんは関係なくて…これはその…ちょっと寝違えて…」



「寝違えて…?」


会長さんは怪訝な顔をする。



「す、少しの間寝ていて…ちょっと首を」


「包帯するほどにか?」


納得がいっていない様子の会長さんに僕はコクンと頷く。



「…信じられねぇがそういうことにしてやる」



会長さんはそう言って図書館の椅子に腰かけた。嘘ついちゃった…。何ともいえない気持ちになる。



「まぁ、ひとまず本題に入るか」


「ほ、本題…?」



そうだ。どうして僕が会長さんに呼ばれたのか知りたい。怖い命令とかされるじゃないかとすごく不安になり、心臓の鼓動がはやくなった。



「あぁ。お前をここに呼んだ理由は、あれだ。この後、パーティーがあるのは知ってるよな?」



パーティー…?



そういえば、前に先生が配ったプリントに鬼ごっこが終わって夜はパーティーみたいなものが行われるって書いてあった。でもパーティーは参加自由だから僕は参加しないつもりでいる。




「俺様は成績優秀でこの学園のトップだ。だからパーティーのラストに俺様と踊れ」



これは命令だ、と会長さんは言って腕を組む。話はこうだった。この学園は、成績優秀者一人が代表して誰かとペアを組み、ダンスを披露して終わることになっている。そ、それを僕が…会長さんと…恐れ多くて僕にはできない。



「ぼ、僕その…踊れません…。それに会長さんとダンスしたい人たくさんいるので僕なんかが」



「俺様はお前がいい」



「え…、」



「俺様が誘ってやってんのに断るつもりか」




「こ、断るというか…会長さんとても人気あるし…周りが黙ってないというか…っ」



断るなんてしたくないけどダンスなんて今までしたことがない。絶対、台無しにしてしまう。




「周りは気にするな。俺だけ見てろ」


それなら大丈夫だろ、と付け加えた。大丈夫どころか僕には不安しかない。





「で、でも…台無しにしちゃう」



「は?俺様がそんなヘマさせるか。それにこれは命令だ。お前俺様に鬼ごっこ捕まったくせにごちゃごちゃ言うな」



「…っ」


ど、どうしよう。言葉が詰まる。すると、会長さんは椅子から立ち上がり目の前に来て、僕の頬を軽くつねる。



「っ!」

驚いた。




「安心しろ。ダンスなんて全部俺様に任せとけばいい。…どうせお前になんて期待してないから自然のままやれ」



「…っ」



「返事は?」



「は、はい…わかりました」



一瞬にして僕は不安に包み込まれた。僕にダンスなんてできるだろうか…。…いや、本当に無理な気がする。きっと迷惑かけて笑い者になってただでさえ嫌われているのにさらに嫌われてしまう。




「よし。じゃあ行くぞ」


「へ、?」



ダンスのことで不安に思っている僕の手を会長さんは握り、歩き出す。急いでいる様子だった。




「あ、あの…どこに行くんですか?」


「詳しくは後で話す。今は時間がないからついてこい」



時間がない…?頭上にはハテナマークが浮かぶ。




────
───────
───────────

……。



考える暇もなく僕は会長さんに手を引かれ、連れて来られた場所は保健室だった。ほ、保健室…?会長さんはそのままノックして保健室の扉を開け、中に入っていく。






「待ってたわよ。遅かったじゃない」


会長さんを見てそう声をかけたのはとても綺麗なお姉さん。僕は自然と会長さんの後ろに隠れる。この綺麗な人、誰だろ…。この学園は男子校であるから女の人は珍しい。




「あっ。もしかしてその子が神影が言ってた子ね」



「そうだ。後は頼むな」


会長さんはそう言って、僕を前に出す。




「え、えっと…っ」


急に前に出されて戸惑った。それに会長さんを名前で呼ぶ綺麗なお姉さん。一体、二人はどういう関係で僕は何のためにここに連れて来られたのか理解できていない。




「こいつは俺様の姉だ」


「か、会長さんの…お姉さん…?」




二人の顔を交互に見れば、確かに似ていた。会長さんにきょうだいがいたなんて初めて知った。でもどうして会長さんのお姉さんがこの学園に…?



「あぁ、そうだ。話はこいつから聞け。俺様も準備があるからまた後でな」



「え、…っ、あのっ」



すると、会長さんは、僕の頭を撫でて保健室から姿を消した。


残された保健室で僕は会長さんのお姉さんと二人きり。きゅ、急な展開にどういう状況なのかわかっていない。どうしよう…と戸惑っていると沈黙を破ったのは会長さんのお姉さんだった。




「ふふ、初めてまして。神影の姉の光姫(こうき)といいます。あなたがあおいくんね」



笑顔がとてもキラキラして眩しかった。




「は、はい…っ」

ゆっくりと頷く。ど、どうして僕の名前…と思ったけど、会長さんから聞いたのかな。




「それにしてもちょっと予想外。あの神影が今までと違うタイプの子連れてくるなんて」




お姉さんは、僕を上から下まで見て珍しそうに言った。誰だって不思議がるよね…。僕と会長さん、天と地の差があり過ぎて一緒にいるだけで変だもん…。




「ご、ごめんなさい…」


「あら違うのよ。謝らないで。ふふ、あなたがね」




「…?」



光姫さんは、微笑んでさあ、ここに来て、と僕を手で招く。よくわからないけど、僕がなぜここに連れて来られたのか知りたい。保健室の奥の部屋に連れて来られてそこにはとても綺麗な青い生地のドレスがあった。





「じゃあ、さっそくだけど制服脱いで?」


「えっ!?」



何を言うのかなと思いきや、脱ぐなんて…。




「ほらバンザイ」


「あ、あのっ、ど、どうして…制服を…」



「もしかして聞いてないの?今からパーティーで踊るためドレスを着るためよ」


これ、珍しく神影が選んだのよ~、とドレスを指差して言った。





「ぼ、僕が…き、着るんですか…?」



「そうよ。あなた以外に誰が着るのよ」


と、笑う光姫さん。




「ぼ、僕…男…」


男である以上に僕なんかが着たらドレスだって嫌だと思う。



「そんなの気にしないで。これ神影が超悩んであなたのために選んだやつだからあなたがちゃんと着て欲しい」



両手を合わせて、お願いと言った。このドレス…、か、会長さんが選んだんだ…。




「で、でも僕なんかが着ても…」


「そんな遠慮なんてしなくていいのよ。さぁ時間がないから着替えましょう。大丈夫、お姉さん優しくするから」



と、そう言って言われるまま、制服を脱がされた。




───
───────
───────────


それから僕はドレスを初めて着た。慣れない感覚に変な感じがする。ついでに髪型もアレンジさせられ、青と水色のお花の飾りを付けられた。



「まぁ羨ましいほど華奢で色白ね。髪も艶があってとても綺麗で触り心地が気持ちよかった。ドレス似合ってるわよ!」


冗談ってことわかってるけど似合ってるなんて僕にそんな言葉もったいない。


恥ずかしくなる。



「あ、あと気になったんだけど、首の包帯は大丈夫?」


僕の首に巻かれている包帯を見て心配そうに眉を曲げる光姫さん。




「だ、大丈夫ですよ…そ、そのただ寝違えただけなので」



「そうなの?でも、無理しちゃダメだからね」


「あ、ありがとうございます…」


光姫さんはとてもいい人だな…。




「包帯は目立つから包帯の上からこのリボンチョーカーを付けるわね」



そのリボンチョーカーというものを僕の首にぴったりとつく短いネックレス?をつけてくれた。



「じゃあ、次は化粧をしましょうか」


「え、…け、化粧ですか?」



「そうよ。あら、もしかして私の腕疑ってる?大丈夫それなら安心して私こういうの得意だから」



「ち、違っ…」


「大丈夫大丈夫!私本当に得意なの。化粧するからこの眼鏡外すね」



「あ、あの…っ、」



「──え?」



光姫さんは僕の眼鏡を取り、口を開けたまま目を見開いて驚いた表情になった。



「び、美少年…っ」


光姫さんは頬を赤く染め、固まったままの状態で鼻血を出した。




「こ、光姫さんっ!血が…っ」


「だ、大丈夫よ。うわっ、やば、…なにもう…嫁にしたいわ」


光姫さんは、持っていたハンカチを鼻を覆い、血を拭いた。よ、嫁…?




「あっ、気にしないで!興奮しているだけだから」



「だ、大丈夫ですか…?」



鼻血…結構出てたから…心配だ。




「だ、大丈夫よ!つい、萌えちゃうと出ちゃう体質なの」


生理現象みたいなもんね、と笑みをこぼした。





「そ、そうなんですか…っ、あ、あの…僕の眼鏡」


「眼鏡は私が預かって置くわ!もったいないもの。はい!気を取り直してメイクするわね」



ほら、目を閉じて、と僕の眼鏡をポケットにしまい、そう促した。言われた通りに目を閉じる。け、化粧なんて初めてされる…。僕なんかにそんなことしなくてもいいのにと思ってしまう。

でも楽しそうにしている光姫さんにそんなこと言えない。





「ナチュラルメイクにするわね」


光姫さんは、話しながらも器用にメイクを施していく。


下地を塗り込んでいき、ナチュラルな透明感が出るというパウダーをはたく。

そして、余った粉をブラシで払った。動作が一つ一つ、丁寧であり、優しい手付きで手を動かしていく。頬には薄桃色のチークをのせ、唇にはグロスを塗った。




「できたわ」

光姫さんは、誇らしげに胸を張った。向けられた鏡の中にはメイクが施された自分がうつっていた。こ、こんな格好…恥ずかしい…。慣れないことに恥ずかしくなって鏡からすぐに目をそらす。




「もー照れちゃってかわいい~。しかもなにこれ、もち肌。まるで幼女みたい。全世界の女子に喧嘩売ってるようなものね。本当に男の子?」



僕の頬を人差し指でつつきながらそう言った。しかも喧嘩売ってるって…。ゾクリと、寒気がした。僕の分際で女の子がするようなことしているからって意味だよね。




ど、どうしよ…っ


「あーもう震えちゃって、私が男ならぶち犯してるところだわ。…ゴホン冗談として、あおいくん」



「?は、はい…」



「とても綺麗よ」


僕の手を優しく握って、にっこりと微笑んだ。





「き、綺麗だなんて…そ、そんな」


「本当よ。シンデレラが霞むくらい綺麗」





「こ、光姫さん…は、恥ずかしいです」



じょ、冗談や言葉の綾でそう言ってるってわかってるけどでもそんなこと言われないから直球で言われるといくら何でも恥ずかしくなってしまう。光姫さんが変なこと言うからまともに顔が見れない。



「…はぁ、もうなんて可愛いの。あなたに惹かれる理由わかる気がするわ」



口元を押さえながら鼻からはまた血が流れる。




「え、えっと…あ、こ、ここ光姫さんまた血が…っ」



「あらやだ、失礼」


光姫さんはそう言って、ハンカチで拭った。そ、それにしても、腰から下のスースーする感覚には、いつまで経っても慣れない。変な感じがする。



「さぁ、あおいくん、行きましょうか」


「え、えっとはい…」



「でも普通に行ったら目立っちゃうからこの黒いマントを上から羽織って」



帽子付きのマントを上から羽織って全身が隠れるような形になった。



「よし、いい感じ!私は途中までしか送れないけど」


私、部外者だからね、と光姫さんは軽く笑った。パーティーが行われる場所は体育館を使用する。体育館っていってもこの学園はスケールが違う。



「こ、光姫さん…ありがとうございます」


この格好は恥ずかしいけど、今日を乗り切ればまたゆうのいる生活が始まる。




「じゃあ行くわよ」

そして、僕たちは保健室から出て体育館へと向かった。





───
──────
─────────







向かう途中、誰とも会わずに来れた。着いたのは体育館の裏口の方。ここに会長さんも来るみたいだから待つらしい。




「あっ、あおいくん!マント脱いでいいわよ」



「は、はい」


正直マントを羽織っていたい気持ちはあるけど仕方ないと僕はマントを脱いで光姫さんに渡した。






「本当に素敵。キラキラしていて見惚れちゃうわ。…あおいくん、安心して行っておいで」


光姫さんは僕の手を優しく握って背中を軽く押した。




 
 
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