175 / 207
迎撃!砦からの攻撃
しおりを挟む
ブロッス帝国の水軍を追い払うことに成功したギンの元に、これもまた備蓄していた食料である小麦を焼き払い帝国軍の補給を絶つことに成功したジエイ達が戻って来る。
「ギン殿!」
「ジエイ!ウィル!ミニル!上手くいったんだな」
「はい、食料の小麦を焼き払い巻き込まれる前に脱出しました。そろそろ良いですかな」
ジエイはそう言うと印を結び手より水を放ち建物の火を消火する。
たちまち火は消え、建物の損傷は少ないようだ。
「なんで火を消すんだ?敵の施設なら燃やし尽くせばいいんじゃねえのか?」
「敵にとって重要な拠点は味方にとっても重要な拠点になりうるのです」
「ジエイの言う通りだ、この戦いの後にここにプレツ兵を常駐して前線基地か、逆にプレツ水軍の為の補給拠点にするのがいいかも知れないな」
ギンの言葉を聞いて思い出したかのようにミニルがギンに告げる。
「あ、陸地の戦いはどうなっているんでしょうか?」
「おそらくもう決着はついているはずだ。ニリに船で戻り、そこからスップまで戻ろう」
ギンの言葉にジエイが同意した。
「そうですな。ニリに戻った時点で何か分かるかも知れませんし」
「じゃあ、早く船に乗ろうぜ」
ウィルの言葉にギン達は船に乗り込む、ニリまでの帰還を試みた。
時間は戻りギン達が島に接近しつつある頃、フィファーナは部隊を進軍させスップへと向かっていた。その途中バンス将軍の部隊が陥落寸前まで追い詰めた砦を発見する。
「フィファーナ様、この砦も素通りするのでございますか?」
「当たり前じゃ、わらわが言った事を忘れたのか」
「ですが砦の兵が素通りを許すとは思えませぬが」
「来る奴は始末すればよい、砦の兵だけならば我らの敵ではないわ」
フィファーナがそう言った瞬間、砦より何かが放たれ、フィファーナがそれにいち早く気付き、部下に指示を出す。
「皆の者、魔法が来るぞ、できうる限り距離を取れ!魔力障壁を使えるものは使うのじゃ!」
そう言って、フィファーナと部下たちは魔法を警戒し距離を取るが放たれたのは竜巻の魔法であり、複数の兵士は竜巻に巻き込まれてしまう。
「な、何じゃ?よしんば魔術師を砦に詰めさしていたとしてもプレツにあれ程の魔術師は……はっ⁉まさか?」
フィファーナが何かに気付いた時に砦から何者かが現れ、その内の1名が言葉を放つ。
「とりあえず、作戦の第1段階は成功だな。やったなエイム」
「ムルカ様とルルーさんが考えてくださったおかげです」
「おそらくギン殿は数で劣る我らの勝率を上げる為にエイム殿を残した。それでこの作戦が良いと思ったのだ」
「そうですね、兵が少ない以上強力な魔法を使うエイムは迎撃には欠かせませんからね」
「敵も減らしたしこっからあたしらの力見せてやろうよ」
フィファーナの前に現れたのはエイム、ブライアン、ルルー、ムルカ、ヨナであった。いよいよ開戦だ。
「ギン殿!」
「ジエイ!ウィル!ミニル!上手くいったんだな」
「はい、食料の小麦を焼き払い巻き込まれる前に脱出しました。そろそろ良いですかな」
ジエイはそう言うと印を結び手より水を放ち建物の火を消火する。
たちまち火は消え、建物の損傷は少ないようだ。
「なんで火を消すんだ?敵の施設なら燃やし尽くせばいいんじゃねえのか?」
「敵にとって重要な拠点は味方にとっても重要な拠点になりうるのです」
「ジエイの言う通りだ、この戦いの後にここにプレツ兵を常駐して前線基地か、逆にプレツ水軍の為の補給拠点にするのがいいかも知れないな」
ギンの言葉を聞いて思い出したかのようにミニルがギンに告げる。
「あ、陸地の戦いはどうなっているんでしょうか?」
「おそらくもう決着はついているはずだ。ニリに船で戻り、そこからスップまで戻ろう」
ギンの言葉にジエイが同意した。
「そうですな。ニリに戻った時点で何か分かるかも知れませんし」
「じゃあ、早く船に乗ろうぜ」
ウィルの言葉にギン達は船に乗り込む、ニリまでの帰還を試みた。
時間は戻りギン達が島に接近しつつある頃、フィファーナは部隊を進軍させスップへと向かっていた。その途中バンス将軍の部隊が陥落寸前まで追い詰めた砦を発見する。
「フィファーナ様、この砦も素通りするのでございますか?」
「当たり前じゃ、わらわが言った事を忘れたのか」
「ですが砦の兵が素通りを許すとは思えませぬが」
「来る奴は始末すればよい、砦の兵だけならば我らの敵ではないわ」
フィファーナがそう言った瞬間、砦より何かが放たれ、フィファーナがそれにいち早く気付き、部下に指示を出す。
「皆の者、魔法が来るぞ、できうる限り距離を取れ!魔力障壁を使えるものは使うのじゃ!」
そう言って、フィファーナと部下たちは魔法を警戒し距離を取るが放たれたのは竜巻の魔法であり、複数の兵士は竜巻に巻き込まれてしまう。
「な、何じゃ?よしんば魔術師を砦に詰めさしていたとしてもプレツにあれ程の魔術師は……はっ⁉まさか?」
フィファーナが何かに気付いた時に砦から何者かが現れ、その内の1名が言葉を放つ。
「とりあえず、作戦の第1段階は成功だな。やったなエイム」
「ムルカ様とルルーさんが考えてくださったおかげです」
「おそらくギン殿は数で劣る我らの勝率を上げる為にエイム殿を残した。それでこの作戦が良いと思ったのだ」
「そうですね、兵が少ない以上強力な魔法を使うエイムは迎撃には欠かせませんからね」
「敵も減らしたしこっからあたしらの力見せてやろうよ」
フィファーナの前に現れたのはエイム、ブライアン、ルルー、ムルカ、ヨナであった。いよいよ開戦だ。
0
あなたにおすすめの小説
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる