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第4章。「性のはじまり」

4、浴室で相乗り?

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--浴室で相乗り?--

すりガラスの向こうに姫美ひめみの裸の姿が映っている。
(あ!かくすもの?タオル?
 ないない。ないぞ。
 俺は何で体を洗ったけ。
 手でこすったんだった)
「一緒に入って良い?」
容赦ようしゃなく外から姫美の声がする。
(なんと言えばいいのだろう?)
実則はあせっている。
「もう、お風呂に入ったでしょ?
だめですよ。
そんな悪戯いたずら
実則みのりはなんとか姫美を静止させようとした。
「ガチャン」
浴室のドアが開く。
「えぇぇ」
(本当に入ってくるの!!!)
実則は、あわてて背を向けて座った。
姫美は、バスタオルを巻いていた。
しかし、実則は、背中を向けているのでわからない。
「お背中を流しましょうか?」
姫美には、実則が見える。
優位ゆういに立っていた。
少しその状況を面白がって実則をさそったのである。
「これって、なにのプレーですか?」
(こんな時は、余裕を見せなきゃ。
 冗談ぽく)
実則は、必死で冷静をよそおって最高の返しをしたつもりである。
「ソーププレイよ」
姫美の方が上手うわてである。
余裕で冗談か本気かわからな答えを返してくる。
「えぇぇぇ。
うそ」
実則の頭はパニックなった。
「背中を流すだけよ。
いいでしょ?」
実則は、少し安心した。
でも、そんなことを姫美さんにしてもらうわけにはいけないと思った。
「姫美さんを俺が、洗います」
実則は、決意した。
「2回も洗うと肌が荒れしてしまいますわね」
姫美は、いたずらっ子のように言う。
「えぇ。そうですかね?」
実則の心が揺れる。
「私が洗うの。
これで、実則も私も両方とも洗えるでしょ」
姫美は、タオルを取り胸を実則の背中に押し当てた。
(丸くて、やわらかく。むにゅむにゅ)
実則の神経は背中に集中している。
いくら、意識をそらそうとしても下半身に欲望がやどってくる。
「むくむく」
(隠すものがない。
欲望むき出しなのがばれる。
どうしよう)
実則は、必死で意識をそらそうと努力している。
「案外。気持ちいいわね」
姫美も、バスプレイは初めての経験だった。
姫美は、タオルで実則の前を押さえて、
指で『ピン』とはじく。
(う)
「実則さんは、どんな感じですか?」
実則は、姫美からタオルを受け取り、少し安堵あんどした。
(うぅぅ。うぅぅぅぅ)
でも、実則は、答えが見つからない。
「立って」
姫美は、実則に唐突とうとつに命令する。
「立つって。どうするのですか?」
実則は、その言葉を理解できずに聞き返した。
「立ち上がって」
姫美は、強引に言う。
実則は、わけもわからずに立ち上がった。
すると姫美は、実則と入れ替わり、浴槽よくそう椅子いすに座った。
実則は、初めて姫美の姿を見た。
肌感はだかんまぶしい)
「じゃぁ。洗ってね」
今度は、姫美は、逆ソーププレイをしようと言うのか?
実則は、手にソープを付けて姫美の背中にあてた。
「しっかり。ファイト!」
姫美は、実則の態度たいどが面白くて仕方しかたない。
姫美は、急にじれったくなり、
立って振り返った。
そして、体を密着させる。
今まで、冷静だった実則の理性が飛んだ。
(もう、冷静さをよそうのはやめだ)
そして、急に首筋にむさぼりつく。
なめめるんだよね)
実則は、自身に言い聞かす。
首筋から鎖骨。
胸にある千房ちぶさを強くつかんだ。
「うぅぅ」
実則の頭は『ぼーーと』してる。
実則は素人童貞しろうとどうていである。
玄人くろうと以外の人としたことがない。
何かが乗り移ったようでもある。
(喜ばさなければ)
足の間にある精器のひだめた。
少しシャンプーの味がする。
(体に害か?どうでもいいや、飲み込まなければいい)
「うぅぅ。楽しい?」
(若い子は、ぐに下に行くのね)
姫美は、この感情を実則と共有したかった。
「はい」
実則は、無造作に答えた。
「か ヵァ ヵァ ヵァ 噛んで」
姫美の声がかすれる。
実則は、恐る恐る優しく噛んだ。
「うんうん」
実則は、吸引したり噛んだり、
熱中した。
姫美は、シャワーの蛇口をひねった。
実則の口の中にシャワーのお湯が無造作に入ってくる。
実則は、立ち上がり、姫美の唇にキスをした。
そして、左手でももを抱える。
実則は、右手で挿入先を確かめた。
「うぅぅ そこ そこ」
姫美も手で誘導する。
ゆっくりと挿入する。
実則は、ぎこちなく腰を動かした。
姫美は、その感覚にぼっとしていたが、
急に意をあらため、
実則の体に手をわしながらひざまづく。
そして、実則の肉棒をつかみ口に含んだ。
実則は、果てた。
お口でいかしたのが、
姫美の理性だったのか、
実則にはわからなかった。
でも、実則は満足した。
「体をいて上がりましょうか?」
姫美は、嬉しそうに言った。


つづく。次回(最終アクション?最後までするの?)


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