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〔169〕【冠位十二階の制】を定めたいのだが・・・!?【1】
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【遣隋使】が持ち帰った【隋】の行政組織情報を丹念に、吟味した【太子】は、取るものもとりあえず、供も連れず、単騎で【馬子】の屋敷に駆け込んだ。
用人は驚いて、主人に告げに行った。
【馬子】は驚いて出迎え、客殿に案内した。
「わざわざ、お運び下されまして恐縮でございます。」
「御用ならば、お使いを賜われば、早速参りましたのに!」
【太子】はおもむろに応じた。
「イヤイヤ、今日のような小春日和には、ここから見ゆる紅葉が格別良いですから!」
「尤も、夏は【竹林の別宅】が涼しくて、ずーっと赤子をあやしておりましたわ!」
【馬子】は親バカ振りで、
「【刀自古妃】は3人も子をもうけて、子育てに忙しく、なかなか実家に寄り付きませんわ!」
【太子】も負けずに、
「男の子ばかり3人なので、『今度は女の子がほしい!』と、言ってましたよ!」
女の家人が酒肴を盆に乗せて持ってきた。
「さて、用談にかかりましょう。」
「これが今日来た第一の用件ですからな!」
【馬子】も微笑しながら受けたが、心中大いに警戒した。
「よほど、大事な御用件と見えますな!?」
「大事でないことはないが、さほど難しいことではない。」
「冠位というものを定めたいので、同意して頂きたいと思いましてな。」
「クワンイ?クヮンイ?」
「それはどういうもので?・・・」
用人は驚いて、主人に告げに行った。
【馬子】は驚いて出迎え、客殿に案内した。
「わざわざ、お運び下されまして恐縮でございます。」
「御用ならば、お使いを賜われば、早速参りましたのに!」
【太子】はおもむろに応じた。
「イヤイヤ、今日のような小春日和には、ここから見ゆる紅葉が格別良いですから!」
「尤も、夏は【竹林の別宅】が涼しくて、ずーっと赤子をあやしておりましたわ!」
【馬子】は親バカ振りで、
「【刀自古妃】は3人も子をもうけて、子育てに忙しく、なかなか実家に寄り付きませんわ!」
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