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第2章
順調な日々
しおりを挟む俺がいなくなる日まであと10ヶ月
毎日が順調で怖いくらい
トムさんはいい人でちょっと体調崩したっていったらすぐ休めって給料はそのままだからっていってくれた
たまに男らしく腕っ節を披露することのあるトムさん
この間は「トムさん!お母さんが!」勢いよく入ってきた女の子のメルルに
「すぐに家に案内しな!アル店番頼んだぜ!」って行ってしまうくらい
トムさんという人は俺の周りにはいなかったなぁって
「アルいつもの薬はトムから言われてるかい?」
常連のダリダおばあちゃん
「ダリダおばあちゃん!ちゃんとトムさんから預かってますよ。はいこれ!お代はいつものね!ってトムさんからです!」
「いつもありがとうね!アル」
「ダリダおばあちゃんのためだもの!」
ダリダおばちゃんに薬を渡しにいけばよしよしって撫でられる
お祖母様ってこんな感じかって今世で思った
前世のことをあれこれ思い出したいとも思わないけど長谷川裕二のころあの男の子に似た男の子を思い出した。
だからこそ手紙を彼への分まで書いた
願わくば彼であったなら幸せになって欲しい
俺はほっとけなくて
路地裏でうずくまる彼へ声をかけたのが最初だったなぁ
ユーリに声をかけられた俺に似てるななんて思ったけどユーリって誰にでもあぁなのかな
きっと優しいからそうだよね
ちょっとだけちくって音がした
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