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第2章
一歩を踏み出せ
しおりを挟む「病弱なんてこと初対面にいうやつ初めてだ。」
けらけらと笑う彼
彼なら俺がいなくなっても悲しむことはないのかなって思う
誰かを悲しませたくて生きてるわけじゃないから
「意地悪だ。ユーリは平民なんだよね?なら何してる人なの?」
「王城で掃除やってるんだ」
にかって笑う彼は嘘ついてないのが分かる
「ユーリ。こんな事頼んでごめん」
「なんだよ。アルベルトって名前長いから今日からお前アルって呼ぶ、アルは俺に何を頼みたい?」
「ユーリ。そんなに俺のこと信じていいの?
暗殺者かもしれないよ?」
「お前みたいな暗殺者いても俺はやられないって」
頭をぽんぽんされる
なんかくすぐったい
今までこんなこと初めて
「僕は至って真面目に言ってるのに」
「不貞腐れてる顔も可愛いなアルは」
「んなっ!ちょっ男に可愛いなんて ケホッ」
急に咳き込んでしまい驚いたユーリに背中をさすってもらった
これですこしは分かってくれただろうか
「大丈夫か?」
「ごめん。これで分かったでしょ?」
「あぁ分かったから、これ以上は体調悪くするなよ。」
久しぶりにこんなに話した
他人と話せる喜びがあった
こんなにも人って暖かいのかな
「でね。なにか仕事がしたいんだけど」
「その身体でやるにはきついと思うんだが」
「分かってるから。ユーリならなにかしらないかなって」
「ったく。ここに住んでもらうオプションにいれといてやるよ。明日商業ギルドついてってやるから。そこから選びな。んでアルはこのままこれ食べて寝ること」
ユーリの手には暖かいスープがあった
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