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護身術と回し蹴り
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私はディロールの学園で起きた事を話した。
私の腕を強引に掴み転ばせ、転んだ身体を床へと力加減もせず押さえつけられた時に、中学の頃の虐められた記憶がフラッシュバックした事。私の友達であるレイン様とハーティー様が私を助けてくれた事。私の顔色が悪くなっていたから早退させてもらい、バールナ公爵様に地球の自室での休息を許可して頂いた事を全て話した。
「優愛、教えてやる。
回し蹴りも追加だ、そいつらを蹴り飛ばしてやれ!」
「……ふふふ、楽しそうね」
「…………」
お兄ちゃんは張り切ってて、お母さんは楽しそうに微笑んでるけどお父さんは無言で頷いてる。
私は息が上がっていてもお兄ちゃんは優しく教えなかった。本気で覚えて欲しいのと地球の女は強いって事を分からせてやりたかったのもあり、厳しい教えを受けた。
回し蹴りは、初めはミスばかりで覚えるのが難しかったが、コツを掴むと簡単だった。
何度も何度もお兄ちゃんに回し蹴りを喰らわし、教えてもいない跳び蹴りも出来る様になっていた。
お兄ちゃん目がけて回し蹴りをした後、跳び蹴りを喰らわしてみた瞬間「グハッ!」と言って床とキスをしながら寝てしまった。
気絶したって事だけど私は気付いていなかった。
「汗かいたから、もう一度お風呂に入って来るよ」
私はルンルンでスキップしながらバスルームへと向かった。
父と母は思った。息子よ、良い事を教えた。
そこでゆっくりと休め、と思いながら毛布をかける母だった。
「サッパリした。
明日からの学園、絶対に負けない!」
「優愛……まあ、ほどほどにな」
「ええ、優愛に喧嘩を売った事を後悔させてやりなさい。
次帰宅した時に結果を教えてね」
「…………」
お兄ちゃんは、寝てるのか。こんな所に寝て、風邪をひいても知らないよ?
「じゃあ行って来ます。
お兄ちゃんが起きたら『ありがとう』って伝えといて」
両親が頷いたのを見た後、ミーストへ帰った。
「フェン、ただいま。
皆は眠ったかな?」
「まだ起きてるぞ。
あの女の事を話し合っていた」
フェンにナデナデして、プレゼントを渡す為に長くて綺麗な廊下を渡り、リビングへと入り声をかけた。
「お話中のところ失礼いたします。
今帰宅してまいりました。
皆様に気持ち程度ではありますが、わたくしがいた地球でのプレゼントですわ。
受け取っていただけると嬉しいです」
机に女性用のアクセサリー類、男性用の折りたたみ万能ナイフ、リー様にはもふもふグッズ等を置いた。そして、計算に重要な電池不要の電卓を見せるとバールナ公爵様と家臣の方々は興味津々だ。
デザートを見せると……女性陣と料理人達の注目の的だった。その中にリー様もいたのを見て可愛いなって思っちゃったよ。
「皆様もデザートを食べましょう。
わたくしは……シュークリーム……んんーー、美味しい!」
「……!」
「……!」
「……!
きゃあぁぁーーっ! これは何、甘くて口の中で溶ける様な滑らかさ。
2個目ーー!」
「まあぁ、奥様……私も2個目!」
プリンに夢中の様です。
リー様はずっと微笑んでる、本当に可愛いわ。
「リー様、マカロンはお口に合いますか?」
「うん、すっごくすっごく美味しいよ。
マカロンっていうんだね。
姉様ありがとうございます!」
皆の笑顔が見れて良かった。
明日からの学園……頑張ろう。
私の腕を強引に掴み転ばせ、転んだ身体を床へと力加減もせず押さえつけられた時に、中学の頃の虐められた記憶がフラッシュバックした事。私の友達であるレイン様とハーティー様が私を助けてくれた事。私の顔色が悪くなっていたから早退させてもらい、バールナ公爵様に地球の自室での休息を許可して頂いた事を全て話した。
「優愛、教えてやる。
回し蹴りも追加だ、そいつらを蹴り飛ばしてやれ!」
「……ふふふ、楽しそうね」
「…………」
お兄ちゃんは張り切ってて、お母さんは楽しそうに微笑んでるけどお父さんは無言で頷いてる。
私は息が上がっていてもお兄ちゃんは優しく教えなかった。本気で覚えて欲しいのと地球の女は強いって事を分からせてやりたかったのもあり、厳しい教えを受けた。
回し蹴りは、初めはミスばかりで覚えるのが難しかったが、コツを掴むと簡単だった。
何度も何度もお兄ちゃんに回し蹴りを喰らわし、教えてもいない跳び蹴りも出来る様になっていた。
お兄ちゃん目がけて回し蹴りをした後、跳び蹴りを喰らわしてみた瞬間「グハッ!」と言って床とキスをしながら寝てしまった。
気絶したって事だけど私は気付いていなかった。
「汗かいたから、もう一度お風呂に入って来るよ」
私はルンルンでスキップしながらバスルームへと向かった。
父と母は思った。息子よ、良い事を教えた。
そこでゆっくりと休め、と思いながら毛布をかける母だった。
「サッパリした。
明日からの学園、絶対に負けない!」
「優愛……まあ、ほどほどにな」
「ええ、優愛に喧嘩を売った事を後悔させてやりなさい。
次帰宅した時に結果を教えてね」
「…………」
お兄ちゃんは、寝てるのか。こんな所に寝て、風邪をひいても知らないよ?
「じゃあ行って来ます。
お兄ちゃんが起きたら『ありがとう』って伝えといて」
両親が頷いたのを見た後、ミーストへ帰った。
「フェン、ただいま。
皆は眠ったかな?」
「まだ起きてるぞ。
あの女の事を話し合っていた」
フェンにナデナデして、プレゼントを渡す為に長くて綺麗な廊下を渡り、リビングへと入り声をかけた。
「お話中のところ失礼いたします。
今帰宅してまいりました。
皆様に気持ち程度ではありますが、わたくしがいた地球でのプレゼントですわ。
受け取っていただけると嬉しいです」
机に女性用のアクセサリー類、男性用の折りたたみ万能ナイフ、リー様にはもふもふグッズ等を置いた。そして、計算に重要な電池不要の電卓を見せるとバールナ公爵様と家臣の方々は興味津々だ。
デザートを見せると……女性陣と料理人達の注目の的だった。その中にリー様もいたのを見て可愛いなって思っちゃったよ。
「皆様もデザートを食べましょう。
わたくしは……シュークリーム……んんーー、美味しい!」
「……!」
「……!」
「……!
きゃあぁぁーーっ! これは何、甘くて口の中で溶ける様な滑らかさ。
2個目ーー!」
「まあぁ、奥様……私も2個目!」
プリンに夢中の様です。
リー様はずっと微笑んでる、本当に可愛いわ。
「リー様、マカロンはお口に合いますか?」
「うん、すっごくすっごく美味しいよ。
マカロンっていうんだね。
姉様ありがとうございます!」
皆の笑顔が見れて良かった。
明日からの学園……頑張ろう。
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