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要点
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「下世話な話していい?」
美沙がまた美智香に質問してきた。
「えっ、何?」
「その韓流クンとは夜はどうしてんの?
そりゃ夫婦だからするとは思うけど
20くらい離れてるから、どうしてんのかなって。
私なんて、もう素顔見せらんないから、もしそんなシチュエーションになったら覆面して挑む事になるわ。
でも、美智香なんて毎日すっぴん見せなきゃなんないでしょ?」
「まあ、それもかなり大きな問題だから、思いっきり悩んだけど、避けて通れない道だし、最初のときに勇気出してすっぴんを晒したのよ。
でも、可愛いって言ってくれて。
そこからは気にしなくなったよ。」
「良い旦那さんね」
由貴が言うと、美智香は嬉しそうに頷いた。
「エッチはしてんの?」
「それは…うん…」
「どうなのよ?
若い男とのエッチは??」
「ハッキリ言って、びっくりするくらい良いよ」
「えーっ!
詳しく聞きたい」
美沙はさらに身を乗り出した。
「えーっ、こんなとこで恥ずかしいって、」
「いいからいいから
満足出来てんの?」
「うん。
私って、イッたことが一度もなかったんだよ。
でも、今の旦那さんは最初のときに、えっと…
イカせてくれて…
それからはもう」
「へえ、スゴイじゃん韓流」
「じゃあ毎日してるんだ」
「うん。私が生理の時以外は毎日…」
「アンタ、よく体力がもつね」
「私もするのが好きになっちゃって、毎日彼が帰って来るのが待ちきれないの。」
「あらら
そりゃバリキャリの道捨てれるわなあ」
美沙がそう言うと由貴も爆笑した。
美智香は顔を真っ赤にして俯き、手元のワインを口にした。
「ねえねえ、韓流クン
ここに呼べない?」
「えっ」
「実際にこの目で見てみたいわ、ね?
ユキもそう思うでしょ??」
「うん、見たい見たい。」
「ヤダよ、こんな話させられた後に本人呼ぶなんて、恥ずかしくて呼べないわよ。
それに、今日彼も飲み会なのよ、会社の」
「最愛の妻が連絡したら、すぐに飛んでくるわよ。」
そんな美沙の言葉に、由貴がハッとしたような顔をした。
「ちょっと待って。
もし、韓流クンがここに来たとして、私と美沙を見たら幻滅しないかなあ
自分の妻はこんなおばちゃん達と同い年なのかって、現実に引き戻されて目が覚めたりして。」
「あ、そうだね
それで夫婦関係がおかしくなったら、お詫びのしようもないもん
ごめんごめん、美智香
今の話は無しね」
美沙も急にしおらしくなって、そう言った
だが、美智香は
「彼はそんな人じゃないから大丈夫よ。
一応メール入れてみるけど、来れないってなったらごめんね、」
と、惚気に限りなく近い言葉を口にし、携帯を取り出した。
ひょっとして、これは美沙と由貴に上手くしてやられたかもしれないと、若干の後悔をしながら。
美沙がまた美智香に質問してきた。
「えっ、何?」
「その韓流クンとは夜はどうしてんの?
そりゃ夫婦だからするとは思うけど
20くらい離れてるから、どうしてんのかなって。
私なんて、もう素顔見せらんないから、もしそんなシチュエーションになったら覆面して挑む事になるわ。
でも、美智香なんて毎日すっぴん見せなきゃなんないでしょ?」
「まあ、それもかなり大きな問題だから、思いっきり悩んだけど、避けて通れない道だし、最初のときに勇気出してすっぴんを晒したのよ。
でも、可愛いって言ってくれて。
そこからは気にしなくなったよ。」
「良い旦那さんね」
由貴が言うと、美智香は嬉しそうに頷いた。
「エッチはしてんの?」
「それは…うん…」
「どうなのよ?
若い男とのエッチは??」
「ハッキリ言って、びっくりするくらい良いよ」
「えーっ!
詳しく聞きたい」
美沙はさらに身を乗り出した。
「えーっ、こんなとこで恥ずかしいって、」
「いいからいいから
満足出来てんの?」
「うん。
私って、イッたことが一度もなかったんだよ。
でも、今の旦那さんは最初のときに、えっと…
イカせてくれて…
それからはもう」
「へえ、スゴイじゃん韓流」
「じゃあ毎日してるんだ」
「うん。私が生理の時以外は毎日…」
「アンタ、よく体力がもつね」
「私もするのが好きになっちゃって、毎日彼が帰って来るのが待ちきれないの。」
「あらら
そりゃバリキャリの道捨てれるわなあ」
美沙がそう言うと由貴も爆笑した。
美智香は顔を真っ赤にして俯き、手元のワインを口にした。
「ねえねえ、韓流クン
ここに呼べない?」
「えっ」
「実際にこの目で見てみたいわ、ね?
ユキもそう思うでしょ??」
「うん、見たい見たい。」
「ヤダよ、こんな話させられた後に本人呼ぶなんて、恥ずかしくて呼べないわよ。
それに、今日彼も飲み会なのよ、会社の」
「最愛の妻が連絡したら、すぐに飛んでくるわよ。」
そんな美沙の言葉に、由貴がハッとしたような顔をした。
「ちょっと待って。
もし、韓流クンがここに来たとして、私と美沙を見たら幻滅しないかなあ
自分の妻はこんなおばちゃん達と同い年なのかって、現実に引き戻されて目が覚めたりして。」
「あ、そうだね
それで夫婦関係がおかしくなったら、お詫びのしようもないもん
ごめんごめん、美智香
今の話は無しね」
美沙も急にしおらしくなって、そう言った
だが、美智香は
「彼はそんな人じゃないから大丈夫よ。
一応メール入れてみるけど、来れないってなったらごめんね、」
と、惚気に限りなく近い言葉を口にし、携帯を取り出した。
ひょっとして、これは美沙と由貴に上手くしてやられたかもしれないと、若干の後悔をしながら。
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