カジュアルセックスチェンジ

フロイライン

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誘導尋問

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「美智香は美人だし、子供も産んでないから体の線も綺麗だし、私や美沙より幾つも若く見えるわ。

だから、独身になって若い彼氏が出来たって聞いても、あーそうなんだって納得すると思う。

でも!

23歳はないわぁ!」


「そうだよ。

私の息子、18歳だよ

それと五つ?
学年で言ったら四つか
それしか変わんないんだよ
うーん…あり得ないなあ。」


「私も最初はそう思ってたんだって。」


「でもさあ、美沙も言ってたけど、自分の息子くらいの子との恋愛ってさあ、最初はお互いに好奇心ていうか、妙な盛り上がりがあって燃えると思うんだけど、そこからジェネレーションギャップってのが絶対出て来るんじゃないかって思うのよ。
その辺の事はどうなの?」


「私もそこはすごく不安で、付き合い出してすぐに同棲する事にしたのよ。
そしたら、アレ?って思う事も出て来て、その時点で引き返せばいいと思って。」


「で、どうだったの?」

美沙が美智香の方に身を乗り出しながら質問した。


「それが、イヤな事が全然出てこなくて

逆に素敵だって思えるような事ばかりで、益々好きになっていったの。」


「きゃあーっ

美智香スゴイ」


「何もすごくないよ」


「だって、彼の顔見たら、私らが熱上げて応援してるその韓流アイドル顔負けのルックスしてんじゃん。

つまり、美智香は42でありながら、芸能人の、それも若いアイドルと恋愛して、結婚したってことよね?」

「大げさよ。
私にとっては年齢は気にしない事はないけど、フツーに恋愛して、たまたま相性が良くて、それで結婚したってだけの話」

「ふーん

で、どうなの?結婚生活は」


「最高に楽しいよ。」


「えっ、美智香って仕事どうしてんだっけ?今」


「仕事は離婚のときに全部辞めてこっちに出て来て、それ以来何もしてないよ。」


「えーっ、もったいない
美智香ってバリキャリを特化したような人じゃんか」


「前はそうだったけど、今はそんなに働きたいとは思ってないのよ。
彼を支えたいし、働くとしてもどこかスーパーとかのパートにして、彼の扶養家族に入れてもらおうかって。」

「変われば変わるもんだねえ
韓流アイドル恐るべし」

「韓流じゃないって」

「こっちはさ、旦那は家のこと何にもしないで遊び呆けてるし、息子はバカみたいに食べるしで、毎月家計は火の車よ。

あーあ、私もそんな若い男と恋してみたいわ」

美沙が言うと由貴も頷いた。

「ホント、そうね。
ウチは子供は女の子だけど、言うこと聞かないし、金ばかりかかるし、もう生活に疲れてきたわ」

三人の話は尽きることがなかった。
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