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本編
-111- アサヒの魅力 タイラー視点
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「キャンベル商会です。お荷物をお届けに参りました」
今回キャンベル商会からご注文したものがあったでしょうか?
はて?と思っていると、真っ赤な包装に包まれた箱をふたつ、そっと手渡してきます。
はあ……なるほど。
大きさや重さからいって、ナイトポーションだとすぐにわかりました。
オリバー様が直接お頼みになったものでしょう。
受け取るのは私だというのに、内緒とは困ったものですね。
「こちらになります。割れ物ですからご注意ください」
「ありがとうございます。……おや、領収書は?」
「今回のお代は結構ですよ。商会長から友人オリバー様へのお祝い品です」
「そうでしたか。ありがたく頂戴いたします」
礼儀正しい商会員の馬車を見送り、品物に目を落とします。
今回のお代は、ということは、やはりオリバー様ご自身が商品を頼まれて、それを知った商会長が祝い品とされた、ということでしょう。
毎回このようにされては困りますから、オリバー様へはしっかりとご忠告しなくてはなりませんね。
いえ、購入は構いませんよ、ナイトポーションは必要なものと思っております。
ご購入自体なんの問題もございません。
しかし、オリバー様の金銭管理をしているのは私でございます。
誤送や招かざる悪意あるお品の受け取りを防ぐためにも、ご報告はしていただかなくては。
早速昼食後にオリバー様をお呼びして、品物を手渡しました。
「オリバー様、オリバー様宛にキャンベル商会からお届け物です。
今回はお代はけっこうですと、おっしゃていましたよ。
商会長からのプレゼントだと。
相変わらずお耳が早い方ですね」
「………」
ああ、バレたことに気が付かれたようですね、本当にわかりやすい。
挙動不審になっておいでですが、ここはしっかりとご指摘しなくては今後困ることになりますからね、言わせていただきましょう。
「オリバー様、物を買うならきちんと私をお通し下さい。
必要なものなら、どんなものでもなんのお咎めもいたしません」
「悪かったよ…その、次からはそうする」
「ええ、是非そうしてください。で、中を確かめますか?それとも寝室にそのまま運んでしまっても?」
「寝室に、その、2箱は多いから、1つはアサヒの目に入らないように奥にしまってくれ」
「かしこまりました」
本当に申し訳なさそうな顔をして謝られると、つい許してしまいます。
これは幼少期から変わっておりませんが、態とではないところが、流石オリバー様です。
全く褒めてはおりませんよ。
身に着いた末っ子気質ではなく、元からの末っ子気質、とでも言いましょうか。
これでも私は、オリバー様へは、一番厳しく接していると自負しております。
ナイトポーションが届いた次の日の朝、オリバー様のこの惚けた照れ顔を目の当たりにすれば、自ずと初夜であったと確信する以外にございません。
ですが、流石にそろそろお目覚めになっても良い時間ですね。
あまり長く睡眠をとるのは逆に負担になりますから。
「あーはい……あ、やべ、ちょい待っ」
「アサヒ、そろそろ……はー……」
部屋をノックすると、いつもと同じようなアサヒの返事が聞こえてきましたので、扉を開けるも。
焦るアサヒの声と、そばにいるのはおはぎさん。
しかし……ああ、なんとも扇情的なお姿を晒しています。
裸のままベッドの傍、地面へと腰を降ろしておいでですが、立とうとして立てなかった、と見うけられました。
本当に、相手が老いぼれた私でよかった。
「アサヒ」
「…はい」
アサヒは身構えてから、反省の色濃く返事をよこしてきます。
名前の呼び方がきつくなってしまったでしょうか?
叱ることがあるとすれば、オリバー様へであり、アサヒへではございません。
「怒っているわけではありません。
ですが、そうオリバー様の好き勝手にさせずとも良いのですよ。
昼間はうまく手綱を握ってるではありませんか。
夜も、もう少しうまくコントロールしてください」
ベッドに上がるため、腕を差し出すと、アサヒはなんの躊躇もなくその身を預けてきました。
……これは、この先心配になってしまいますね。
まだまだ私も健康で足腰丈夫でいなければならないようです。
洗顔用のタオルを渡すと、あろうことか情交での汚れを躊躇なく拭い始めました。
驚いて目が釘付けになってしまいましたが、けして恥部を眺めたいわけではありません。
アサヒは、そうするのが自然だというように、しぐさにまるで戸惑いもない。
いえ、戸惑いを感じているのは私の方であります。
アサヒの年齢からいって行為自体は初めてではないと思っていましたが……。
拭い終わってから、アサヒが私を見て、はっと息を飲みました。
洗顔用ということに気が付いたようですね、ですがそれで顔を拭うわけにはまいりません。
「ごめん、タイラーつい」
「いえ…洗顔用は着替えた後でまたご用意します」
ばつの悪そうに謝られては、咎める気にもなれません。
アサヒの手から汚れた濡れタオルを取り上げ、下着を渡しました。
立つことがままならないので、下は私の手を必要とされましたが、それに対しても躊躇もない。
私へ自身の肌を見せることにはなんの迷いもなさそうですね。
誰にも彼にもこうだとは思いませんが……アサヒは見た目が繊細そうですが、本当に男気溢れています。
「昨日は…その、はじめてだったからで。
次から、あんま響かないように気をつける」
「はい、ぜひ、今夜からにでもそうしてください」
「今夜……」
アサヒは、頬を赤らめて嬉しそうな顔を見せてきました。
どうやら昨夜の出来事を思い出している様子。
幸せそうでなによりですが、そろそろ戻って来てもらいませんと。
「アサヒ」
「…ありがと」
「いいえ」
再度洗顔用のタオルを渡しますと、アサヒはそれに顔を埋めました。
少しは、目が覚めてきたようですね。
「アサヒ、そろそろ……ああ、起きましたか?
おはようございます。…気分は?体は、大丈夫ですか?」
ノックもせずに部屋に入るなり、おはぎさんとと私をいないものと扱うオリバー様。
……今日だけ見逃してあげましょう。
それにしても、オリバー様はとても浮かれていらっしゃいますが、アサヒもまた、浮かれていますね。
嬉しそうな笑顔をオリバー様に向けています。
使用人としましては、非常に喜ばしいことでございます。
「ん…、おはよう。気分はいい、体は…ん、大丈夫」
『大丈夫じゃない』
「大丈夫じゃありません」
私とおはぎさんの言葉が重なってしまいました。
大丈夫ではありません。
毎回これでは、私もおはぎさんも教えることが出来ませんでしょう。
困りますね、加減なさってもらわないと。
「もしかして…立てませんか?」
オリバー様がアサヒに恐る恐る問うと、アサヒは嬉しそうに笑います。
ああ、ああ、怒るどころかそう喜ばれては、オリバー様がつけあがられそうです。
「ははっ、うん、立てねえ」
「怒らないんですか?」
「何で?腹減った」
アサヒがオリバー様に甘えて両腕を伸ばすと、オリバー様はすぐにアサヒを抱き上げられました。
オリバー様は力がないわけではないのですよ、鉢植えで鍛えられておいでですからね。
力自体はございます。
危なげなく、横抱きに抱えておいでです。
真っ赤になられて、まるで少年のようなお顔をされておいでですが。
「何でそんなに真っ赤になってんだよ?」
「アサヒが、可愛すぎて」
「?昨日と変わんないだろ?」
「いいえ、今朝は特別可愛……まあ、わからなくていいですよ」
「ふーん」
わかってないのは、アサヒだけのようですね。
自身の魅力がわからない方ではないはずですが……。
ふと、下の方へ目を向けますと、おはぎさんが生暖かい目でアサヒを見あげていました。
きっと私も、同じような表情をしていることでしょう。
今回キャンベル商会からご注文したものがあったでしょうか?
はて?と思っていると、真っ赤な包装に包まれた箱をふたつ、そっと手渡してきます。
はあ……なるほど。
大きさや重さからいって、ナイトポーションだとすぐにわかりました。
オリバー様が直接お頼みになったものでしょう。
受け取るのは私だというのに、内緒とは困ったものですね。
「こちらになります。割れ物ですからご注意ください」
「ありがとうございます。……おや、領収書は?」
「今回のお代は結構ですよ。商会長から友人オリバー様へのお祝い品です」
「そうでしたか。ありがたく頂戴いたします」
礼儀正しい商会員の馬車を見送り、品物に目を落とします。
今回のお代は、ということは、やはりオリバー様ご自身が商品を頼まれて、それを知った商会長が祝い品とされた、ということでしょう。
毎回このようにされては困りますから、オリバー様へはしっかりとご忠告しなくてはなりませんね。
いえ、購入は構いませんよ、ナイトポーションは必要なものと思っております。
ご購入自体なんの問題もございません。
しかし、オリバー様の金銭管理をしているのは私でございます。
誤送や招かざる悪意あるお品の受け取りを防ぐためにも、ご報告はしていただかなくては。
早速昼食後にオリバー様をお呼びして、品物を手渡しました。
「オリバー様、オリバー様宛にキャンベル商会からお届け物です。
今回はお代はけっこうですと、おっしゃていましたよ。
商会長からのプレゼントだと。
相変わらずお耳が早い方ですね」
「………」
ああ、バレたことに気が付かれたようですね、本当にわかりやすい。
挙動不審になっておいでですが、ここはしっかりとご指摘しなくては今後困ることになりますからね、言わせていただきましょう。
「オリバー様、物を買うならきちんと私をお通し下さい。
必要なものなら、どんなものでもなんのお咎めもいたしません」
「悪かったよ…その、次からはそうする」
「ええ、是非そうしてください。で、中を確かめますか?それとも寝室にそのまま運んでしまっても?」
「寝室に、その、2箱は多いから、1つはアサヒの目に入らないように奥にしまってくれ」
「かしこまりました」
本当に申し訳なさそうな顔をして謝られると、つい許してしまいます。
これは幼少期から変わっておりませんが、態とではないところが、流石オリバー様です。
全く褒めてはおりませんよ。
身に着いた末っ子気質ではなく、元からの末っ子気質、とでも言いましょうか。
これでも私は、オリバー様へは、一番厳しく接していると自負しております。
ナイトポーションが届いた次の日の朝、オリバー様のこの惚けた照れ顔を目の当たりにすれば、自ずと初夜であったと確信する以外にございません。
ですが、流石にそろそろお目覚めになっても良い時間ですね。
あまり長く睡眠をとるのは逆に負担になりますから。
「あーはい……あ、やべ、ちょい待っ」
「アサヒ、そろそろ……はー……」
部屋をノックすると、いつもと同じようなアサヒの返事が聞こえてきましたので、扉を開けるも。
焦るアサヒの声と、そばにいるのはおはぎさん。
しかし……ああ、なんとも扇情的なお姿を晒しています。
裸のままベッドの傍、地面へと腰を降ろしておいでですが、立とうとして立てなかった、と見うけられました。
本当に、相手が老いぼれた私でよかった。
「アサヒ」
「…はい」
アサヒは身構えてから、反省の色濃く返事をよこしてきます。
名前の呼び方がきつくなってしまったでしょうか?
叱ることがあるとすれば、オリバー様へであり、アサヒへではございません。
「怒っているわけではありません。
ですが、そうオリバー様の好き勝手にさせずとも良いのですよ。
昼間はうまく手綱を握ってるではありませんか。
夜も、もう少しうまくコントロールしてください」
ベッドに上がるため、腕を差し出すと、アサヒはなんの躊躇もなくその身を預けてきました。
……これは、この先心配になってしまいますね。
まだまだ私も健康で足腰丈夫でいなければならないようです。
洗顔用のタオルを渡すと、あろうことか情交での汚れを躊躇なく拭い始めました。
驚いて目が釘付けになってしまいましたが、けして恥部を眺めたいわけではありません。
アサヒは、そうするのが自然だというように、しぐさにまるで戸惑いもない。
いえ、戸惑いを感じているのは私の方であります。
アサヒの年齢からいって行為自体は初めてではないと思っていましたが……。
拭い終わってから、アサヒが私を見て、はっと息を飲みました。
洗顔用ということに気が付いたようですね、ですがそれで顔を拭うわけにはまいりません。
「ごめん、タイラーつい」
「いえ…洗顔用は着替えた後でまたご用意します」
ばつの悪そうに謝られては、咎める気にもなれません。
アサヒの手から汚れた濡れタオルを取り上げ、下着を渡しました。
立つことがままならないので、下は私の手を必要とされましたが、それに対しても躊躇もない。
私へ自身の肌を見せることにはなんの迷いもなさそうですね。
誰にも彼にもこうだとは思いませんが……アサヒは見た目が繊細そうですが、本当に男気溢れています。
「昨日は…その、はじめてだったからで。
次から、あんま響かないように気をつける」
「はい、ぜひ、今夜からにでもそうしてください」
「今夜……」
アサヒは、頬を赤らめて嬉しそうな顔を見せてきました。
どうやら昨夜の出来事を思い出している様子。
幸せそうでなによりですが、そろそろ戻って来てもらいませんと。
「アサヒ」
「…ありがと」
「いいえ」
再度洗顔用のタオルを渡しますと、アサヒはそれに顔を埋めました。
少しは、目が覚めてきたようですね。
「アサヒ、そろそろ……ああ、起きましたか?
おはようございます。…気分は?体は、大丈夫ですか?」
ノックもせずに部屋に入るなり、おはぎさんとと私をいないものと扱うオリバー様。
……今日だけ見逃してあげましょう。
それにしても、オリバー様はとても浮かれていらっしゃいますが、アサヒもまた、浮かれていますね。
嬉しそうな笑顔をオリバー様に向けています。
使用人としましては、非常に喜ばしいことでございます。
「ん…、おはよう。気分はいい、体は…ん、大丈夫」
『大丈夫じゃない』
「大丈夫じゃありません」
私とおはぎさんの言葉が重なってしまいました。
大丈夫ではありません。
毎回これでは、私もおはぎさんも教えることが出来ませんでしょう。
困りますね、加減なさってもらわないと。
「もしかして…立てませんか?」
オリバー様がアサヒに恐る恐る問うと、アサヒは嬉しそうに笑います。
ああ、ああ、怒るどころかそう喜ばれては、オリバー様がつけあがられそうです。
「ははっ、うん、立てねえ」
「怒らないんですか?」
「何で?腹減った」
アサヒがオリバー様に甘えて両腕を伸ばすと、オリバー様はすぐにアサヒを抱き上げられました。
オリバー様は力がないわけではないのですよ、鉢植えで鍛えられておいでですからね。
力自体はございます。
危なげなく、横抱きに抱えておいでです。
真っ赤になられて、まるで少年のようなお顔をされておいでですが。
「何でそんなに真っ赤になってんだよ?」
「アサヒが、可愛すぎて」
「?昨日と変わんないだろ?」
「いいえ、今朝は特別可愛……まあ、わからなくていいですよ」
「ふーん」
わかってないのは、アサヒだけのようですね。
自身の魅力がわからない方ではないはずですが……。
ふと、下の方へ目を向けますと、おはぎさんが生暖かい目でアサヒを見あげていました。
きっと私も、同じような表情をしていることでしょう。
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