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本編
-26- 神器様の本質** オリバー視点
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「ちょ、自分で歩ける」
「やけどしますよ。温室から一度外に出ると今の時間まだ地面の温度が高いですから。
落とされたくなければ、おとなしくしててください」
横抱きに彼を抱えると、慌てたように私の腕の中で抗おうとしまいたが、おとなしくするよう言うと素直に腕の中に納まりました。
付き合いは浅くとも、この年です。
それなりに、私だってありました。
自分でねだってくる者を仕方なく抱き上げたり、目で訴えてられて抱き上げたりということはありましたが、彼のような反応は初めてです。
今までの誰よりも軽いのは神器様という存在だからでしょうか?
しなやかな身体で、骨組みというか、作りが華奢なように思えます。
だからといって女性とは違う…不思議で、魅力的な存在。
ああ、どうしましょう。
彼は、私を目にして媚びることがない。
けれど、こんなにも美しい彼が、快楽に乱れる様子を見てみたい、美しくも不思議なその声で善がる様を聞いてみたい。
「じゃ、外していきますね」
「ちょ……っ」
「危ないから動かないでください」
「っけど!」
どうしたことでしょう?
私としたことが、先を急いてしまいました。
彼はトイレ、としか口にしていませんでしたね。
「もしかして、おしっこじゃなくて、うんこでしたか?」
「…っおしっこだ、馬鹿!」
馬鹿!その言葉が、相手を可愛く見せたのは初めてです。
「……っん……、んあっ、待……、待って、……ゆっくり、ゆっくり抜いてくれ……っ」
「ゆっくりやってますよ。痛くないでしょう?危ないですからしっかり立っていてください。立てなければ私の腕に掴まっていいですから」
想像以上に可愛く、美しく、そして魅力的な声でした。
ねだられて、こんなに心躍ったことがあったでしょうか?
…ないですね、今まで。
面倒だな、と思ったことは何度もありましたが。
それに、こんなにも性器が綺麗だと感じるのも初めてです。
先端が嬉しそうに口を震わせて、淡い茂みから、少しずつ主張するように固くなっていく様子がとても可愛らしい。
「もう少しで抜けますよ…、息、つめないで。ゆっくり呼吸してください」
「……っ、はあ、……あ、ああ、待って……」
私の声に感じるように肩を震わせて、声を上げ、頬を染めて、目を潤ませるーーー。
甘い吐息が私の鼻腔をくすぐり、深く口づけたい衝動に駆られます。
ですが、それはまだ早いでしょう。
口づけ、というものは、私にとっては少し、いえ、大分特別な行為です。
それこそ、身体を重ねる行為よりも、ずっと。
「ほら、あともう一つです。すこし、大きいですね…でも大丈夫です、ほら、緩んできました。取れますよ、すぐにおしっこできます」
ああ、可愛らしい。
こんな卑劣な魔道具を嵌められても、なお完全に屈することなく、自我を保っている。
少し、意地悪したくなりますね。
私に乞い、素直に欲しい様を、もっと乱れる様子を見てみたい。
「あっ……、くりくりすんな、出るっ!」
「はい、出ますよ」
「っじゃなくて!」
「?おしっこしたいでしょう?」
「…そうだけど」
「じゃあ、言ってみてください」
「はあ?」
「おしっこがしたいですって、言ってください。さんはい」
ああ、やっぱり黙ってしまいましたか。
こう我慢強いと、どうにかして、私に全てをさらけ出してほしくなります。
「ほら…言わないと抜けませんよ」
「んあっ!」
一つだけ、先端の凹凸を中に押し込むと、可愛い声があがりました。
ああ、なんて艶めかしい。
こんなにも私の心を惹きつけ、想像以上に楽しませてくれる存在は今までいたでしょうか?
「ああ、入っちゃいましたね。どうします?ほら、このままではまた入っちゃいます」
「んんっ……っ、やめ……」
またひとつ中に押し込めると、また可愛らしい声が上がりました。
「このままだとどんどん入っちゃいますよ?いいんですか?」
「……、てくれよ」
「ん?」
「抜いてくれよ」
「どうして?」
「んあ、………っ、が、したい、から」
「聞こえませんね、なにが、したいんです?」
「…っおしっこが、したい」
ああ、想像以上に可愛らしい。
美しく高潔な精神を脱ぎ捨てて、心の内側を私に見せてほしい。
「もう一回、はっきりと」
もっと、私の心を楽しませて、そして、つかんで離さないでください。
「………っ、おしっこがしたいです」
「はい、いい子」
心の鎧をすべて外し、本音を私だけに見せてほしい。
手助けするよう彼の腹の下を抑え込むと、勢いよく放尿されました。
他人が失禁する様は、こんなにも魅力的なものだったのですね…、とはいえ、彼に限ったことでしょうが。
「あああっ……、っ!?や、待って!押さな」
「たくさん出てますね、しっかり全部出しちゃいましょうね」
「見んな!この変態!」
頬を染めても尚、私に悪態をつく余裕があるなんて。
変態、ですか…、まあ、そうでしょうね。
私もそれには同意しますが、そんなこと言われたのは、初めてです。
「やけどしますよ。温室から一度外に出ると今の時間まだ地面の温度が高いですから。
落とされたくなければ、おとなしくしててください」
横抱きに彼を抱えると、慌てたように私の腕の中で抗おうとしまいたが、おとなしくするよう言うと素直に腕の中に納まりました。
付き合いは浅くとも、この年です。
それなりに、私だってありました。
自分でねだってくる者を仕方なく抱き上げたり、目で訴えてられて抱き上げたりということはありましたが、彼のような反応は初めてです。
今までの誰よりも軽いのは神器様という存在だからでしょうか?
しなやかな身体で、骨組みというか、作りが華奢なように思えます。
だからといって女性とは違う…不思議で、魅力的な存在。
ああ、どうしましょう。
彼は、私を目にして媚びることがない。
けれど、こんなにも美しい彼が、快楽に乱れる様子を見てみたい、美しくも不思議なその声で善がる様を聞いてみたい。
「じゃ、外していきますね」
「ちょ……っ」
「危ないから動かないでください」
「っけど!」
どうしたことでしょう?
私としたことが、先を急いてしまいました。
彼はトイレ、としか口にしていませんでしたね。
「もしかして、おしっこじゃなくて、うんこでしたか?」
「…っおしっこだ、馬鹿!」
馬鹿!その言葉が、相手を可愛く見せたのは初めてです。
「……っん……、んあっ、待……、待って、……ゆっくり、ゆっくり抜いてくれ……っ」
「ゆっくりやってますよ。痛くないでしょう?危ないですからしっかり立っていてください。立てなければ私の腕に掴まっていいですから」
想像以上に可愛く、美しく、そして魅力的な声でした。
ねだられて、こんなに心躍ったことがあったでしょうか?
…ないですね、今まで。
面倒だな、と思ったことは何度もありましたが。
それに、こんなにも性器が綺麗だと感じるのも初めてです。
先端が嬉しそうに口を震わせて、淡い茂みから、少しずつ主張するように固くなっていく様子がとても可愛らしい。
「もう少しで抜けますよ…、息、つめないで。ゆっくり呼吸してください」
「……っ、はあ、……あ、ああ、待って……」
私の声に感じるように肩を震わせて、声を上げ、頬を染めて、目を潤ませるーーー。
甘い吐息が私の鼻腔をくすぐり、深く口づけたい衝動に駆られます。
ですが、それはまだ早いでしょう。
口づけ、というものは、私にとっては少し、いえ、大分特別な行為です。
それこそ、身体を重ねる行為よりも、ずっと。
「ほら、あともう一つです。すこし、大きいですね…でも大丈夫です、ほら、緩んできました。取れますよ、すぐにおしっこできます」
ああ、可愛らしい。
こんな卑劣な魔道具を嵌められても、なお完全に屈することなく、自我を保っている。
少し、意地悪したくなりますね。
私に乞い、素直に欲しい様を、もっと乱れる様子を見てみたい。
「あっ……、くりくりすんな、出るっ!」
「はい、出ますよ」
「っじゃなくて!」
「?おしっこしたいでしょう?」
「…そうだけど」
「じゃあ、言ってみてください」
「はあ?」
「おしっこがしたいですって、言ってください。さんはい」
ああ、やっぱり黙ってしまいましたか。
こう我慢強いと、どうにかして、私に全てをさらけ出してほしくなります。
「ほら…言わないと抜けませんよ」
「んあっ!」
一つだけ、先端の凹凸を中に押し込むと、可愛い声があがりました。
ああ、なんて艶めかしい。
こんなにも私の心を惹きつけ、想像以上に楽しませてくれる存在は今までいたでしょうか?
「ああ、入っちゃいましたね。どうします?ほら、このままではまた入っちゃいます」
「んんっ……っ、やめ……」
またひとつ中に押し込めると、また可愛らしい声が上がりました。
「このままだとどんどん入っちゃいますよ?いいんですか?」
「……、てくれよ」
「ん?」
「抜いてくれよ」
「どうして?」
「んあ、………っ、が、したい、から」
「聞こえませんね、なにが、したいんです?」
「…っおしっこが、したい」
ああ、想像以上に可愛らしい。
美しく高潔な精神を脱ぎ捨てて、心の内側を私に見せてほしい。
「もう一回、はっきりと」
もっと、私の心を楽しませて、そして、つかんで離さないでください。
「………っ、おしっこがしたいです」
「はい、いい子」
心の鎧をすべて外し、本音を私だけに見せてほしい。
手助けするよう彼の腹の下を抑え込むと、勢いよく放尿されました。
他人が失禁する様は、こんなにも魅力的なものだったのですね…、とはいえ、彼に限ったことでしょうが。
「あああっ……、っ!?や、待って!押さな」
「たくさん出てますね、しっかり全部出しちゃいましょうね」
「見んな!この変態!」
頬を染めても尚、私に悪態をつく余裕があるなんて。
変態、ですか…、まあ、そうでしょうね。
私もそれには同意しますが、そんなこと言われたのは、初めてです。
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