土偶と呼ばれた女は異世界でオッサンを愛でる。R18

来栖もよもよ&来栖もよりーぬ

文字の大きさ
256 / 256

それでも土偶はオッサンを愛でる。

しおりを挟む
「グレアム。そこは腕で防御しながらの回し蹴りが有効です」
 
「はいかあさま!」
 
「稽古をしてる時は先生と呼びなさい」
 
「はいせんせい!」
 
 
 
 
 庭でルーシーが息子のグレアムに護衛術を教えているのをぼんやりと眺めながら、私はいつものごとく温めのカフェオレを飲んでいた。
 
 
 6年前のポルタポルタ町でのカメラコンテストの後で、ルーシーの懐妊が発覚した。
 
 そのためルーシーの母メリーが私の実家のルーベンブルグ家を予定より早く引退し、グエンとルーシーの屋敷に同居する事になった。
 
 臨月ギリギリまで働いていたルーシーにメリーもグエンも心配していたが、
 
「リーシャ様とお子様方の顔を見てないと落ち着かないし、無理のない程度に働くのは健康にもいいとお医者様が言っていた」
 
 と2人を説得していた。
 
 私も勿論気を遣って徹夜も無くして必死で締め切り前に原稿を上げるようにしたし、時短勤務とか休みを週3とかにした方がと提案したが、精神的に不安定になるのでと却下された。
 
 幸いにも元気な男の子が生まれて私たち家族も大喜びしたが、ルーシーはルーシーで、
 
「子供に恵まれるとは思っていなかったが、親子2世代でお勤めが出来れば素晴らしい。
 将来のシャインベック家の執事になるか、グエンのように騎士団に入ってくれれば……」
 
 という思いがあるようだ。
 
 5歳になるグレアムは父グエンによく似たアッサリ顔で、ルーシーからは鮮やかな赤毛を受け継いでいたが、
 
「わたくしに顔が似てしまわなくて助かりましたわ」
 
 と喜んでいた。
 私にはルーシーに似てくれた方が美少年なんだけどねえ。まあグエンは和風でも悪くない方のイケメンだからいいけども。
 
 
 1歳を過ぎて2歳近くになる頃、片言で喋れる位になったグレアムは、私を見てはボーッとし、よく遊んでくれるアナとクロエを見ては「きれーね」と言い、カイルやブレナンを見ては「こいーね」(格好いいと言いたかったようだ)とうっとりしていた。
 
 中身がルーシーばりにバグっているようである。
 
「おおきくなったらめがみさまとおひめさまとおーじさまのいるおやしきではたらきます!」
 
 とルーシーと稽古に勤しむアホな子になってきつつある。ルーシーには何度も、
 
「グレアムにはもっと広く世間を見せた方がいいんじゃないかしらね」
 
 と言っているのだが、上手くいかない。
 
「本人がしたいと言うのを止めたくはありませんし、ここ以上の楽園は存在しません。
 メイドには安月給でこき使う女主人はおりますが皆様穏やかで、仕事場の人間関係も円満良好、通勤も徒歩3分の好立地でございます」
 
「だからいつでも給料上げるわよって言って──」
 
「あ! わたくしとしたことが新刊の売れ行きチェックを怠っておりましたわ。いけません、町へ買い物に行くついでに早速調べなくては」
 
 毎回砂に隠れていたのがバレたヒラメのようにシュルシュルと逃げられてしまう。
 
 
 
 そして、私も36歳になった。
 立派なアラフォーである。
 
 ダークなんて50歳になるのに40歳にも見えない若々しさで、相変わらず神々しいばかりの整いまくった麗しい顔で、腹筋も割れまくりだ。
 
「子供にさっさと家督を譲ってリーシャと釣り三昧しながらイチャイチャしたい」
 
 とぼやきながらも指揮官として部下をビシビシ鍛えているのだから、結局は仕事が好きなのだろう。
 
 
 カイルも16になり今年学校を卒業して社交界デビューだが、そういうの面倒臭いので騎士団に入れてくれとダークに言い寄っている。
 
 とは言っても、カイルはミヌーエ王国のマデリーンと婚約しているので、どうせあと2、3年もすればミヌーエ王国に行ってしまうのである。
 
 王配であるフレディーさんと釣りに何度も誘われて行っているうちに(断れる筈がなかろう)、頼んでもいないのにヒルダ女王陛下にサラリと面通しされてしまい、
 
「噂にたがわぬ傾国の美貌、羨ましく思うぞ。
 これから家族付き合いも密にせねばなるまい」
 
 などと微笑まれ、詰んだのだ。
 
 
 だが、ヒルダ女王陛下は男装の麗人といえばいいのか、170センチを超える身長にふわっとした長髪の赤毛、タダ者ではない鍛え抜いた体、青い瞳に切れ長の眼差しも凛々しい、それはそれは魅力的な方であった。
 
 宝塚とかがこの世界にあればトップスターだろう。
 
 フレディーさんと夫婦なのがちょっと不思議にすら思えるのだが、ヒルダ女王陛下いわく一目惚れしたのはヒルダ様の方だったようだ。
 
「私はな、丸みがある可愛らしい男性が好きなのだ。
 見よ、あの艶やかな肌にぷにっとしたお腹。正面から見ても横から見てもふくよかで抱きしめたくならないか? リーシャよ」
 
「……左様でございますね」
 
 全くなりませんが。
 人の好みというのは千差万別である。
 
 
 そして、ルーシーがやらかした。
 
 
 招待されてミヌーエ王国に来ていた時に、滞在中に読もうとしたらしく、釣りで不在だった私たちのいない時にと、テラスでお茶を飲みながら、しこたま持ってきていた私のマンガや小説を堪能していたところ、通りかかったヒルダ女王陛下の目に止まってしまったのだ。
 
「のう、ルーシーと言ったか。その読んでいる本は何かの? ガーランド国の書物か? 見せてくれぬか?」
 
「……ヒルダ女王陛下の普段読まれるような書物ではございませんが……」
 
 顔は無表情だが背中がびっしょり濡れるほど汗をかいていたルーシーは、読んでいたマンガを恭しく差し出すとヒルダ女王陛下はパラパラと無言でめくり始め、しまいにはルーシーの隣に座って本腰を入れて読み出したそうだ。
 
「……なんとっ」
 
「むむ、これは……!」
 
 などの言葉が耳に入り、これは流石に「破廉恥な書物を王宮に持ち込みおって!」とか言われて切り捨てられるかもと思ったそうだ。
 
「死ぬ前に今一度リーシャ様と旦那様、お子さま方にお会いしたいと思っておりましたのですが……」
 
「これは、続きがあるのであろう?
 いや素晴らしい! こういった書物を読むのは初めてだが、胸がときめくな! 
 フレデリックが釣りで留守がちで時間を持て余しておったのだ。他の話もあるのなら全て私の書斎に持ってきてくれないか?」
 
「かしこまりました。急ぎお持ち致します」
 
 ──めちゃめちゃ気に入ったらしい、薄い本が。
 
 そして私たちが釣果を競っている間に、ルーシーはヒルダ女王陛下に薄い本の嗜み方を学んで戴きつつ、如何にこの作品たちが素晴らしいかを語りまくったそうだ。
 
 
 
 珍しくフレディーさんとマデリーンに勝った私たちがウキウキで王宮に戻ってきたら、ルーシーが迎えに来てそのまま部屋に入った途端に流れるように土下座したので、ダークが蒼白になり、
 
「ルーシー、一体何をした? 何をやらかしたんだ?」
 
 とガクガク揺さぶられて白状させたらこれだった。
 
 私が一気にオイチャン飛ばしでラッパーが舞い降りたのは仕方がないところだと思う。
 
「どうしてヒルダ女王陛下を沼地に引きずり込むんだYO! あっちもこっちも地雷源だらけだYO!
 ミヌーエ王国のトップを腐らせるなんて神をも恐れぬ所業だYO!」
 
 てしーんっ、と私は釣竿を床に叩きつけて扉に向かって歩き出した。
 
「ブラザーにシスター、今すぐフレディーパイセンに土下座しに行くメーン♪」
 
「リーシャ、ほら落ち着くんだっ。深呼吸深呼吸」
 
 ぜーはー言ってる私を抱きかかえたダークが、
 
「だ、だがヒルダ女王陛下は気に入ったんだろ? それなら別に趣味の一環として……」
 
「それが、リーシャ様から頂いた誕生日プレゼントのあの小説も持ってきておりまして」
 
「……みみみ、見られたの?」
 
「ヒルダ女王陛下に『おや、これは何だい?』とサラリとノートを取られまして、『何と手書きじゃないか!』と大興奮して、これは誰が書いたんだ、と申されまして」
 
「申されまして……?」
 
「リーシャ様が小説を書いている事やマンガも描いている事がバレました。ヒルダ女王陛下に嘘は申せません。これは不可抗力でございます」
 
 私は足に力が入らずに床にしゃがみこんだ。
 
「ジ・エンドだわ……ダーク、今までお世話になりました。あの世でも愛してるわ。
 ごめんなさい腐女子だったばかりに……」
 
 だーだー涙が零れた。
 
 子爵夫人が薄い本書いてましたなんて、それも王族の次期女王陛下と婚約しようかって相手の母親が。
 やっぱり引退しておくべきだったーー!
 子供の幸せも奪ってしまったのかも知れないわ。
 首ちょんぱだわ。首ちょんぱなのよきっと。
 
「馬鹿言うな! リーシャが死ぬなら俺も死ぬ!
 ルーシー、それでヒルダ女王陛下は何と?」
 
「『これから家族になるんだから、私たち家族のヒミツという事で。これからもドンドン書いてくれと伝えてくれ。人生の楽しみが増えたな、ふふふ』(発言ママ)だそうでございます」
 
「……ドンドン?」
 
「はい。ドンドン」
 
 涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた顔を、ダークが
 
「ほらチーンして。まぶたも腫れちゃってるじゃないか」
 
 とせっせと拭ってくれていたがそれどころじゃない。
 
「……いいの?」
 
「はい。わたくしが全部ひっかぶって刑を受けるのでリーシャ様とシャインベック家の方々はどうにか穏便に、と土下座しましたところ、先程のお言葉が」
 
 じわりと安堵が胸に広がった。
 
「ダーク、死ななくていいみたい……」
 
「良かったなリーシャ! ヒルダ女王陛下はさっぱりしたお人柄だし、きっと悪いようにはされないと俺は信じてたぞ!」
 
 
 
 いや、お前が死ぬなら俺も死ぬ言うてましたやん。
 思わず突っ込みそうになった。
 
 でも、まだ書いていてもいいんだ、という事の安心感が大きく、やっぱり書くのが好きなんだわ私、と改めて思った。
 
 
 
 
 
 まあそんな事もありーの、子供たちがまた拉致されそうになりーの(未遂)でこの5年も本当に色々とあった。
 
 
 
 これからも、何かしら起きるに違いない。
 また大泣きするような事も私の事だからあるかも知れない。
 
 
 それでも──
 
 
 
 
「リーシャ、今帰ったぞ」
 
 後ろからぎゅっと抱きしめられて振り向いた。
 
「まあダーク、今日は早いのね?」
 
「式典の下準備だけだからな。
 お、グレアム頑張ってるな。ちょっと俺も参加して来ようかな」
 
 ジャケットを脱ぎながら庭を見たダークが私に笑いかけた。
 
「……ダーク」
 
「ん? 何だ?」
 
「やっぱり、ダークと結婚できて良かったわ私」
 
「おう。──でも、俺の方が良かったけどな」
 
 
 
 
 それでも私は、ダークと子供たち、そしてルーシーたち家族を愛でてこれからも生きるのだ。
 
 
 

 
 
 
 
しおりを挟む
感想 28

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(28件)

ccc
2025.02.04 ccc

ダーク様とのストーリーもですが、ルーシーとのやり取りも面白く、その会話の中の執筆した薄い本のストーリーも最高です!!もし現実にその本があったら是非読んでみたい…。
執筆お疲れ様!!

2025.02.04 来栖もよもよ&来栖もよりーぬ

(・∀・)っ_旦 みるくちーでも

ありがとうございまする。
楽しんで頂けたなら何よりです。
また別の作品でもお目に掛かれますように(*´ω`)

解除
サイ
2024.03.22 サイ

取り敢えず「ふんばば踊り」が気になって仕方ありません。

2025.02.04 来栖もよもよ&来栖もよりーぬ

(・∀・)っ_旦 わすれたころのりょくちゃでも

すみません長い事気づきませんでm(__)m
ふんばばふんばば♪
は自分で適当に踊れます(笑)

解除
貴腐人
2022.06.30 貴腐人

やっと見つけ出して久々に読めた…やっぱりすっっっごくオモシロイ!!!!!
主人公とメイドのコントなやり取り(どんどん長くなってきてちょっとクドい)も
ヒ-ロ-の初心っぷりも超カワユスで大っ好きです!!!
100%LOVEまっしぐらな作品は、ホント、人生の清涼剤だわ~

2022.06.30 来栖もよもよ&来栖もよりーぬ

(・∀・)っ_旦 すぷらいとでも

お読み下さりありがとうございますです。
楽しんで下さるのが作者には一番嬉しいです。
他の作品も割りと楽しめると思いますのでよろしければ、さささ。
また別の作品でもお目にかかれますように。

解除

あなたにおすすめの小説

黒騎士団の娼婦

星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。 異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。 頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。 煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。 誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。 「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」 ※本作はAIとの共同制作作品です。 ※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。

この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜

具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです 転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!? 肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!? その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。 そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。 前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、 「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。 「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」 己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、 結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──! 「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」 でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……! アホの子が無自覚に世界を救う、 価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!

私が美女??美醜逆転世界に転移した私

恋愛
私の名前は如月美夕。 27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。 私は都内で独り暮らし。 風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。 転移した世界は美醜逆転?? こんな地味な丸顔が絶世の美女。 私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。 このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。 ※ゆるゆるな設定です ※ご都合主義 ※感想欄はほとんど公開してます。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

【完結】男の美醜が逆転した世界で私は貴方に恋をした

梅干しおにぎり
恋愛
私の感覚は間違っていなかった。貴方の格好良さは私にしか分からない。 過去の作品の加筆修正版です。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています

六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。 しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。 「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!

転生からの魔法失敗で、1000年後に転移かつ獣人逆ハーレムは盛りすぎだと思います!

ゴルゴンゾーラ三国
恋愛
 異世界転生をするものの、物語の様に分かりやすい活躍もなく、のんびりとスローライフを楽しんでいた主人公・マレーゼ。しかしある日、転移魔法を失敗してしまい、見知らぬ土地へと飛ばされてしまう。  全く知らない土地に慌てる彼女だったが、そこはかつて転生後に生きていた時代から1000年も後の世界であり、さらには自身が生きていた頃の文明は既に滅んでいるということを知る。  そして、実は転移魔法だけではなく、1000年後の世界で『嫁』として召喚された事実が判明し、召喚した相手たちと婚姻関係を結ぶこととなる。  人懐っこく明るい蛇獣人に、かつての文明に入れ込む兎獣人、なかなか心を開いてくれない狐獣人、そして本物の狼のような狼獣人。この時代では『モテない』と言われているらしい四人組は、マレーゼからしたらとてつもない美形たちだった。  1000年前に戻れないことを諦めつつも、1000年後のこの時代で新たに生きることを決めるマレーゼ。  異世界転生&転移に巻き込まれたマレーゼが、1000年後の世界でスローライフを送ります! 【この作品は逆ハーレムものとなっております。最終的に一人に絞られるのではなく、四人同時に結ばれますのでご注意ください】 【この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『Pixiv』にも掲載しています】

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。