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「バズり飯を作ってみた彼女」
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《電話中の彼氏と彼女》
彼女「今日さ、話題のバズり飯っていうのネットで見つけたから、作ってみたの。
私、シソを買い忘れたからわざわざ2回も買い物行って、疲れてたけど頑張って作ったのに、美味しくなかったの」
彼氏「へぇー、それは残念だったね。今度は美味しく出来るように工夫すれば?」
彼女「いや……、せっかく、美味しく作ろうと思って、わざわざシソを買いに行ったんだよ!?それなのに美味しくないって……。凹む……」
彼氏「美味しくなかった理由ってなんか思い当たる節ないの……?」
彼女「まぁ……例えば、餃子の皮が賞味期限切れてたとか……。賞味期限ギリギリの豚肉を冷凍してて、冷蔵庫で自然回答したけど、ドリップが出てて結構鮮度が落ちてたとか……」
彼氏「じゃあ、新鮮なのシソしかないじゃん!」
彼女「……あ、あと、ポンド買い忘れて、家で適当に酢とレモンと醤油とめんつゆ混ぜて作った……。全然、タレとして美味しくなかった……」
彼氏「あぁ、タレが美味しくない時点で、絶望的……」
彼女「料理苦手なことばれちゃったね……」
彼氏「い、いや……、今回は素材がイマイチだったんだから、落ち込む必要ないよ」
彼女「でも、『誰でも簡単!美味しい!バズり飯女』を作った筈なのに、こんなに美味しくないなんて……」
彼氏「だから、それは素材が悪いからで……」
彼女「こんなんじゃ、あなたのお嫁さんになれないね」
彼氏「……えっ!?」
彼女「だって、あなたの嫁失格だもの。サヨナラ」
(彼女、電話を切る)
彼氏「結婚考えてたんだ……」
※作者が実際にバズリ飯を作った体験を元にしています……。
彼女「今日さ、話題のバズり飯っていうのネットで見つけたから、作ってみたの。
私、シソを買い忘れたからわざわざ2回も買い物行って、疲れてたけど頑張って作ったのに、美味しくなかったの」
彼氏「へぇー、それは残念だったね。今度は美味しく出来るように工夫すれば?」
彼女「いや……、せっかく、美味しく作ろうと思って、わざわざシソを買いに行ったんだよ!?それなのに美味しくないって……。凹む……」
彼氏「美味しくなかった理由ってなんか思い当たる節ないの……?」
彼女「まぁ……例えば、餃子の皮が賞味期限切れてたとか……。賞味期限ギリギリの豚肉を冷凍してて、冷蔵庫で自然回答したけど、ドリップが出てて結構鮮度が落ちてたとか……」
彼氏「じゃあ、新鮮なのシソしかないじゃん!」
彼女「……あ、あと、ポンド買い忘れて、家で適当に酢とレモンと醤油とめんつゆ混ぜて作った……。全然、タレとして美味しくなかった……」
彼氏「あぁ、タレが美味しくない時点で、絶望的……」
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彼氏「い、いや……、今回は素材がイマイチだったんだから、落ち込む必要ないよ」
彼女「でも、『誰でも簡単!美味しい!バズり飯女』を作った筈なのに、こんなに美味しくないなんて……」
彼氏「だから、それは素材が悪いからで……」
彼女「こんなんじゃ、あなたのお嫁さんになれないね」
彼氏「……えっ!?」
彼女「だって、あなたの嫁失格だもの。サヨナラ」
(彼女、電話を切る)
彼氏「結婚考えてたんだ……」
※作者が実際にバズリ飯を作った体験を元にしています……。
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