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失いたくないもの①(ラヨネ視点)
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ポタリッポタリッと赤い雫が地面に落ちる。
その赤い雫が落ちる度に命は散っていく。
『王子。ここは私にお任せを。…そんな顔なさらないで。必ず、王子の元へ戻って参ります。』
『大丈夫です。殿下の御身は私がこの剣にかけてお守りします。私を信じて。決して振り返らぬように。』
その赤い雫が落ちる度、散る命は僕がこの世界で大切だった者達で、みんなまた会えると言って二度と戻ってくる事はなかった。
『二手に分かれましょう。私と殿下の背丈は丁度同じくらい。それに私も半獣人。…私はこれ程、半獣人に産まれてきて良かったと思った事はありません。』
心配させまいと作られた笑顔をはっ付けて物心がつく前から支えてくれた彼等は振り返る事なく、赤い雫となって冷たい地面に落ちていく。落ちて弾けて消えていく。
「コタ。 」
コタも居なくなる?
決して引く事のない強い意志を感じさせられるその背を掴んだ。
しかし、掴んだその腕はまだ服の裾を掴むくらいしか力がない。僕達を庇って怪我をしたモモに簡単に抱き上げられてしまう程、この身体は脆弱だ。
ー どうしよう。どうしよう。
ただ何も出来ずにまた守られて。また何も出来ずに大切だったものを失う。
頭の中が真っ白になって、ただ地面にへたり込む。するとぽんっと柔らかく大きな手が肩を包むように掴んだ。
「大丈夫とよ。コタの旦那はやる男とぞ。」
一切、コタの負けなんて信じていない信じ切った顔でニカッとモモが笑う。その腕の傷は痛々しく、止血の為に乱暴に巻いた布は赤くなってしまっている。
「僕が何時、コタが負ける心配をしたって言いたい訳? 僕はコタが勝つって信じてるよ。」
その笑顔に何だか負けた気がして、虚勢を張り、モモの腕を止血し直した。
「容赦がなかとッ!! 」と、泣き言を吐き、涙をちょちょ切らしていたが、知ったこっちゃない。なんかムカつくんだもん。
確かにコタは強い。
二十以上はいそうな敵相手に一歩も引く事なく、踊っているかのように敵の攻撃を華麗に避け、蹴りや拳で沈めていく。まるで何時攻撃が来るか分かってるみたいだ。
ー そうだよ。コタは居なくなったりしない。
だって、ひとりにしないって言ってくれた。
強いから負けないし、そのまま居なくなったりしない。
きっと、コタはこのまま勝つ。
そう自身を鼓舞し、コタの勝利を願ってギュッと祈るように手を握った。しかし、そんな願いを嘲笑うように沈めた筈の敵達が立ち上がる。
ー 何で…。
顎に重い一発が入っても、鳩尾に鋭い蹴りが入っても、何度も何度も立ち上がる。それでもコタの表情に諦めの色はなく、戦い続ける。
その姿にモモの表情に焦りの色が浮かぶ。
折角、止血した腕からたらりと血が滲む程、ギュッとその大きな手を握り、その足は今にもコタの方に駆けたくてしょうがないように見えた。
ゴロゴロと辺りに暗雲が立ち込める。
空を引き裂くような雷撃がコタ目掛けて落ちる。コタはひらりと交わしたが先程までいた場所は雷で土すら焼け溶けていた。
この前、コタに負け、その無駄にでかい図体で可愛こぶって擦り寄っていたサンダーバードが奴等と同じ形相でコタを狙う。
先程までコタに服従を示していたコボルトが涎を垂らしながら牙を剥き、コタの頬を奴の蹴りが掠めた。
「頑張りますね。無駄だというのに。」
僕を兄様に売ろうとしていた山賊の頭がコタを馬鹿にしてニヤニヤと嗤う。その表情も口調もあの山賊の頭とはまるで別人のようで違和感がした。
ー なんだろう。この嫌な感じは…。
違和感とともに得体の知れない嫌な気配を感じ、尻尾の毛がブワリと逆立つ。
ドロリと纏わりつくような悪意。
滲み出る歓喜の感情の奥に隠されたヘドロのようにドロドロとした感情達。
それは僕達には目もくれず、一人だけに向けられていた。
「高みの見物とは随分と余裕だな。」
コタが敵達の攻撃を肌に傷を作りながらギリギリな所で交わし、山賊の頭目掛けて突っ込んでいく。
頭に放たれた拳はすんでの所で避けられ、大きく空振る。しかし、その勢いのまま身体を回転させ、回し蹴りを放った。
それもガードされてしまったが、相当の威力だったようで獣人で肉食階級の血を感じさせる頭は腕を庇い、舌打ちした。
「ふざけんな。ふざけんな。ふざけんなッ。俺は強ぇんだッ。何で俺が逃げ隠れて生きなきゃいけねぇんだ。」
その瞬間、先程の嫌な気配が薄まり、怒りの感情が身体の支配権を奪う。
先程、感じた悪意と違い、今度は純粋な憎悪の感情が向けられる。
「ふふふっ。逃げ隠れる必要などないですよ。貴方は強い。己の心を全て解き放ちなさい。」
「そうだ。俺は強い。」
「そう。貴方は強い。」
「俺は弱くなんかない。あんな弱っちい女、俺の母親じゃない。」
「そう。あの女は貴方を産み間違えました。狼として産まれる筈だった貴方を犬として産んでしまった。あの女が貴方の母親である筈がない。」
「そうだ。全てあの女が悪い。俺は被害者だ。俺は俺の人生を奪われた。」
「ならば、取り返せばいいのです。自身を否定したもの全てを今度は貴方が蹂躙するべき。」
「そうだ。取り返す。俺は俺の誇りを取り返す。」
「「先ずはお前からだ。」」
何かに誘導されるように山賊の頭の憎悪はコタに集約されていく。
激烈化していく戦い。
山賊の頭は何故、あの時、逃げ出したのか聞きたくなる程、コタに引けを取らない強さだった。
拳が風を切る。
山賊の頭の拳を受けたコタの腕が痛々しい色に染まる。山賊の頭だけでも充分厄介なのにサンダーバードやコボルト、山賊達がコタを狙う。
ー コタッ!!
上手く受け流してはいるが、それでもコタの身体は次第にボロボロになっていく。
コタの身体に傷がつく度に胸が引き裂かれそうな程苦しくなる。
もう見てられないと助太刀しようと足を踏み出したモモの身体がぐらりと揺れ、膝をつく。頭を抱えて苦悶の表情を浮かべ、瞳は忙しなく動き、焦点が合わない。
「モモ? 」
その異様な様子に心配になり、モモに触れようとした瞬間、雷鳴が轟き、一瞬世界が雷光で真っ白に包まれた。ビクリッと身体を震わせて、視線をコタに戻した。
空に赤い雫が舞う。
ポタリッポタリッとそれはコタの口から流れ落ち、白かった頬は赤く腫れ上がっていた。
その赤い雫が落ちる度に命は散っていく。
『王子。ここは私にお任せを。…そんな顔なさらないで。必ず、王子の元へ戻って参ります。』
『大丈夫です。殿下の御身は私がこの剣にかけてお守りします。私を信じて。決して振り返らぬように。』
その赤い雫が落ちる度、散る命は僕がこの世界で大切だった者達で、みんなまた会えると言って二度と戻ってくる事はなかった。
『二手に分かれましょう。私と殿下の背丈は丁度同じくらい。それに私も半獣人。…私はこれ程、半獣人に産まれてきて良かったと思った事はありません。』
心配させまいと作られた笑顔をはっ付けて物心がつく前から支えてくれた彼等は振り返る事なく、赤い雫となって冷たい地面に落ちていく。落ちて弾けて消えていく。
「コタ。 」
コタも居なくなる?
決して引く事のない強い意志を感じさせられるその背を掴んだ。
しかし、掴んだその腕はまだ服の裾を掴むくらいしか力がない。僕達を庇って怪我をしたモモに簡単に抱き上げられてしまう程、この身体は脆弱だ。
ー どうしよう。どうしよう。
ただ何も出来ずにまた守られて。また何も出来ずに大切だったものを失う。
頭の中が真っ白になって、ただ地面にへたり込む。するとぽんっと柔らかく大きな手が肩を包むように掴んだ。
「大丈夫とよ。コタの旦那はやる男とぞ。」
一切、コタの負けなんて信じていない信じ切った顔でニカッとモモが笑う。その腕の傷は痛々しく、止血の為に乱暴に巻いた布は赤くなってしまっている。
「僕が何時、コタが負ける心配をしたって言いたい訳? 僕はコタが勝つって信じてるよ。」
その笑顔に何だか負けた気がして、虚勢を張り、モモの腕を止血し直した。
「容赦がなかとッ!! 」と、泣き言を吐き、涙をちょちょ切らしていたが、知ったこっちゃない。なんかムカつくんだもん。
確かにコタは強い。
二十以上はいそうな敵相手に一歩も引く事なく、踊っているかのように敵の攻撃を華麗に避け、蹴りや拳で沈めていく。まるで何時攻撃が来るか分かってるみたいだ。
ー そうだよ。コタは居なくなったりしない。
だって、ひとりにしないって言ってくれた。
強いから負けないし、そのまま居なくなったりしない。
きっと、コタはこのまま勝つ。
そう自身を鼓舞し、コタの勝利を願ってギュッと祈るように手を握った。しかし、そんな願いを嘲笑うように沈めた筈の敵達が立ち上がる。
ー 何で…。
顎に重い一発が入っても、鳩尾に鋭い蹴りが入っても、何度も何度も立ち上がる。それでもコタの表情に諦めの色はなく、戦い続ける。
その姿にモモの表情に焦りの色が浮かぶ。
折角、止血した腕からたらりと血が滲む程、ギュッとその大きな手を握り、その足は今にもコタの方に駆けたくてしょうがないように見えた。
ゴロゴロと辺りに暗雲が立ち込める。
空を引き裂くような雷撃がコタ目掛けて落ちる。コタはひらりと交わしたが先程までいた場所は雷で土すら焼け溶けていた。
この前、コタに負け、その無駄にでかい図体で可愛こぶって擦り寄っていたサンダーバードが奴等と同じ形相でコタを狙う。
先程までコタに服従を示していたコボルトが涎を垂らしながら牙を剥き、コタの頬を奴の蹴りが掠めた。
「頑張りますね。無駄だというのに。」
僕を兄様に売ろうとしていた山賊の頭がコタを馬鹿にしてニヤニヤと嗤う。その表情も口調もあの山賊の頭とはまるで別人のようで違和感がした。
ー なんだろう。この嫌な感じは…。
違和感とともに得体の知れない嫌な気配を感じ、尻尾の毛がブワリと逆立つ。
ドロリと纏わりつくような悪意。
滲み出る歓喜の感情の奥に隠されたヘドロのようにドロドロとした感情達。
それは僕達には目もくれず、一人だけに向けられていた。
「高みの見物とは随分と余裕だな。」
コタが敵達の攻撃を肌に傷を作りながらギリギリな所で交わし、山賊の頭目掛けて突っ込んでいく。
頭に放たれた拳はすんでの所で避けられ、大きく空振る。しかし、その勢いのまま身体を回転させ、回し蹴りを放った。
それもガードされてしまったが、相当の威力だったようで獣人で肉食階級の血を感じさせる頭は腕を庇い、舌打ちした。
「ふざけんな。ふざけんな。ふざけんなッ。俺は強ぇんだッ。何で俺が逃げ隠れて生きなきゃいけねぇんだ。」
その瞬間、先程の嫌な気配が薄まり、怒りの感情が身体の支配権を奪う。
先程、感じた悪意と違い、今度は純粋な憎悪の感情が向けられる。
「ふふふっ。逃げ隠れる必要などないですよ。貴方は強い。己の心を全て解き放ちなさい。」
「そうだ。俺は強い。」
「そう。貴方は強い。」
「俺は弱くなんかない。あんな弱っちい女、俺の母親じゃない。」
「そう。あの女は貴方を産み間違えました。狼として産まれる筈だった貴方を犬として産んでしまった。あの女が貴方の母親である筈がない。」
「そうだ。全てあの女が悪い。俺は被害者だ。俺は俺の人生を奪われた。」
「ならば、取り返せばいいのです。自身を否定したもの全てを今度は貴方が蹂躙するべき。」
「そうだ。取り返す。俺は俺の誇りを取り返す。」
「「先ずはお前からだ。」」
何かに誘導されるように山賊の頭の憎悪はコタに集約されていく。
激烈化していく戦い。
山賊の頭は何故、あの時、逃げ出したのか聞きたくなる程、コタに引けを取らない強さだった。
拳が風を切る。
山賊の頭の拳を受けたコタの腕が痛々しい色に染まる。山賊の頭だけでも充分厄介なのにサンダーバードやコボルト、山賊達がコタを狙う。
ー コタッ!!
上手く受け流してはいるが、それでもコタの身体は次第にボロボロになっていく。
コタの身体に傷がつく度に胸が引き裂かれそうな程苦しくなる。
もう見てられないと助太刀しようと足を踏み出したモモの身体がぐらりと揺れ、膝をつく。頭を抱えて苦悶の表情を浮かべ、瞳は忙しなく動き、焦点が合わない。
「モモ? 」
その異様な様子に心配になり、モモに触れようとした瞬間、雷鳴が轟き、一瞬世界が雷光で真っ白に包まれた。ビクリッと身体を震わせて、視線をコタに戻した。
空に赤い雫が舞う。
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