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ウシルル

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2章 モーモー村

4話 毒キノコ

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~グリー大森林~
Yuto「森の中ちょっと寒いな...そういう温度を感じれんのもすげぇなぁ」
まぁ、ログアウトできなくなったのと死ぬことは嫌だけどな...
Lv 10 Toyfrog「ゲコッ!」
Yuto「蛙?蛙ならそんなに強くないはz...え゛ッッ!!???? Lv10!?は!?」
Toyfrog「ゲコッ!ゲコッ!ケコッ!!!」
Yuto「うおっ!!!あっぶね!!!(死ぬぞ!これ!)」
Toyfrog「ゲロッ!!!」
パーン!!
Yuto「うわぁーー!!!!」
なんだ今の!?見えなかった!音速の攻撃だろ!やばいやばい!!
逃げなきゃ!
Yuto「薬草なんて知るかぁ!!!!!!!!」
俺は無我夢中で走り続けた
Yuto「やべぇやべぇやべぇ!出口どこ!?」
やっべ!道に迷った!
Yuto「あー、俺詰んだ!」
マジかよぉ~なんであんなモンスターがいるんだよ!
おかしいだろ!なんでこんな序盤に来るようなところでレベル10のモンスターがいるんだよ!
え?もしかして俺が弱いだけ?もしかしてここって難易度高いところ?
待って、俺ちゃんとクエストナビに従って来たよね?
ちょっ一回フィールドの名前確認しよう
Yuto「マップ開いて...ここ村の近くだよね?うん村の近くだ...」
それなら、あいつってフィールドボスとかそんな感じ?いやでもあんな蛙がボスとは考えにくいし...」
Toyfrog「ゲコッ!ゲコッ!」
Yuto「(何で近くにまで来るんだよ!)」
今の俺のHPは...
470/1500
Yuto「(HP全然じゃねーか!やべーよ!どうしよう...)」
ん?なんだあれ?
Yuto「キノコ?」
なんかマ○オに出て来そうなキノコだなこれ...
マ○オのキノコなら大丈夫でしょ!
ワンチャンHP回復するかも!
Yuto「いっただっきまーす!」
カプッ!もぐもぐ...
Yuto「ん?なんともない?...まいっか!早く薬草を見つけよう」
...見つかるかなぁ?
Yuto「はぁ...ん?あれ?これなんだ?」
ピコン!
治癒の薬草 ノーマル
Yuto「よっしゃ!!!ようやく見つかった!!!」
Toyfrog「ゲコッ!!!!!!」
Yuto「あ、あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!やらかしたーーー!!!!!!!!!!」
10分後...
Yuto「はぁはぁ...なんとか撒いた...さっきの治癒の薬草の形覚えたから今度こそ集められるぞー!」
どこかなぁ、どこかなぁ
Yuto「あ!みっけ!おお!!いっぱいあるじゃん!!!ラッキー!」
治癒の薬草 ×13獲得
やったー!
Yuto「んじゃあ、マップ見ながら村に戻ろうかな」
マップからだと道は見えないが、村の方向はわかるんだ。
24分後...
Yuto「ついたー!!!大森林の入り口だー!」
ようやく戻って来れたー!!!やったぜ!
Yuto「早速薬草を届けに行こうか」

~モーモー村~
Yuto「おっちゃん!持って来たよ!」
店長「おー!ありがとう!それじゃあその薬草をあそこにある鍋で1分茹でて、瓶の中に入れてくれ。そしたらポーションが出来上がる!」
Yuto「わかった!えーっと、なべなべ...あった!」
火はついてるな。
Yuto「薬草5個入れて、1分煮込む!」
グツグツグツ...
1分後...
Yuto「1分経った!あ!すげー!!緑色の液体になってる!回復薬かな?」
あとは瓶に入れるだけ!
Yuto「鍋を持って入れようとしたら...」
ジュー!
Yuto「あっつ!!!あっつ!あっつ!あっつ!! フー!フー!やっぱり温度とかの設定あるんだな。この世界」
んー...どうしたらポーションができる?
うーむ...あ!そうだ!
Yuto「瓶ですくえばいいんだ!」
ジョロ!!
Yuto「できた!治癒のポーション!!」
これを渡せばクエスト完了だ!
Yuto「はいよ!おっちゃん!」
店長「ありがとう! ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ! んーーーーー!!!!治ったーー!!!!!!!」
Yuto「すげぇ...骨折が一瞬で治った...」
店長「君は俺の命の恩人だ!お礼にうちの家宝をあげよう!」
Yuto「え!?いいの!?」
店長「受け取ってくれ!」

クエスト完了!
Result
ブラックチタンソード(アンコモン)
治癒のポーション ×3
5000giluギル
ジェントルショップ(この店)値段半額

Yuto「この剣かっこいいー!!!!!」
めっちゃ黒色でかっこいい!!!
チュートリアル レア度

ノーマル
アンコモン
レア
グレートレア
エピックレア
レジェンダリー
ミソロジー
下に行けば行くほどレア度が高い。
Yuto「はぇぇ...レア度いっぱいあんのかー...ミソロジーの武器ゲットしてみたいなぁ」
店長「どうだい?早速うちの店でなんか買うかい?」
Yuto「なにあるの?」
店長「そうだなぁ...盾とかあるよ」
Yuto「へー...」
ふらふら...
店長「?あんた大丈夫かい?」
Yuto「大丈夫...」
状態異常 麻痺

チュートリアル 状態異常 麻痺
体が痺れて動かなくなる。
麻痺性が強い物ほど、麻痺の効果が強くなる。

Yuto「だいじょう...」
バタン!
ピクピク!ピクピク!
Yuto「あばばばばばばばばば」
店長「あんたもしかして森に生えてたこういうキノコ食べたのかい?」
俺の目の前に出されたキノコは森で食ったキノコと同じ種類だった
もしかして...
Yuto「あばば...毒キノコ?」
店長「よわい毒性だけどねぇ...これ飲みな」
Yuto「ゴクッ!ゴクッ!ゴクッ! ぷはぁ!あれ!?麻痺状態が治った!」
店長「それは、麻痺効果をなくしてくれるポーションだ!すごいだろ?」
Yuto「すげぇ! というか、さっきのキノコってなんで名前なの?」
店長「スーパーなマ○オに出てくるキノコ」
Yuto「ファー~!!!!!!!!」




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