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ウシルル

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2章 モーモー村

3話 新しい拠点

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2031年 11/1 俺は、新しい拠点に着いた。
拠点の名前はモーモー村 牛さん達がいっぱいいる牧畜が盛んな村らしい。
Yuto「野宿はきつい...」
そう!俺は金がないので宿に泊まれないのだ!
ていうか、今何時だ?
Yuto「9時31分...この世界でも24時間が一日なのね...」
さて、強くなるために今からレベリングするか! けど...
Yuto「腹減ったなぁ...」
そういえば、昨日はなんも食ってなかったっけ...
Yuto「お店今の時間帯開いてるのかなぁ?」
そう思いつつお店を探すことにした
村人a「おいおい、なんかあいつボロボロだな」
村人b「だな、なんかあったのか?」
スッゲー見られてる...なんかヤダ。ていうか、固定じゃないの?NPCが喋るやつって AIでも搭載されてんのか?
Yuto「お店お店...あった!...って!」
closed   10:00~22:00
あと20分あるじゃねぇかぁ!
どうしよう...マジで腹ペコだ...
Yuto「食料なんか配布来てるかー?頼む!あってくれ!」
アイテム欄を見たが...
ない...
ちくしょーーー!!!!!!!!
Yuto「今何giluギル持ってる?俺」
5200giluかー...そういや昨日モンスター倒しながらここまで来たんだっけ
ていうか、この世界の物価がわからんから食料の値段が未知数だ...
もしパン一個が1000giluギルだとしたら...
1日パン一個で5日しか生きれなくね?やばくね?
いや!でも、法律とかは日本の六法全書を参考にしてるみたいな話があったような...ないような...まぁいいや!とりあえず日本がモチーフだからもしかしたら1giluギル=1円ってごとになる! そうだ!そうに違いない!
Yuto「まぁ...待つしかないか...」
...んー、ただ待ってるのも暇だしモンスター弱いやつ倒して少しでもレベリングするか!
てな訳で!今から平原に行こう!

~ハジマリ平原~
Lv 3 Boar「フゴッ!」
相変わらずこいつばかり狩っているな、俺。
まぁこいつ楽だからってのもあるけど
Yuto「オラ!」
Boar「プギャー!」
Yuto「よっしゃ倒せた」
Result item
12exp
26gilu
レベルが3→4になった
Yuto「やったー!レベルが上がったー!」
そういえば、ステータスってどんな感じなんだろう?ちょっと見てみるか
メインウィンドウ出しーの、ステータスボタン押しーの...
Yuto「んーと、ATKアタック 141 DEFディフェンス 156 んー装備買ったりゲットしたりして比べないとなんとも言えんなぁ...」
他には...職業!職業あるんだ!えーっと、無職...そりゃ無職に決まってんだろ!大体どうやったら仕事できるようになるの?レベルが上がったら仕事できるようになるのかなー?
他には...スキル一覧がある!見てみよう...えーっと...なし! まぁ、最序盤だから仕方ないな!
他を見るのはまた今度にしよう...
Yuto「今何時だ?」
10時37分!
行けるな!
Yuto「村にもーどろ!」
店も開いてるだろ!

~モーモー村~
Yuto「着いたー! さーて、お店お店ー!」
closed   10:00~22:00
Yuto「は???えっ、何で?」
ピコンピコン! クエスト発生
-店長を助けろ-
Yuto「ク☆エ☆ス☆ト☆発☆生!」
受注しますか?
     Yes/No
Yuto「とっとと飯食わせろーー!!!!!!!!」
Yesをポチっ!
ピコンピコン!
店の裏側に行こう
Yuto「あっ!ちゃんとクエストガイドあるんだ!ありがてぇ!」
店の裏側に行った。
すると、そこには店長?らしき人が倒れていた
店長?「いーてててて!」
Yuto「(何だこいつ! まぁ話しかけないとクエスト進まねーよな...)」
店長?「あー!いてててて!」
Yuto「どうしたんですか?」
店長?「店を開店しようと思ったら転んで足を折ったみたいなんだ」
Yuto「(ダサくね?)」
店長「ああ、薬草があればすぐ治るのに...」
Yuto「(あっ、これ取ってきましょうか?とか言わないといけないやつじゃあ)」
店長「そうだ!そこの少年よ!」
Yuto「えっ!?あっ、はい?」
店長「すまないが、森へ行って治癒の薬草×5持ってきてくれんか?」
Yes/No
Yuto「わかりました。すぐ取ってきます」
俺はYesを押した
店長「ありがとう。森は村の入り口から西へ行くとある。頼むよ」
Yuto「はーい」
これ多分クエスト成功したら俺だけ特別に商品をセールしてくれるんじゃね?
まぁ可能性だけどな...
Yuto「確か、西だったな」
一応行く途中でも、レベル上げは重視しておこう
Yuto「森ねぇ...はじめてのフィールドだなぁ」
どういうモンスターがいるのかちょっと楽しみでもある
Lv 5 Boar「フゴッ!」
Yuto「またお前か」
Boar「フゴー!!」
Yuto「よっと」
Boar「フゴー!!!」
Yuto「(こいつちょっと強い方のやつだな!経験値が美味しいやつかも!)」
ステップスラッシュ!
Boar「フゴッ!?」
Yuto「おりゃあ!」
ジャキーン!
Boar「プギャー!」
Result item
50exp
100gilu
獣肉
Yuto「おー!5体分くらいのやつだったんか!いいねいいね!」
俺はウキウキで森へ向かった
Yuto「ここが森ね...雰囲気あるなぁ」
とっとと治癒の薬草5個集めて帰ろ!



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