主人公の幼馴染みを好きになってしまった話

希望

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まさか名家の人間がラーメンを好むとはな。やはりラーメンは正義だ

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 「まぁな。ここはタレントがテレビ局を伴って来たりしてこの辺じゃ有名なんだよ」

 ギャル曽根が食べたラーメンはマジで驚いた。、めちゃくちゃ大きい器に見たことないくらいの大きさのチャーシューが乗っていたからな。あの細い体によく入るものだと驚いたものだ。俺は男だがあの量を食べれるきはしないからな。さすがに大食いでテレビにでているだけはある。

 それからラーメンが来る間しのぶのことについて語り明かしているとラーメンが来た。

 「うわーすごいチャーシューがでかいねー。写真撮ってインスタに載せよう」

 長濱さんはリュックからiPhoneを取り出し、写真を撮っていた。やっぱり長濱さんもインスタやってるのか。インスタはリア充に必至だからな。やってない俺は時代に遅れているんだろう。俺もインスタを長濱さんの投稿を見るためだけにやろうかな。

 「写真撮れたか?」
 
 「うん撮れたよ」

 長浜さんは写真を見せてきた。リア充女子なだけあってその写真は美味しそうに撮れている。

「 よく撮れているな。それじゃー食べるか。いただきます」

俺はラーメンをレンゲにスープをいれながら箸で麺をとり啜って食べると濃厚な味噌の味が広がった。やっぱり蔵出し味噌は最高だな。そのあとチャーシュを口にいれると、噛みごたえがありながらも柔らかくて美味しい。

「思ったよりすごく美味しいよ」

「喜んでもらえて何よりだ」

すると奥から店員さん達の喋り声が聞こえた。

「来月閉店するのにまだバイト決まってないわ。ただてさえ金欠なのに」

「このご時世だしな。飲食じゃなかなか決まらないよなー。事務仕事で探してみたらどうだ?」

そんな、ここ閉店するのか美味しいのに。これじゃ長濱さんを連れてきたけど、常連になって一緒に食べに行くって言う希望が叶わない。残念だ。でもラーメンの美味しさは伝わってるはずだから違うラーメン屋に一緒に行けるかもしれない。

「ここ閉まるんだね。常連になろうかなと思っていたから残念だね」

長浜さんは少し悲しそうにしながら言った。まぁ常連になろうと思っていた店が閉まるのは悲しいよな。だがラーメンの素晴らしさを知ったから俺のおすすめのラーメン屋を教えよう。

「まだ美味しいラーメン屋はあるから今度一緒に行こうぜ」

「うんそうだね。ラーメン屋のラーメンってカップ麺と比べてかなり美味しいって思ったけど、一人では入りにくいから一緒に行ってくれるならありがたいよ」

今日はラーメン屋に来てよかったわ。これで次に繋ぐことができる。俺の作戦勝ちだ。次は北海道味噌ラーメンにするか。俺は次はどんなデートをしようかと楽しみにしながら食べた。

しばらく経つと食べ終わったので、俺はケータイをいじりながら待っていた。

そして長濱さんもラーメンを食べ終わり俺達は店をでた。お腹いっぱいになるまで食べれたな。やっぱりラーメンは最高だと再認識した。 

「今日はこんな美味しいラーメン屋に連れてきてくれてありがとね」

長濱さんにっこりとしながら言った。長濱さんの笑顔をもらいました。まあまあの目を細めた微笑みじゃないが。それでも今までは長濱さんの本心の笑顔や微笑みを見ることは今までなかった。だから前に進んだと言う実感がある。 

「長濱さんの家ってどこなんだ?」

「松戸だよー駅からは少し遠いけどね」
 
へぇーてことは中学の時にどっかですれ違ってる可能性もあるのか。俺が通っていた塾は松戸駅にあったし。まぁ同じ塾の可能性はないだろうが。同じ塾だったらこんな美少女がいたら気づくはずだしな。

「へぇーそうか。松戸って言ったら文化財に指定されてる家があったな」

長濱さんは少し驚いた顔をした。ん?なんか驚くようなこと言ったか?もしかして松戸あまり有名じゃない場所を言ったから驚かれたのか。あそこは人が住んでるから知っている人はごく一部だろう。

「実はそこ私の家なんだ」

え?てことはかなりのお嬢様じゃん。さあそこは徳川家家だったはずだよな。ご先祖は華族で徳川家ってことなのか?確かに財布が高級ブランドだったり歩き方は上品だったりするが。  
「ご先祖は徳川家なのか?」

「うん一応松戸徳川家の一族なんだよね。うちは分家だけどたまたま祖父の会社が儲けて松戸徳川家から家を買ったんだよね」

俺は歴史が好きだから徳川家の子孫と話してると思うと感動する。松戸徳川家は確か水戸徳川家当主だった人が松戸の戸定邸に隠居してできた家だよな。だから江戸幕府最後の将軍徳川慶喜の実の弟だからかなり将軍家と近い家柄だよな。 

「感動だよ。徳川家の人と話せて」

俺も一応薩摩の士族であり陰陽師の家系だが、ここまで大物じゃない。生まれた時代が違ければ長濱さんに出会うこともなかったなかもしれない。身分が違すぎるからな。
 
「徳川って言っても分家の分家だけどねー。でもご先祖をしてくれているのは嬉しいよー」  

「徳川って言えば徳川慶喜って世間に言われてるより優秀だよな」

「うんそうだね。後先のこと考えて大政奉還したしね。結局予想は外れて要職にはつけなかったけど」

「まぁそうだな。生まれる時代が違えば名君になっていたかもしれないしな」

おっとつい話し込んでしまった。長濱さんの家の門限は大丈夫だろうかそれだけの名家なら、きっと家のルールも厳しいはずだ。そう思いこの話しは切り上げることにした。
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