主人公の幼馴染みを好きになってしまった話

希望

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長濵さんと放課後を過ごす

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何事もなく授業が終り、今は教室に戻り、帰りの支度をしている。俺はチラチラと長濵さんをみている。一緒に帰りたいから見てるのだ。この前松戸のスーパで長濵さんを見かけた。てことは少なくとも馬橋までは一緒に帰れるってことだ。それなら一緒に帰りたいって思うのも仕方ないだろう。森田とは一緒に帰らないはずだしチャンスはある。

それにしても俺は長濵さんが振られてから積極的になったな。まぁ今までは森田が長濵さんを好きだろうと思っていたからな。気持ちを押し込んでいたのもある。それにしてもやっぱ自分から誘わなきゃ無理だよな。どうやって誘おうか。俺は誰かを誘って帰ったことがないからどうやればいいか分からない。ええいままよ!

「長濵さん今日ひとりだった一緒に帰らないか?」

周りの男共はあいつ砕けに行っているぞという顔で見てくる。挑戦もできないやつになにかを思われても気にしない。

長濵さんはチラッと森田を見て、森田が女子にか困れてるのを確認した。

「いいよ聡史くんは違う人と帰るみたいだし」

よっしゃーサンキュウ森田。お前は他の女子と戯れてろ。俺は楽しく長濵さんの笑顔を見ながら帰るから。長濵さんの笑顔は世界一可愛い。

「どうしたのにやけて、ちょっと怖いよ」

おっとにやけてしまったみたいだ。い井古田があるとにやけちゃうんだよなぁー。長濵さんに気持ち悪く思われるからこの癖どうにかしないとな。

「あまりに嬉しかったからちょっとにやけただけだ」

「そうなんだ。なか照れるなぁー」 

長濵さんは両手をほほに当てて嬉しそうに目を瞑った。あざといが可愛い人がやると絵になるな。そういえば櫻坂の姉妹グループの日向坂にアザと可愛いという曲があったな。その曲の主人公みたいな気分になる。

俺のクラスの美少女かこんなに可愛いのは間違っていないというタイトルで新作かけるレベルの美少女だよな長濵さんって。今のことで分かるとおり俺は売れないライトノベル作家をやっている。主な作品の種類はラブコメだ。いつか長濵さんに読んでもらいたい。

「そうだ、今日どこかに行かないか?」

長濵さんは笑顔ていいよーとほんわかした感じで言った。よっしゃー夢だったんだよな。長濵損と放課後デートするの。でも一般的な見解だとこれはお互いにデートだと思ってないからデートにはならないのか。それならいつかデートだと思ってもらえるように頑張るか。

すると互いに帰る準備を始めた。長濵さんはマイペースに帰る準備をして、俺は一分でも長くいたいから速く帰る準備をする。これが互いの感情の違いである。

俺はすぐに終ったので、森田を観察することにした。参考になるかもしれないからな。森田はまた女子と楽しそうに話していた。なんで長濵さんは森田のことが好きなんだろうか?確かに森田はこんな俺にも席が近くなったときは優しかったが、所詮それだけだ。イケメンでもないし。あとなぜか、何回か女子が話してるのか聞こえてないことかあったな。難聴系主人公かよとそのたんびに思ったよ。あとは天然ジゴロだな。

「用意終ったよ。どこに行くの?」

長濵さんかあんまり行かない場所にしよう。長さんはお嬢様じゃないかという噂がある。つまりゲーセンは行ったことがないだろう。プリクラだけはありそうだが。プリクラはゲーセンに行ったとは言わない。

「ゲーセンに行くか」

「いいよ。ゲーセン行ったことないから楽しみだねー」

やっぱり行ったことないのか。でも行きたいと思っていたぽいしよかった。ゲーセンは治安がよくないからナンパに注意をはらっておこう。

「それじゃー行くか」

長濵さんはそうだねと言ったあと、鞄をもって俺の隣に並んだ。時節笑顔で話しかけてくる姿に萌えた。

俺達は下駄箱で靴に履き替えて、外に出て駅に向かう。長濵さんが隣にいるだけで、ものすごい視線を浴びるな。まぁ学園のアイドルか一緒に今までいた男なんて森田くらいだしな。まぁ今は特別な関係じゃないがいつかなってやる。

「尾関くんってよくゲーセンって行くの?」

なにか取って欲しいものがあるのだろうか?結構な頻度て行ってるから取れないものはないが。

「週2日ぐらいだな。ユーホーキャッチャーは得意だぞ」

ここまでくるのに大金を使ったが。つまりあらゆるユーホーキャッチャーからものは取れる。俺に死角はない。

「へぇーそうなんだ。じゃー欲しいアニメのキャラのグッツがあったら取ってもらっていい?」 

「いいぞ」

このときほどユーホーキャッチャーをやりまくっていてよかったと思った日はない。神経をすませて、全集中して取りに行ってやるどんな難易度が高いものでも。

「そんなことより長濵さんってアニメ好きなんだな。意外だわ」

長濵さんがアニメ好きって俺と同じじゃん。好きなアニメが一緒かどうか分からないけど。まぁ模したらメジャーなアニメだけかもしれないが。

「よく言われるよ。漫画もカバーありだけど読んでいるよ」

カバーありってことは結構際どいイラストのやつも読んでいるのか。まぁ女子からしたら過激なイラストのものは学校では読めないな。俺は読んでいるよ。時々にやついて、周りに引かれてこそこそ陰口を言われているが。べ、別に悲しくなんてないからね。

それにしても意外だ。長濵さんの趣味を知っていて、周りが引かないなんて、いやメジャーなものを好きだと言っておけば引かれないか。リア充もメジャーなアニメは見る時代だし。オタクなやつ陰キャという印象も変わりつつあるしな。




「へぇーそうなのか。ちなみになんのアニメが好きなんだ?」

「鬼滅の刃かな。後は東京レイヴンズとかバイオレットエアーガーデンとかかな」

俺と一緒じゃん。俺の推しメンはしのふだ。優しくて笑顔が可愛くて、姉思いで、何よりも好きになった人に尽くしてくれそうなところが好きだ。美少女で鬼を殺す薬を作れるほどの頭のよさと執念が好きだ。

「誰が推しメンなんだ?」

それはついてからのお楽しみだよ。長濵さんの推しメン知りたいな。推しメンが同じなら話が盛り上がるし。そんなことを考えてると駅に着き、定期を見せて駅に入りちょうど電車が来たので乗った。
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