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硬貨
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「よう、落ち着いたか?」
部屋で待っていると、ギルアスさんがエレンさんと部屋に入ってきた。
「はい……えっと…すみません。」
「いや、あれはアイツが悪いからな。気にする必要はないさ。……で、あの剣の所有者になったって……マジ?」
恐る恐るといった感じでギルアスさんが問いかける。
「えっと……はい、そうですね……俺も驚きました。」
「…そうか……そうだよな…………ふぅ…とりあえず、剣がある場所に行くぞ。」
ギルアスさんは額に手を当てて、深呼吸をした後、剣がある場所に行こうと言ってくれた。
「はい、ありがとうございます。」
ギルアスさんに連れられて、俺、エレンさん、スイは地下にやって来た。
「ほら、この部屋だ。」
「ありがとうございます。」
部屋の中に入ると、呪いの剣……レヴィンが封印された剣があった。
「……えっと…レ、レヴィン……いるか?」
剣を手に取ってレヴィンに問いかけた。
――ヒビキか……さっき振りだな。どうかしたか?――
「……俺って所有者…でいいんだよな?」
なんか……あれだけ疑われたら自分でも不安になってきた。
――今さらどうした?…汝は正真正銘、我の所有者だ――
「なら良かった。一つ聞きたいことがあるんだが……」
――なんだ?我が答えれることなら、いくらでも答えよう――
「あー…じゃあ…なんで剣に触れた人間を燃やしたんだ?」
――……剣に触れた人間を燃やす?…なんのことだか我には分からんのだが……――
「……マジ?」
――うむ、我に覚えはない――
「そう…か………えっと…エレンさん、ギルアスさん…レヴィンはこう言ってますけど……剣が人間を炎で包んだって…本当ですか?」
俺はエレンさんとギルアスさんを見て言った。
「いやいや……こう言ってるって…お前なぁ…お前のことを知らない奴がお前を見たらヤバい奴だと思われるぞ。なんたって俺とエレンにはその剣がなんて言ってるかなんて分からないんだからよ……」
「そうだよ……私達には何も聞こえてないから……」
あー……レヴィンの声は俺にしか聞こえないのか……
「…そうだったんですね……えっと…レヴィンは人間を燃やした覚えがないそうで……本当にこの剣だったのか疑問に思ったんです。」
「そうか……一度調べ直すか。呪いの装備は国の管理下だからな。呪いの装備を所有するにも国からの許可が必要だ。本当に呪いの装備じゃないなら国からの報酬目当てで呪いの装備にでっち上げのかもしれないし…どちらにせよ、調査はしないといけないな。」
「国からの報酬…ですか?」
しかも、呪いの装備って国の管理下にあんの?
「ああ。呪いの装備は人間にとって害になる効果のある装備のことだからな。売るにしても買うにしても所有するにしても、国の許可がいる。ついでに言うなら、呪いの装備を発見したら国に報告しないといけない。報告されてない呪いの装備を持っていたら……確か、罰金が…白金貨五枚…だったな。」
「は、白金貨が、五枚……」
エレンさんが絶句しているけど……
……白金貨一枚あたりの価値が分からないな……
「あ、あの……白金貨一枚ってどれくらいの価値なんですか?」
……これ絶対にまた、ため息つかれるな……
「…ハァ……お前なぁ……いいか?まず、硬貨は全部で六種類ある。下から順に、半石貨、石貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨だ。だいたいリンゴ一個あたり、銅貨一枚と石貨二枚前後で120リルだな。」
なるほど……日本円でリンゴ一個120円くらいだから…だいたい日本と物価は同じくらいか……なら白金貨は一枚当たり十万円相当か……
「んで、半石貨が1リル、石貨が10リル、銅貨が100リル、銀貨が1000リル、金貨が10000リル、最後の白金貨だけ特殊で1000000リルだ。」
……桁が違う気がする……
「え、えっと……金貨が10000で白金貨が1000000……ですか?」
「ああ、そうだ。まぁ…戸惑うのも分かる。昔は100000リルの硬貨もあったらしいんだけどな。」
「そう…なんですか?」
なんでなくしたんだよ……
「それが白金貨を半分にぶった切ったものだったから……白金貨の価値は高いのにもったいないってことで廃止になったんだって。」
いやいや……まず、なんで十万リルの硬貨を作ろうとして、十倍の価値のある百万リルを半分にしたんだ?その時点で割にあってないし……その感じだと半石貨も石貨を半分にぶった切ったんだろうな……十倍の価値なのに……
――……汝よ、我のことを忘れておらんか?――
「あ……ごめん…忘れてた……」
――素直だな。……して、そこの者達にも我の声が聞こえるようにしたほうがよいか?――
「出来るのか?」
――うむ、造作もない――
「なら頼む。」
――分かった……ふむ、これでどうだ?――
俺に返事をしてすぐにエレンさん達にも聞こえるようにしてくれたみたいだ。
「……剣がしゃべった……ギルド長、呪いの装備って喋るんですかー?」
「……喋るわけないだろ……これが例外なだけだ……あー…胃が痛い……上になんて報告したらいいんだ……」
……ご迷惑お掛けして申し訳ありません……
部屋で待っていると、ギルアスさんがエレンさんと部屋に入ってきた。
「はい……えっと…すみません。」
「いや、あれはアイツが悪いからな。気にする必要はないさ。……で、あの剣の所有者になったって……マジ?」
恐る恐るといった感じでギルアスさんが問いかける。
「えっと……はい、そうですね……俺も驚きました。」
「…そうか……そうだよな…………ふぅ…とりあえず、剣がある場所に行くぞ。」
ギルアスさんは額に手を当てて、深呼吸をした後、剣がある場所に行こうと言ってくれた。
「はい、ありがとうございます。」
ギルアスさんに連れられて、俺、エレンさん、スイは地下にやって来た。
「ほら、この部屋だ。」
「ありがとうございます。」
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「……えっと…レ、レヴィン……いるか?」
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――ヒビキか……さっき振りだな。どうかしたか?――
「……俺って所有者…でいいんだよな?」
なんか……あれだけ疑われたら自分でも不安になってきた。
――今さらどうした?…汝は正真正銘、我の所有者だ――
「なら良かった。一つ聞きたいことがあるんだが……」
――なんだ?我が答えれることなら、いくらでも答えよう――
「あー…じゃあ…なんで剣に触れた人間を燃やしたんだ?」
――……剣に触れた人間を燃やす?…なんのことだか我には分からんのだが……――
「……マジ?」
――うむ、我に覚えはない――
「そう…か………えっと…エレンさん、ギルアスさん…レヴィンはこう言ってますけど……剣が人間を炎で包んだって…本当ですか?」
俺はエレンさんとギルアスさんを見て言った。
「いやいや……こう言ってるって…お前なぁ…お前のことを知らない奴がお前を見たらヤバい奴だと思われるぞ。なんたって俺とエレンにはその剣がなんて言ってるかなんて分からないんだからよ……」
「そうだよ……私達には何も聞こえてないから……」
あー……レヴィンの声は俺にしか聞こえないのか……
「…そうだったんですね……えっと…レヴィンは人間を燃やした覚えがないそうで……本当にこの剣だったのか疑問に思ったんです。」
「そうか……一度調べ直すか。呪いの装備は国の管理下だからな。呪いの装備を所有するにも国からの許可が必要だ。本当に呪いの装備じゃないなら国からの報酬目当てで呪いの装備にでっち上げのかもしれないし…どちらにせよ、調査はしないといけないな。」
「国からの報酬…ですか?」
しかも、呪いの装備って国の管理下にあんの?
「ああ。呪いの装備は人間にとって害になる効果のある装備のことだからな。売るにしても買うにしても所有するにしても、国の許可がいる。ついでに言うなら、呪いの装備を発見したら国に報告しないといけない。報告されてない呪いの装備を持っていたら……確か、罰金が…白金貨五枚…だったな。」
「は、白金貨が、五枚……」
エレンさんが絶句しているけど……
……白金貨一枚あたりの価値が分からないな……
「あ、あの……白金貨一枚ってどれくらいの価値なんですか?」
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「…ハァ……お前なぁ……いいか?まず、硬貨は全部で六種類ある。下から順に、半石貨、石貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨だ。だいたいリンゴ一個あたり、銅貨一枚と石貨二枚前後で120リルだな。」
なるほど……日本円でリンゴ一個120円くらいだから…だいたい日本と物価は同じくらいか……なら白金貨は一枚当たり十万円相当か……
「んで、半石貨が1リル、石貨が10リル、銅貨が100リル、銀貨が1000リル、金貨が10000リル、最後の白金貨だけ特殊で1000000リルだ。」
……桁が違う気がする……
「え、えっと……金貨が10000で白金貨が1000000……ですか?」
「ああ、そうだ。まぁ…戸惑うのも分かる。昔は100000リルの硬貨もあったらしいんだけどな。」
「そう…なんですか?」
なんでなくしたんだよ……
「それが白金貨を半分にぶった切ったものだったから……白金貨の価値は高いのにもったいないってことで廃止になったんだって。」
いやいや……まず、なんで十万リルの硬貨を作ろうとして、十倍の価値のある百万リルを半分にしたんだ?その時点で割にあってないし……その感じだと半石貨も石貨を半分にぶった切ったんだろうな……十倍の価値なのに……
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「出来るのか?」
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「……剣がしゃべった……ギルド長、呪いの装備って喋るんですかー?」
「……喋るわけないだろ……これが例外なだけだ……あー…胃が痛い……上になんて報告したらいいんだ……」
……ご迷惑お掛けして申し訳ありません……
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