森羅万象(短歌)

ニャロック

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冬の星座

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月のある夜は何となくなごむれど今宵は新月一人ぞ悲し


暗き道ポツリと立てる外灯は闇の中より夜叉やしゃを呼ばわる


猫の目は塀の上より見下ろしぬ人とはくも面白きもの


満天の星は久遠くおんを歌い居り何を望みて誰が創りけむ


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